公開日 2016/10/22 18:32
Cavalii Audioのヘッドホンアンプも参考出展
<ヘッドホン祭>OPPOのネットワークプレーヤー「Sonica DAC」/MrSpeakersの静電型ヘッドホン
編集部:小澤貴信
「秋のヘッドホン祭2016」が、本日22日から東京・中野サンプラザで開催されている。本項では、OPPO Digital JapanおよびCavalli Audio/MrSpeakersの出展内容をお伝えする。
■OPPO Digital Japan
ポータブルヘッドホンアンプ/USB-DACの新製品「HA-2SE」(関連ニュース)をはじめ、同社ポータブル製品を一堂に集めたOPPO Digital Japan。その中で未発表製品として参考出展されたのは、ネットワークプレーヤー/USB-DAC「Sonica DAC」だ。2016年11月の発売を予定しており、価格は未定。
本機は先日、米デンバーで開催されたRMAF2016にて初披露された製品。ESSのフラグシップDACチップ「ES9038PRO」を搭載する。USB-DAC再生、ネットワーク再生(DLNA/UPnP)に対応し、USB-DACでは12.2MHz DSDおよび768kHz/32bit PCMの再生に、ネットワークでは12.2MHz DSDおよび384kHz/32bit PCMの再生に対応する。
純正コントロールアプリ「Sonica APP」もリリース予定。Bluetoothを内蔵し、インターネットラジオ機能も備える。その他、USBメモリー再生機能、DACプリ機能も備える。入力はUSB-B、USB-A、同軸/光デジタル、アナログRCAを搭載。出力はXLRおよびRCAを各1系統備えている。
■Cavalli Audio/MrSpeakers
こちらのブースでは、エミライが取り扱うMrSpeakersのヘッドホン、および米国のヘッドホンアンプブランドCavalli Audioの製品が出展された。Cavalli Audioの製品については、日本での正式な取り扱いを協議中とのこと。
MrSpeakersからは、静電型ヘッドホン「ETHER Electrostatic」が参考出展された。出展されたのは量産前の試作機だが、音の調整はほとんど終わっているとのこと。発売は2017年初頭を予定しているという。価格については「競争力のある値段になる」(MrSpeakers:ダン・クラーク氏)とのことだった。
一昨日発表された最上位ヘッドホン「ETHER Flow」「ETHER C Flow」を出展した。「ETHER Flow」は開放型モデル、「ETHER C Flow」は密閉型モデルとなる。
両モデルはMrSpeakersの特許技術である「V-Planar振動板」を採用すると共に、新たに特許技術「True Flowテクノロジー」を採用。ハウジング内のマグネットを保持するトレイにおける空気の流れを、流体力学に基づいて最適化することで、オリジナルモデルに比べて1/2に抑制したという。また、新開発のイヤーパッドも採用する。なお、本機および「True Flowテクノロジー」の詳細を創業者/開発者であるダン・クラーク氏が語った説明会の模様は、別記事にてお伝えする。
Cavalli Audioは、DIYヘッドホンのコミュニティで数々のヘッドホンアンプの回路を公開していたというAlex Cavalli博士が立ち上げたヘッドホンアンプ・ブランドだ(関連レポート)。
同社からはいずれもフルディスクリート/フルバランス設計となるヘッドホンアンプ4機種を出展。
「Liquid Carbon」は小型の据え置き型ヘッドホンアンプで、バランス出力も搭載。コンパクトモデルながら、Alex Cavalli博士が設計哲学を色濃く反映させたモデルだという。「Liquid Spark」はポータブルモデルながら、フルディスクリート/フルバランス構成、A級動作を実現。アナログ入力に特化したヘッドホンアンプだ。こちらは開発中で、デザインや仕様が変更される可能性もあるという。
静電型ヘッドホン専用ドライバーアンプ「Liquid Lightning」は、フォトレジスターを使用したボリューム調整機構を搭載。カスタムメイドのSTAX用出力端子も備える。「Liquid Tungsten」は、現在開発中の次期フラグシップヘッドホンアンプ。A級動作アンプで、ブースには回路のみを出展。実際に音を聴くことができた。
■OPPO Digital Japan
ポータブルヘッドホンアンプ/USB-DACの新製品「HA-2SE」(関連ニュース)をはじめ、同社ポータブル製品を一堂に集めたOPPO Digital Japan。その中で未発表製品として参考出展されたのは、ネットワークプレーヤー/USB-DAC「Sonica DAC」だ。2016年11月の発売を予定しており、価格は未定。
本機は先日、米デンバーで開催されたRMAF2016にて初披露された製品。ESSのフラグシップDACチップ「ES9038PRO」を搭載する。USB-DAC再生、ネットワーク再生(DLNA/UPnP)に対応し、USB-DACでは12.2MHz DSDおよび768kHz/32bit PCMの再生に、ネットワークでは12.2MHz DSDおよび384kHz/32bit PCMの再生に対応する。
純正コントロールアプリ「Sonica APP」もリリース予定。Bluetoothを内蔵し、インターネットラジオ機能も備える。その他、USBメモリー再生機能、DACプリ機能も備える。入力はUSB-B、USB-A、同軸/光デジタル、アナログRCAを搭載。出力はXLRおよびRCAを各1系統備えている。
■Cavalli Audio/MrSpeakers
こちらのブースでは、エミライが取り扱うMrSpeakersのヘッドホン、および米国のヘッドホンアンプブランドCavalli Audioの製品が出展された。Cavalli Audioの製品については、日本での正式な取り扱いを協議中とのこと。
MrSpeakersからは、静電型ヘッドホン「ETHER Electrostatic」が参考出展された。出展されたのは量産前の試作機だが、音の調整はほとんど終わっているとのこと。発売は2017年初頭を予定しているという。価格については「競争力のある値段になる」(MrSpeakers:ダン・クラーク氏)とのことだった。
一昨日発表された最上位ヘッドホン「ETHER Flow」「ETHER C Flow」を出展した。「ETHER Flow」は開放型モデル、「ETHER C Flow」は密閉型モデルとなる。
両モデルはMrSpeakersの特許技術である「V-Planar振動板」を採用すると共に、新たに特許技術「True Flowテクノロジー」を採用。ハウジング内のマグネットを保持するトレイにおける空気の流れを、流体力学に基づいて最適化することで、オリジナルモデルに比べて1/2に抑制したという。また、新開発のイヤーパッドも採用する。なお、本機および「True Flowテクノロジー」の詳細を創業者/開発者であるダン・クラーク氏が語った説明会の模様は、別記事にてお伝えする。
Cavalli Audioは、DIYヘッドホンのコミュニティで数々のヘッドホンアンプの回路を公開していたというAlex Cavalli博士が立ち上げたヘッドホンアンプ・ブランドだ(関連レポート)。
同社からはいずれもフルディスクリート/フルバランス設計となるヘッドホンアンプ4機種を出展。
「Liquid Carbon」は小型の据え置き型ヘッドホンアンプで、バランス出力も搭載。コンパクトモデルながら、Alex Cavalli博士が設計哲学を色濃く反映させたモデルだという。「Liquid Spark」はポータブルモデルながら、フルディスクリート/フルバランス構成、A級動作を実現。アナログ入力に特化したヘッドホンアンプだ。こちらは開発中で、デザインや仕様が変更される可能性もあるという。
静電型ヘッドホン専用ドライバーアンプ「Liquid Lightning」は、フォトレジスターを使用したボリューム調整機構を搭載。カスタムメイドのSTAX用出力端子も備える。「Liquid Tungsten」は、現在開発中の次期フラグシップヘッドホンアンプ。A級動作アンプで、ブースには回路のみを出展。実際に音を聴くことができた。
- トピック
- OPPO
- 秋のヘッドフォン祭2016