公開日 2017/12/06 10:00
β版ファームウェアをリリース
LINNがDSDに初対応。「KLIMAX DS/3」などKATALYST搭載機種が対象
編集部:小澤貴信
リンジャパンは、LINNのネットワークプレーヤー「KLIMAX DS/3」「KLIMAX DSM/2」がDSD再生に対応するファームウェア・アップデートをリリースする予定であると発表した。
現時点で正式なDSD対応ファームウェアのリリース日は未定だが、すでにβ版のファームウェアはリリースされていて、上記2機種のユーザーはこちらでDSD再生を行うことが可能となっている。
DSDに対応するのは「KLIMAX DS/3」「KLIMAX DSM/2」の2機種のみ(アップグレードモデルを含む)。いずれも最新のDAC機構「KATALYST」を搭載した最新モデル。対応スペックは5.6MHzおよび2.8MHz。ファイル形式はDSF、DFFに対応する。
DSDネイティブ再生にも対応。ただしネイティブ再生を行うためには、SPACE OPTIMISATION、早送り、ポーズをはじめとする全てのDSP処理をバイパス設定にする必要がある。従って、EXAKTシステムによる再生も行えない。
LINNのDSシリーズは数々のアップデートで機能を進化させてきた一方で、PCM形式の優位性や利便性を理由として、DSDには一貫して対応してこなかった。
しかし、プレスリリースによると、「現在も音楽再生の未来はPCMにあるとLINNは信じている」ものの、日本や北米などではLINN DS/DSMのDSD対応を期待するユーザーが一定数いること、また同社が「オープンで広く利用されているフォーマットをできる限りサポートしたいという哲学も持っている」こともあり、今回のDSD対応のための準備を進めていたという。
ちなみに今回のDSD対応がKATALYST搭載モデルだけであることが示す通り、ソフトウェアだけでなくハードウェアレベルでも、DSD対応のための変更を行っていたとのことだ。
現時点で正式なDSD対応ファームウェアのリリース日は未定だが、すでにβ版のファームウェアはリリースされていて、上記2機種のユーザーはこちらでDSD再生を行うことが可能となっている。
DSDに対応するのは「KLIMAX DS/3」「KLIMAX DSM/2」の2機種のみ(アップグレードモデルを含む)。いずれも最新のDAC機構「KATALYST」を搭載した最新モデル。対応スペックは5.6MHzおよび2.8MHz。ファイル形式はDSF、DFFに対応する。
DSDネイティブ再生にも対応。ただしネイティブ再生を行うためには、SPACE OPTIMISATION、早送り、ポーズをはじめとする全てのDSP処理をバイパス設定にする必要がある。従って、EXAKTシステムによる再生も行えない。
LINNのDSシリーズは数々のアップデートで機能を進化させてきた一方で、PCM形式の優位性や利便性を理由として、DSDには一貫して対応してこなかった。
しかし、プレスリリースによると、「現在も音楽再生の未来はPCMにあるとLINNは信じている」ものの、日本や北米などではLINN DS/DSMのDSD対応を期待するユーザーが一定数いること、また同社が「オープンで広く利用されているフォーマットをできる限りサポートしたいという哲学も持っている」こともあり、今回のDSD対応のための準備を進めていたという。
ちなみに今回のDSD対応がKATALYST搭載モデルだけであることが示す通り、ソフトウェアだけでなくハードウェアレベルでも、DSD対応のための変更を行っていたとのことだ。
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