トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2023/06/12 11:46
2種のラインナップを用意

オトノハコ、キャスターを備えた移動式整音パネル“SE600シリーズ”

編集部:松永達矢
音楽と音のトータルソリューションを提供するオトノハコ(新潟県)は、6層構造の移動式整音パネル「SE600シリーズ」を発売。ラインナップはウォールタイプの「SE601」と、無段階角度調整機構を備えた上部煽り付きタイプ「SE602」の2種を用意する。価格はSE601が289,000円、SE602が368,000円(ともに税込/配送料別)。

「SE601」

「SE602」

吸音・遮音・防音・調音の要素をまとめ上げた高性能整音パネル。今回発表された2モデルは、遮音・吸音効果にこだわり、優れた整音特性を発揮するとアピールする。脚部にキャスターを備えるため、設置時の自由度や可搬性を高め、ルームチューニングにおける細かなセッティングにも対応する。整音性能は、ホワイトノイズ再生による測定テストで、遮音効果マイナス20dB=1/10を実現した。

パネル本体は、厚み34.6mmの特殊6層構造を採用する。構成内容は、コア材としてグラスウール系吸音材(21mm)を用い、表面を有孔ボード(2.5mm)、裏面を遮音シート(1mm)、遮音木号板(2.5mm)でサンド。露出する表裏両面には防炎フェルト材(3.8mm)が貼り付けられる。使用部材はいずれもホルムアルデヒド等級の最上位規格を表すFフォースターを満たしている。

オーディオルームへの設置例

上部煽りつきタイプのSE602に取り付けられるパネル上部は、前記構成から遮音シートが省かれ、上パネルと下パネルをつなぐ丁番部品には「トルクヒンジ」を業界初採用したと説明する。180度以内であれば自由な調整ができ、音場調整を細かく行うことができると同社はアピールしている。

両モデルともに受注生産となり、納期は約4週間を見込む。なお、ハードオフ オーディオサロン新潟紫竹山店ではSE602の実機展示が行われている。

外形寸法および質量は、SE601が900W×1,820H×600Dmm、約29.8kg。SE602が900W×2,325H(最大展開時)×600Dmm。質量は約33.8kg。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 BS12にすべてをかけて。映画『ボルテスV レガシー』が12月15日にテレビ初放送
2 7万円以下で叶う、アナログプレーヤーとスピーカーの組み合わせ!オーディオテクニカ「AT-LP70X/AT-LP70XBT」&「AT-SP3X」
3 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
4 Amazon Prime Videoで8チャンネルが30日間無料!シネフィルWOWOWやLemino、東映、STARなど
5 【ミニレビュー】ストリーミングがアナログ的サウンドに。ゾノトーンの同軸デジタル「Silver Granster HD-1 Rh」
6 ヘーゲル、ネットワーク/フォノ入力にも対応する多機能プリメインアンプ「H190v」
7 AKM、デジタル/アナログ分離思想を継ぐDAコンバーター「AK4498EX」
8 バッファロー、「nasne」&「PS5」のセットが当たるプレゼントキャンペーン。11/20までの3日間限定
9 ラックスマン、「D-03X」「L-505Z」購入者に高音質オーディオケーブルプレゼント。11/20から来年1/20まで
10 アンダンテラルゴ、小型オーディオ機器用ボード「Primo Board」。ミニコンポや電源等に活用可能
11/19 10:29 更新

WEB