トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2019/11/21 09:00
高精度なDCドライブACパワージェネレーター内蔵

Pro-ject、ベルトドライブ式ターンテーブル「X1」。創業モデル「Pro-Ject 1」直系の後継機

PHILE WEB編集部
ディーアンドエムホールディングスは、同社が取り扱うPro-jectブランドから、ベルトドライブ式ターンテーブル「X1」を発売する。価格は110,000円(税抜)。

「X1」ハイグロス・ブラック

同社創業のきっかけとなったターンテーブル「Pro-Ject 1」直系の後継モデル。本製品で7世代目となる。シンプルな設計、高品質素材の使用、ヨーロッパの熟練職人によるフルハンドメイドというコンセプトを継承しながら、「伝統的な技術に現代の新素材を融合した」としている。

カラーはハイグロス・ブラック/ハイグロス・ホワイト/マット・ウォルナット3種類をラインナップ。発売時期はマット・ウォルナットは11月末、ハイグロス・ブラック/ホワイトは12月下旬を予定している。

マット・ウォルナット

ハイグロス・ホワイト

ベルトドライブ式の回転機構には、超低ノイズかつ超低振動のACシンクロナスモーターを採用。内蔵したDCドライブACパワージェネレーターによって正確な動作が可能だという。また、従来モデルにはなかった45/33回転の電子切り替えスイッチを搭載。さらなる高音質化のため、モーターは新サスペンションシステムによりデカップリングされマウントされている。なお、78回転への切り替えのみベルト変更が必要となる。

8.6インチ長のストレートトーンアームを装備し、カーボンとアルミの二重構造を採用することでカーボンアーム特有の共振を大幅に低減。カウンターウェイトの背面内部にもTPEダンピング処理を施すことでさらに共振を防いでいる。

超低摩擦4点支持カルダンベアリングを採用。これにより正確なトラッキングを可能にしたという。VTA/アジマス調整ネジはフルアジャスタブルとし、幅広いセッティングに対応する。

カートリッジにはオルトフォンと共同開発のMM型「Pick it S2 MM」(楕円針)を標準装備。トーンアームの有効長は218.5mm、有効質量は10g、適合カートリッジ質量は7g - 10g(標準のカウンターウェイト装着時)で、針圧調整範囲は0 - 30mN(PICK IT S2MMの適正針圧:18mN)となる。

シャーシには重量級のMDFを、プラッターには従来オプション品として取り扱われていた20mm1.5kgの重量級アクリルプラッターを用いて共振をコントロール。グロスフィニッシュのモデルは熟練職人による8層ハンドポリッシュ仕上げ、ウォルナットモデルは天然木のツキ板を採用する。いずれもフット部には高さ調整可能でハウリングにも強い三点支持の高剛性フットを装備している。

回転偏差は33回転/0.30%、45回転/0.25%で、ワウフラッターは33回転/0.15%、45回転/0.13%。外径寸法は415W×125H×335Dmmで、質量は7.0kg。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新

WEB