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公開日 2012/05/31 20:06
「iVDR EXPO 2012」開催 − 新製品やコンテンツ販売参入などアイ・オーが意欲的な展示
桃井はるこさんも来場
さらに、iVDR-S内のコンテンツを外部機器へムーブアウトし、PCでBDライティングできるようにするソフト「iVDRメディアサーバー3」も参考展示。現在バンドル提供している「iVDRメディアサーバー2」のアップデート版で、7月からの提供を予定しているという。
本ソフトではiVDR上のコンテンツをBDやDLNAサーバーにムーブ可能。コンテンツのリネームや削除にも対応するほか、ダウンロード型ムーブもサポートする。なお、本ソフトも「iVDRムービーエディター」も対応OSはWindowsのみ。
そのほか、HGST(旧「日立グローバルストレージテクノロジーズ」)は昨日発表したばかりのiVカセットを展示。iVDR-S対応の1TBモデル「iS1000」(予想実売価格15,800円前後)、ノンセキュアのiVDR対応のためアダプターを使用すれば日立“Wooo”以外のテレビでUSB-HDDとして使える「iP1000」(1TB/予想実売価格14,800円前後)などを展示していた。
さらに、iVDRカセットを4連装できるアダプター「iP1000X4」(予想実売価格17,800円前後/「iP1000」1個同梱)も展示。最大4TBという大容量も実現可能であることを示していた。
■iVDRでのコンテンツ販売にアイ・オー・データも参入
また、アイ・オー・データはiVDRメディアでのコンテンツ販売に参入することも発表。著作権保護技術「SAFIA」を適用したハイビジョンコンテンツをiVDRカセットに収録して販売するというもので、第一弾として桃井はるこのライブ作品『「しょうわ」歌謡ショー』と、小学校での教材用コンテンツ『東京書籍「コネクトライブラリー」小学校版』を7月上旬に発売する。
『「しょうわ」歌謡ショー』は、作品単体を12,800円で販売することに加え、iVDRプレーヤーとのセット販売も実施。セット版は17,800円という割安な価格設定にしている。イベント会場には桃井さんも駆けつけ、高画質コンテンツを大量に保存できる点などでiVDRに魅力を感じていることを語った。
作品には、2011年11月11日川崎CLUB CITTA’で行われた最新ライブのフルハイビジョン映像を、2時間45分完全収録。1時間の特典映像も収録している。
『東京書籍「コネクトライブラリー」小学校版』は、6教科(道徳/家庭/体育/国語/社会/理科)の約1700クリップの映像をハイビジョン収録。標準価格は26万円〜36万円(各教科)になる見込み。学校での使用を想定し、約750gで持ち運びも可能なiVDRプレイヤーも近日中の製品化を予定している。