公開日 2017/12/19 10:00
5人に聞き取り調査
AKGのイヤホン/ヘッドホンをプレゼントするなら? eイヤホン店員が選んだオススメモデル
構成:ファイルウェブ編集部
AKGのイヤホンやヘッドホンには、幅広いラインナップがある。初めての“良いイヤホン”といった価格帯のモデルから、プロが用いるモニタリングヘッドホン、Bluetooth対応モデル、ノイズキャンセリング機能搭載モデル、堂々たるハイエンドモデルまで、実に様々だ。
贅沢な悩みだが、これだけの品揃えからどれを手にして良いものか迷ってしまう。そこで今回、イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」の店員の皆さんに、オススメモデルを紹介してもらった。
■e☆イヤホン店員が考える“AKGブランド”
オススメイヤホンの紹介前に、まずはAKGというブランドについてどのようなイメージを抱いているのかをズバリ聞いた。
波多江「やっぱりAKGと言えば、長く続く老舗というイメージがありますね。音質的には素直で、どんなジャンルでもまんべんなく鳴らしてくれると思います。親しみやすい価格帯も取り揃えていることもあって、幅広いファンに愛されているブランドではないでしょうか」
田中「モニタリングヘッドホンなどプロからの信頼が厚いという部分も注目されますが、ノイズキャンセリングやBluetoothモデルにも力を入れていて、使いやすいモデルが多いというのも万人にオススメしやすいポイントですね」
佐藤「いまプロという言葉が出ましたが、プロがスタジオなど現場で使用するようなモデルも、デザインが無骨ではなくオシャレなんです。クインシー・ジョーンズとのコラボもそうですが、オーディオファンという方でなくとも手にしやすいと思います。音も万人受けしながらも、ありふれたものではない“AKGらしさ”があります」
川上「AKGの中高域や空間表現がすごく好きで、上品というイメージを持っていますね。ただ上品と言っても壁を作っているのではなくて、むしろ垣根を広げてくれているブランドだと思います。自分たち店員もそうですが、お客様からも支持の声が多くて、本当に色々な人に愛されていると感じます」
このように、専門店の店員からしてもAKGというブランドへ寄せる信頼は高いことが分かる。また来店するお客からは、最新モデルばかりではなくロングセラーもまんべんなく人気があるという。では、そんな中でオススメのモデルとは何になるのだろうか?
■e☆イヤホン店員オススメモデル〜イヤホン編〜
ここからは広報の松田さんも加わった計5人のオススメモデルを紹介していきたい。なお、今回はただオススメを選ぶだけではなく、「自腹で誰かにプレゼントするなら」という条件も付けた。結果として多くのモデルが選出されることとなったので、なかでも賛同意見が多かったものを取り上げていく。まずはイヤホンから。
●「N25」
松田「AKGで初めてデュアル・ドライバー構成を採用しているのが大きな特徴のイヤホンです。『N20』に対してハウジングサイズがわずかに大きくなっていますが、むしろそれによって空間表現が豊かになっていて、かつ質量は15gへと軽量化を実現、設計も新しくなりフィット感も向上と、“良いとこ取り”になっています。リモコンがiOSとAndroidどちらにも対応するのも使いやすいですね。男女どちらの耳にも快適に装着できて、イヤホン端子があればどのスマホでも楽しめます。音は中域がグッと入ってきて、低域や高域もバランス良く、しっかり分離している。全帯域で見通しの良さが感じられて、ボーカル系がとてもマッチしますが、オーケストラや映画音楽にも向いていると思います。Netflixなど映像鑑賞にも使ってみて欲しいですね」
『Nシリーズ』のハイレゾ対応カナル型イヤホン「N25」は、ほかにも「この価格だったら手が届くのに、という要望に応えてくれる」「装着感が良いので着けているだけで遮音性が高い」「音にメリハリがあって聴いていて楽しい」といった意見も寄せられた。
●「N40」
佐藤「AKGのイヤホンの中でもメインラインとなる、『Nシリーズ』のトップモデルになります。イヤホン全体での最上位となる「N3003」とは価格差も大きいですが、それに次ぐ上位モデルとしてしっかり作り込まれた、コストパフォーマンスが高いモデルです。AKGのイヤホンはヘッドホンよりもポップな見た目をしたものが多いんですが、N40はシックにまとめたカジュアルに使いやすいデザインになっています。音は“ザ・ハイブリッド”という感じですね。肉厚な低音に対して、中高域がマスクされることなく、解像度の高い音をしっかり聴かせてくれます。音の“質の良さ”が分かりやすいので、一度高級機を聴いてみたいという方にオススメしたいです」
Nシリーズのトップモデルである「N40」も店員からの人気が高い。さらにシリーズからは「N30」もオススメモデルとして。
川上「ひと言で表すなら“ちょうど良い”モデルです。兄貴分のN40とは価格差があり、弟分のN25はドライバー構成がハイブリッドではない。N40のハイブリッド構成を踏襲しながら、手に入れやすいのがN30ですね。ハイブリッドなのでバランス良くなってくれますが、N40よりもさらに低域がハッキリしていて楽しめる印象です。女性ボーカルが個人的にオススメで、しっかりした低音のリズムなどに負けない、めちゃめちゃキレイに伸びてくる声を聴くことができます」
またNシリーズからは、ノイズキャンセリング機能を搭載した「N20NC」も登場。
田中「ノイズキャンセリング機能の需要は高く、店頭でもお求めの声を聞くことが多いのですが、N20NCはこの価格帯のモデルとして、ノイズキャンセリング性能が頭一つ抜けて優秀なのがイチオシポイントです。バッテリー部分もただパーツとして装備されるのではなくカッコよくデザインされているので、女性からも人気が高いですね。明瞭感あるサウンドで、低域も高域もしっかり表現しながら、強調しすぎないので聴きやすいです」
AKGイヤホンはNシリーズばかりではない。最上位モデルである「K3003」を推す声も上がった。
波多江「最上位モデルということで値段も一番上ですが、なにより質が良いので、それだけ気持ちを伝えられるイヤホンだと思います。ハウジングに高精度のステンレスを採用していて、振動を抑えているので、音がキレイで爽やか。3ウェイのハイブリッドドライバー構成で、メリハリが効きつつもそれをバランス良くまとめています。AKGらしさを感じさせながらもクセがないので、間違いのないモデルとしてオススメです」
贅沢な悩みだが、これだけの品揃えからどれを手にして良いものか迷ってしまう。そこで今回、イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」の店員の皆さんに、オススメモデルを紹介してもらった。
■e☆イヤホン店員が考える“AKGブランド”
オススメイヤホンの紹介前に、まずはAKGというブランドについてどのようなイメージを抱いているのかをズバリ聞いた。
波多江「やっぱりAKGと言えば、長く続く老舗というイメージがありますね。音質的には素直で、どんなジャンルでもまんべんなく鳴らしてくれると思います。親しみやすい価格帯も取り揃えていることもあって、幅広いファンに愛されているブランドではないでしょうか」
田中「モニタリングヘッドホンなどプロからの信頼が厚いという部分も注目されますが、ノイズキャンセリングやBluetoothモデルにも力を入れていて、使いやすいモデルが多いというのも万人にオススメしやすいポイントですね」
佐藤「いまプロという言葉が出ましたが、プロがスタジオなど現場で使用するようなモデルも、デザインが無骨ではなくオシャレなんです。クインシー・ジョーンズとのコラボもそうですが、オーディオファンという方でなくとも手にしやすいと思います。音も万人受けしながらも、ありふれたものではない“AKGらしさ”があります」
川上「AKGの中高域や空間表現がすごく好きで、上品というイメージを持っていますね。ただ上品と言っても壁を作っているのではなくて、むしろ垣根を広げてくれているブランドだと思います。自分たち店員もそうですが、お客様からも支持の声が多くて、本当に色々な人に愛されていると感じます」
このように、専門店の店員からしてもAKGというブランドへ寄せる信頼は高いことが分かる。また来店するお客からは、最新モデルばかりではなくロングセラーもまんべんなく人気があるという。では、そんな中でオススメのモデルとは何になるのだろうか?
■e☆イヤホン店員オススメモデル〜イヤホン編〜
ここからは広報の松田さんも加わった計5人のオススメモデルを紹介していきたい。なお、今回はただオススメを選ぶだけではなく、「自腹で誰かにプレゼントするなら」という条件も付けた。結果として多くのモデルが選出されることとなったので、なかでも賛同意見が多かったものを取り上げていく。まずはイヤホンから。
●「N25」
松田「AKGで初めてデュアル・ドライバー構成を採用しているのが大きな特徴のイヤホンです。『N20』に対してハウジングサイズがわずかに大きくなっていますが、むしろそれによって空間表現が豊かになっていて、かつ質量は15gへと軽量化を実現、設計も新しくなりフィット感も向上と、“良いとこ取り”になっています。リモコンがiOSとAndroidどちらにも対応するのも使いやすいですね。男女どちらの耳にも快適に装着できて、イヤホン端子があればどのスマホでも楽しめます。音は中域がグッと入ってきて、低域や高域もバランス良く、しっかり分離している。全帯域で見通しの良さが感じられて、ボーカル系がとてもマッチしますが、オーケストラや映画音楽にも向いていると思います。Netflixなど映像鑑賞にも使ってみて欲しいですね」
『Nシリーズ』のハイレゾ対応カナル型イヤホン「N25」は、ほかにも「この価格だったら手が届くのに、という要望に応えてくれる」「装着感が良いので着けているだけで遮音性が高い」「音にメリハリがあって聴いていて楽しい」といった意見も寄せられた。
●「N40」
佐藤「AKGのイヤホンの中でもメインラインとなる、『Nシリーズ』のトップモデルになります。イヤホン全体での最上位となる「N3003」とは価格差も大きいですが、それに次ぐ上位モデルとしてしっかり作り込まれた、コストパフォーマンスが高いモデルです。AKGのイヤホンはヘッドホンよりもポップな見た目をしたものが多いんですが、N40はシックにまとめたカジュアルに使いやすいデザインになっています。音は“ザ・ハイブリッド”という感じですね。肉厚な低音に対して、中高域がマスクされることなく、解像度の高い音をしっかり聴かせてくれます。音の“質の良さ”が分かりやすいので、一度高級機を聴いてみたいという方にオススメしたいです」
Nシリーズのトップモデルである「N40」も店員からの人気が高い。さらにシリーズからは「N30」もオススメモデルとして。
川上「ひと言で表すなら“ちょうど良い”モデルです。兄貴分のN40とは価格差があり、弟分のN25はドライバー構成がハイブリッドではない。N40のハイブリッド構成を踏襲しながら、手に入れやすいのがN30ですね。ハイブリッドなのでバランス良くなってくれますが、N40よりもさらに低域がハッキリしていて楽しめる印象です。女性ボーカルが個人的にオススメで、しっかりした低音のリズムなどに負けない、めちゃめちゃキレイに伸びてくる声を聴くことができます」
またNシリーズからは、ノイズキャンセリング機能を搭載した「N20NC」も登場。
田中「ノイズキャンセリング機能の需要は高く、店頭でもお求めの声を聞くことが多いのですが、N20NCはこの価格帯のモデルとして、ノイズキャンセリング性能が頭一つ抜けて優秀なのがイチオシポイントです。バッテリー部分もただパーツとして装備されるのではなくカッコよくデザインされているので、女性からも人気が高いですね。明瞭感あるサウンドで、低域も高域もしっかり表現しながら、強調しすぎないので聴きやすいです」
AKGイヤホンはNシリーズばかりではない。最上位モデルである「K3003」を推す声も上がった。
波多江「最上位モデルということで値段も一番上ですが、なにより質が良いので、それだけ気持ちを伝えられるイヤホンだと思います。ハウジングに高精度のステンレスを採用していて、振動を抑えているので、音がキレイで爽やか。3ウェイのハイブリッドドライバー構成で、メリハリが効きつつもそれをバランス良くまとめています。AKGらしさを感じさせながらもクセがないので、間違いのないモデルとしてオススメです」