公開日 2016/10/31 19:02
トークと演奏に憧れの視線
<音のサロン>「女性のための音のサロン」、小川理子氏のコンサートに大勢の女性が集まる
季刊オーディオアクセサリー編集部
10月29日(土)30日(日)に行われた「JAS・音のサロン&カンファレンス」の小川理子氏による「女性のための音のサロン」には、大勢の女性が集まり盛況を博した。
小川氏は現在、パナソニック役員でありテクニクス事業推進室長を務める。“テクニクス復活”のキーパーソンである一方、CDを数多くリリースしてきた女性ジャズピアニストという顔も持つ。
「女性のための音のサロン」では、まず小川理子氏が、オーディオメーカーであり家電メーカーであるパナソニックという企業で、一女性としてどのように働き続けてきたか、その半生を語った。
入社当時、音楽好きな女性の感性を生かしたピュアオーディオ製品作りを手掛けてきた小川氏であるが、次第に映像製品やネットワークコミュニケーション製品が台頭していった時代の流れを受け、いったんはオーディオ事業部がなくなり、オーディオを作る部署から離れた話。その時に上司の方からジャズの道へと誘いを受け、ジャズピアノをもパナソニックの仕事とともに続けてきた話。そして、昨年のテクニクス復活にあたり、再びオーディオ製品作りに携わった話等々。
そんな経緯で生み出された結晶であるテクニクスのC-700シリーズ、C-500シリーズによる音楽再生も行われた。
29日はアナウンサーの三田佐代子氏を迎え、谷川俊太郎や金子みすずなどの詩の朗読に合わせた、小川氏によるピアノの即興演奏も。
最後には小川理子氏によるジャズスタンダードナンバーのソロピアノ演奏と、弾き語りがたっぷり行われた。
ラストナンバーは『What A Wonderful World(この素晴らしき世界)』を、堂々としたピアノと共に満面の笑顔で歌い上げた。
テクニクスブランドがいったん休止となった間も、自分の好きなジャズピアノをプロフェッショナルの領域で演奏し、どういうポストにいても歓びを見出し良い仕事を続け、それを経ていま、歴史あるオーディオブランドの復活に携わり、その象徴的存在となった小川氏に、女性達の憧れの視線が集まった。
会場に集まってきたのは各回40名ほど。小川氏の存在から影響を受けて、オーディオ製品に興味を持つ女性や、元気に仕事を続けていく女性が増えていくといいなと感じたイベントだった。
小川氏は現在、パナソニック役員でありテクニクス事業推進室長を務める。“テクニクス復活”のキーパーソンである一方、CDを数多くリリースしてきた女性ジャズピアニストという顔も持つ。
「女性のための音のサロン」では、まず小川理子氏が、オーディオメーカーであり家電メーカーであるパナソニックという企業で、一女性としてどのように働き続けてきたか、その半生を語った。
入社当時、音楽好きな女性の感性を生かしたピュアオーディオ製品作りを手掛けてきた小川氏であるが、次第に映像製品やネットワークコミュニケーション製品が台頭していった時代の流れを受け、いったんはオーディオ事業部がなくなり、オーディオを作る部署から離れた話。その時に上司の方からジャズの道へと誘いを受け、ジャズピアノをもパナソニックの仕事とともに続けてきた話。そして、昨年のテクニクス復活にあたり、再びオーディオ製品作りに携わった話等々。
そんな経緯で生み出された結晶であるテクニクスのC-700シリーズ、C-500シリーズによる音楽再生も行われた。
29日はアナウンサーの三田佐代子氏を迎え、谷川俊太郎や金子みすずなどの詩の朗読に合わせた、小川氏によるピアノの即興演奏も。
最後には小川理子氏によるジャズスタンダードナンバーのソロピアノ演奏と、弾き語りがたっぷり行われた。
ラストナンバーは『What A Wonderful World(この素晴らしき世界)』を、堂々としたピアノと共に満面の笑顔で歌い上げた。
テクニクスブランドがいったん休止となった間も、自分の好きなジャズピアノをプロフェッショナルの領域で演奏し、どういうポストにいても歓びを見出し良い仕事を続け、それを経ていま、歴史あるオーディオブランドの復活に携わり、その象徴的存在となった小川氏に、女性達の憧れの視線が集まった。
会場に集まってきたのは各回40名ほど。小川氏の存在から影響を受けて、オーディオ製品に興味を持つ女性や、元気に仕事を続けていく女性が増えていくといいなと感じたイベントだった。