トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2017/06/13 17:31
独自の「AAVA」をさらに改良

アキュフェーズ、新プリアンプ「C-2450」を6月下旬発売。上級機の成果を採り入れフルモデルチェンジ

季刊・オーディオアクセサリー編集部
アキュフェーズ(株)から、プリアンプ「C-2450」が発表になった。発売は6月下旬。価格は75万円(税抜)。

プリアンプ「C-2450」

「C-2450」は、創業40周年記念モデルC-3800の技術を継承したC-2420の後継機となるプリアンプ。上級機のC-3850やC-2850の成果を取り入れ、フルモデルチェンジとなっている。

すでに定評のある同社独自の音量調整機構「AAVA」に改良が加えられたことが大きな変更点。AAVA方式は重みづけされた16種類のV-I変換アンプを電流スイッチで切り替えて音量を調整する。C-2450では、V-I変換アンプの上位二つのアンプを2パラ構成とし、片チャンネルあたり18個で構成。さらにV-I変換アンプの出力をこれまでの2倍としている。これによりI-V変換アンプの入力インピーダンスが1/2になり、熱雑音の低下によってSN比が1dB改善している。

C-2450のリアパネル。左端はフォノイコライザー・ユニット用のスロット

前記V-I変換アンプから出力された信号電流を合成し出力信号を作り出すI-V変換アンプには、最先端回路設計のテキサス・インスツルメンツ社LME49720を採用し、超低歪み、低ノイズ、高スルーレートが図られている。

その他の改良点は、ヘッドフォンアンプ出力部のトランジスターを安全性や信頼性のために従来よりも大型のものに変更、ブロックコンデンサーを新規のものにするなどが挙げられる。また、ディスプレイの表示部にも変更が加えられている。

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルプリアンプ
  • ブランドACCUPHASE
  • 型番C-2450
  • 発売日2017年6月下旬
  • 価格¥750,000(税抜)
【SPEC】●周波数特性:BALANCED 3Hz〜200Hz(+0 −3.0dB)、LINE INPUT 20Hz〜20kHz(+0 −0.2dB)、AD INPUT[MM/40dB、MC]20Hz〜20kHz ±0.2dB、AD INPUT[MM/30dB]20Hz〜20kHz ±0.3dB ●最大出力レベル:BALANCED/LINE OUTPUT 7.0V、RECORDER REC(AD入力時)6.0V ●電源:AC100V 50/60Hz ●消費電力:38W ●外形寸法:465W×150H×409Dmm ●質量:19.0kg

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新

WEB