トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2016/11/16 16:54
11月21日発売『オーディオアクセサリー163号』でも初登場

EAR Yoshinoからボリューム付き管球式CDプレーヤー&DAC「Acute Classic」が登場

季刊・オーディオアクセサリー編集部
ヨシノトレーディングはこの度、EAR Yoshinoブランドより管球式CDプレーヤー/DAC「Acute Classic」の発売を開始した。価格はクロム仕上げが890,000円(税抜)、ブラック仕上げが798,000円(税抜)となっている。

EAR Yoshino/管球式CDプレーヤー&DAC「Acute Classic」クロム仕上げ=890,000円/ブラック仕上げ=798,000円(ともに税別)。本機にはボリュームが搭載されているので、パワーアンプに直結が可能

本機のリア部。出力はRCAとXLRが各1系統ずつ。デジタル入力は同軸RCA(最大192kHz/24bit)、 光 TOS(最大88kHz/24bit)、USB(最大192kHz/24bit)を各1系統ずつ装備

同モデルはEARの創始者であるティム・デ・パラヴィッチーニ氏と、そのご子息であるネビン・デ・パラヴィチーニ氏による初の親子共作モデル。内部設計をティム氏が、外観デザイン等をネビン氏が担当している。


EARの創始者であるティム・デ・パラヴィッチーニ氏のご子息であるネビン・デ・パラヴィチーニ氏。本機では外観等のデザインを担当している
今回あえて、CDプレーヤーを新製品として開発した理由について、ネビン氏はこう語る。
「ハイエンドオーディオが望むものは物質的なデジタルデータを再生することだと言うことを我々は理解しています。我々はまた、オーディオファンが長い年月をかけCDコレクションの数を増やし、それらの音源が彼らの忠実な音源としてこれからも長く聴き続けられるであろうこともわかっています」

しかしながら現在の主流となりつつあるファイル再生への対応も忘れてはいない。「Acute Classic」は、単体のCDプレーヤーというよりは、CDも聴けるDAC付きプリアンプという位置づけ。最大192kHz/24bitまでのUSB入力を装備しており、さらに本機にはALPS社製の電動式ポテンショメーター仕様のアナログ・ボリュームを搭載。あえてデジタル・ボリュームを使用しない点は父であるティム氏のこだわりが随所に込められている。

また、前述の通り本機にはボリュームが搭載されているので、パワーアンプに直結が可能。EARサウンド、ティム氏の究極のアナログサウンドをCDやファイル再生でも味わうことができる。

最後にネビン氏は「EAR社はハイエンド商品を製造しつづけており、沢山のオーナーが長期にわたり愛用して下さっている事を知らされていますので、それがゆえにあえてAcute Classicとネーミングしました。そしてこの商品が、今後も10年間製造し続けられ、大勢の方に愛用され、ハイエンドオーディオ市場で、購入できる最後のCDプレーヤーになることを願っています」と語っている。

なおこの「Acute Classic」は11月21日発売の『オーディオアクセサリー163号』にて初登場。井上千岳氏による詳細かつ熱いレポートをお届けしている。こちらもぜひともお楽しみいただきたい。

11月21日発売の『オーディオアクセサリー163号』にて詳細なレポートをお届け

11月21日より発売開始の『オーディオアクセサリー163号』(定価1400円)

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 月額3万円の最強ChatGPTに「電源で音質が変わるか」と聞いたら意外な展開に
2 その男を怒らせてはいけない! “絶対に死なない”伝説の老兵がツルハシ1本で敵を討つ
3 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
4 QobuzもAmazonもこれ一台!コスパ抜群、機能も満点。ストリーマーの決定版「WiiM Ultra」を徹底ハンドリング
5 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
6 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
7 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
8 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
9 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
10 トップウイング、ネットワークオーディオの光絶縁を手軽に試せる「OPT ISO BOX」
12/23 10:35 更新

WEB