• ブランド
    特設サイト
公開日 2012/04/12 00:02

Hulu、月額料金を980円に大幅値下げ - Wiiへも年内に配信開始

既存ユーザーも値下げ価格で引き続き利用可能
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フールージャパンは、動画配信サービス「Hulu」の月額サービスを従来の1,480円/月から980円/月に変更し、4月12日(木)から提供することを発表した。新規サービス登録者には、2週間の無料トライアルも提供される。

4月12日より、月額料金を980円に値下げ

現在の月額サービスの利用者は、今後は値下げ変更した新料金で、従来通りHuluのコンテンツがマルチデバイスで楽しめるようになる。

新しくなったHuluのトップ画面

本日開催された記者説明会では、Hulu 国際部 上級副社長 ヨハネス・ラーチャー氏が登壇し、日本でのビジネス業績と今後の展望についてプレゼンテーションを行った。

ヨハネス・ラーチャー氏

■任天堂とWiiへのHuluサービス提供開始に向けて契約を締結

ラーチャー氏はプレゼンテーションにおいて、任天堂(株)との間で、ゲーム機「Wii」にHuluのサービスを提供するための契約を締結したことを発表した。年内中に日本国内のインターネットに接続したWiiでHuluが楽しめるようになる。具体的な開始時期等は未定とのことだ。

現在Huluは、2,900万のデバイスに対応する

年内中にWiiへの配信開始を予定

同氏は「任天堂との契約締結に至ったことを嬉しく思う」とコメント。なお、国内でのサービスイン以来、Huluは様々なデバイスへの対応を果たし、現在は2,900万台以上のデバイスで視聴可能となっている。さらに今回の任天堂との契約締結により、Huluの視聴用アプリケーションがWiiに配信開始されたら、WiiのユーザーもHuluアプリをダウンロードし、月額980円のサービスに登録することでHuluコンテンツが見放題となる。なお任天堂から2012年中に発売予定となっている新ゲーム機「Wii U」については、具体的な計画はないとしながらも「今後プラットフォームに乗せていきたい」とコメントした。

■日本ではスマホやタブレットでの視聴比率が高い

ラーチャー氏はサービスの現状について、「2011年9月に日本でサービスを開始して以来、ビジネスは順調に成長している。市場の関心の高さに驚いている」とし、「開始当初と比較して、提供しているコンテンツは213%増加した。現在は725本の映画と、5,000話以上のテレビ番組の視聴が楽しめる。韓国のコンテンツ提供元10社を含む、全20社の提供元のコンテンツを用意している」と説明した。

Huluは2007年に創業し、ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーやワーナー・ブラザーズなどがコンテンツ提供元に名を連ねている

さらに最近では、テレビ東京のコンテンツを提供開始するなど、日本のドラマ作品も視聴可能となっていることや、同じくテレビ東京の人気アニメ作品を、最新話放送の翌日からいつでも見放題で視聴できることを紹介。ラーチャー氏は、「今後はテレビ東京をはじめとした既存のコンテンツパートナーのラインナップを強化していくと共に、新規のコンテンツパートナーも拡大していきたい」と語った。

続けて、日本ユーザーの反応として、サービス開始当初より「Huluを満喫している」「見たいドラマがすぐ追加されている」「日本の映画も増えた」など歓迎の声が増えていることを紹介した。なお日本のユーザー傾向について同氏は、「好奇心が高い」と認識しているという。米国と比較すると、スマートフォン/タブレット等のモバイルデバイスで視聴しているユーザーが多いといい、「モバイルデバイスで視聴者が伸びるのは嬉しい。とても勇気づけられる」とした。

国内ユーザーからは、Huluを満喫しているという好意的な声が多く寄せられているという

ユーザー数については、現在の登録者数や今後の目標について具体的な数値の名言は避けたが、「会員数は順調に推移しており、今後も魅力的なコンテンツを増やしていくなどしてさらなる会員数の増加に繋げたい」と意気込みを語った。今回の月額料金値下げについては、「従来料金の1,480円もユーザーにとっては魅力的な金額だったと思うが、980円にすることによってさらに魅力的になる」とコメント。「サービスの魅力を高め、さらなるユーザーを獲得し、コンテンツ供給元に対するビジネス的な還元もより充実させていく」と語った。

ブランドキャンペーンを実施する

なお今後の取り組みとしては、日本では初となるブランドキャンペーンを4月23日から開始し、屋外広告やテレビ広告、オンライン広告を展開する。ラーチャー氏は「日本では、Huluをトライアルしたユーザーの多くがそのまま有料サービスを使用しており、退会率が非常に低い」と、国内マーケットに対して前向きな姿勢を示しながら、「昨年9月の国内サービス開始以来、多くの方々にご利用いただき、お客様から多くの支持をいただいているが、まだ認知度が高いとはいえない。一度体験していただければ継続率は高いので、このようなブランドキャンペーンが前向きな結果を生み出すものと期待している。もっと多くの日本のユーザーにHuluを楽しんで頂きたい」と結んだ。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Switch 2、量販店の予約はどうなる? Amazon、ヨドバシ、ビック、ヤマダなどの現状
2 BS松竹東急にゴジラ再上陸。4/14から「平成・VSシリーズ」6作品を一挙無料放送
3 ソニー、「Sound Connect」新バージョンで自動再生やノイキャン制御が便利になる「シーン」タブなど追加
4 安くて良いオーディオ製品をオーディオ評論家4名が紹介! 『季刊・アナログ』最新87号、発売中
5 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』本日24:29より日テレ系でスタート。バラエティ枠での放送につき録画時は要注意
6 オーディオテクニカ「AT-CSP7」は“会社に常備したくなる”スピーカーフォンだ!使ってわかった魅力と実力
7 【ミニレビュー】電源クオリティに妥協なし。ラックスマンのフラグシップ電源ケーブル「JPA-17000」
8 iPhoneの着信音が鳴っちゃった! “最速“で音を消すワザとは?
9 井上尚弥のラスベガス“防衛戦”、Prime Videoで5月5日独占ライブ配信
10 final、新フラグシップイヤホン「A10000」発表。ダイヤモンド振動板を搭載、4/26「春のヘッドフォン祭」で試聴可能
4/8 10:52 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX