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公開日 2016/12/28 12:00
こだわりのヴィンテージをお供に!

年末・年始にじっくり飲みたいウイスキー(2)『ザ・グレンロセス ヴィンテージ・リザーヴ 12』

季刊analog編集部・樫出
年末・年始には、音楽を楽しみながらじっくりとお酒を飲む機会もあるだろう。ここでは、最近発売となったこだわりのウイスキーを紹介したい。

Rémy Cointreau Japan(レミー コアントロー ジャパン)(株)から、シングルモルトスコッチウイスキー『ザ・グレンロセス』の新商品『ザ・グレンロセス ヴィンテージ・リザーヴ 12』が、12月12日に新発売された。

『ザ・グレンロセス ヴィンテージ・リザーヴ 12』¥5,500(税抜・700ml・43.5度)

この『ザ・グレンロセス ヴィンテージ・リザーヴ 12』は、最低熟成年数「12年」以上のヴィンテージ(同一蒸留年)の原酒を「12種類」織り交ぜてつくられた、ヴィンテージ・シリーズの最新作。

もちろん長期熟成の原酒も入っており、熟成感と飲み頃を見極めて選び抜いた原酒を使用しており、ヴィンテージ・シングルモルトの哲学を表現。様々な樽で熟成された異なるヴィンテージを組み合わせることで、しっかりとした熟成と素晴らしいバランス感が生まれている。

スペイサイド・シングルモルト・スコッチウイスキー『ザ・グレンロセス』(THE GLENROTHES)は、1879年創業で、“ヴィンテージ” シングルモルトが身上の蒸留所。 蒸留されたスピリッツは長期熟成の後に円熟を迎え、キャラクターとフレーバーが最大限に表現されたウイスキーである。


熟成年数ではなく、蒸留年ごとに「ヴィンテージ」として分けられた原酒は、厳選された幾つかのヴィンテージを織り交ぜて「リザーヴ」として、あるいはそのまま「シングル・ヴィンテージ」としてリリースされるもの。原酒のほとんどブレンデッドウイスキーとして使用され、全生産量の3%のみがシングルモルトとしてボトリングされるというものである。

発売に先駆け、“ザ・グレンロセス 「ヴィンテージ」メディア・テイスティングセッション”が1000以上のウイスキーを揃える話題の新店「Tokyo Whisky Library」にて開催された。

当日はブランド・ヘリテージ・ディレクターであるロニー・コックス氏の解説により『ヴィンテージ・リザーヴ 12』を共に熟成樽が異なる3種類のカスク・リザーブを試飲。

試飲を行いながら、丁寧で分かりやすい解説を行うロニー・コックス氏

グレンロセス蒸留所の製法と、ヴィンテージのつくり方、今回の『ヴィンテージ・リザーヴ 12』のこだわりと希少価値をじっくりと話してくれた。長期熟成原酒も含まれる本モルトは、クリーミーな甘みの中にスパイスが調和し、長い余韻が楽しめる上品な味と香りを持つ。価格を超えた高い品位をもっている。

“12”にこだわったこの希少なヴィンテージの熟成感と共に、音楽にしっぽり浸るのもいいだろう。

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