公開日 2023/08/21 12:52
「Triple Crown」「Double Crown」「Single Crown」「Crown 35th」の4ラインナップ
SILTECH、新開発の単結晶銀導体“S10”採用したケーブル「Royal Crown」シリーズ
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
(株)ノアは、同社が取り扱うオランダのケーブルブランドSILTECH(シルテック)の最上位ライン「Royal Crown」シリーズが新仕様でリニューアルすると発表。新開発の単結晶銀導体“S10”を採用した新仕様とした上で、新モデル「Double Crown」「Single Crown」を追加し、8月21日より発売する。
「Royal Crown」シリーズは、「Triple Crown」「Double Crown」「Single Crown」「Crown 35th」の4ラインナップにて構成される。「Triple Crown」ならびに「Crown 35th」(既存の「Crown」より名称を変更)については、これまでの“S8”導体から“S10”導体採用によってリニューアル。「Double Crown」「Single Crown」はその中間グレードとして新たに登場する。それぞれRCA、XLR、スピーカーケーブル等をラインナップする。
シルテックは、「音楽の正確性」を重視したケーブル開発に力を入れており、常に最新で最も優れた測定機器に投資し、科学的な側面と人間の聴感の両面で優れたサウンドを実現できるように研究を重ねているとのこと。ケーブルはすべてオランダの自社工場で手作業で作成され、高いクオリティ・コントロールを実現したとアピールしている。
新導体“S10”はシルテックが開発する第10世代の導体となる。マイクロクラックのない単結晶銀で構成された前世代の導体“S8”の特性や魅力をさらに引き出すべく、製造時のプロセスや絶縁体の見直しを行ったという。「情景をより如実に表現するナチュラルな静けさ、余計な音色の追加がなく音楽に没頭できるサウンド」を実現するとしている。
また、はんだ技術にもこだわりを持っており、素材はシルテック独自の銀はんだを使用。独自開発のツールにより加圧しながらはんだづけされる。信号伝送時の損失をなくすことで、ケーブルが持つポテンシャルを最大限発揮できるとしている。
「Royal Crown」シリーズはすべて“S10”導体を採用。またSingle CrownとDouble Crownは、Triple Crownの電源ケーブル譲りの「ヘキサゴン構造」を採用している。導体を六角形(ヘキサゴン)に配置することで左右対称の導体配置と柔軟性を確保。また内部に空気絶縁を取り入れる「エア・クレードル構造」の原理も取り入れられている。
Single Crownは、Triple Crownの構造を踏襲しながら、単結晶銀の製造プロセスをさらに改良。低抵抗と低歪みに加え、導電率の向上と安定性も図られている。
Double Crownは、さらにTriple Crownに近づけたモデルで、内部構造を踏襲することに加え、導体部の直径をSingle Crownの2倍以上にすることで、実用性をかねた屈曲性を実現。また広範囲のシールドが外部からの干渉を防ぎ、導体の性能を発揮させることができるとしている。
いずれもオリジナルコネクタを採用。RCAのピン部に“S10”が採用されるほか、スピーカー端子にはSingle Crownには銀と純金の合金による“G9”導体を、Double Crownには“S10”が採用される。
代表的な価格は以下の通り(ペア・税込)
Triple Crown(S10)
XLRケーブル 3,630,000円(1.0m)
RCAケーブル 3,630,000円(1.0m)
スピーカーケーブル(スペードプラグ) 7,700,000円(2.0m)
Double Crown(S10)
XLRケーブル 2,145,000円(1.0m)
RCAケーブル 2,145,000円(1.0m)
スピーカーケーブル(オリジナルスペードプラグ) 4,730,000円(2.0m)
スピーカーケーブル(WBT製バナナプラグ) 4,400,000円(2.0m)
Single Crown(S10)
XLRケーブル 1,188,000円(1.0m)
RCAケーブル 1,188,000円(1.0m)
スピーカーケーブル(スペードプラグ) 2,640,000円(2.0m)
スピーカーケーブル(WBT製バナナプラグ) 2,640,000円(2.0m)
Crown 35th(S10)
XLRケーブル 660,000円(1.0m)
RCAケーブル 660,000円(1.0m)
スピーカーケーブル(スペードプラグ) 1,611,500円(2.0m)
「Royal Crown」シリーズは、「Triple Crown」「Double Crown」「Single Crown」「Crown 35th」の4ラインナップにて構成される。「Triple Crown」ならびに「Crown 35th」(既存の「Crown」より名称を変更)については、これまでの“S8”導体から“S10”導体採用によってリニューアル。「Double Crown」「Single Crown」はその中間グレードとして新たに登場する。それぞれRCA、XLR、スピーカーケーブル等をラインナップする。
シルテックは、「音楽の正確性」を重視したケーブル開発に力を入れており、常に最新で最も優れた測定機器に投資し、科学的な側面と人間の聴感の両面で優れたサウンドを実現できるように研究を重ねているとのこと。ケーブルはすべてオランダの自社工場で手作業で作成され、高いクオリティ・コントロールを実現したとアピールしている。
新導体“S10”はシルテックが開発する第10世代の導体となる。マイクロクラックのない単結晶銀で構成された前世代の導体“S8”の特性や魅力をさらに引き出すべく、製造時のプロセスや絶縁体の見直しを行ったという。「情景をより如実に表現するナチュラルな静けさ、余計な音色の追加がなく音楽に没頭できるサウンド」を実現するとしている。
また、はんだ技術にもこだわりを持っており、素材はシルテック独自の銀はんだを使用。独自開発のツールにより加圧しながらはんだづけされる。信号伝送時の損失をなくすことで、ケーブルが持つポテンシャルを最大限発揮できるとしている。
「Royal Crown」シリーズはすべて“S10”導体を採用。またSingle CrownとDouble Crownは、Triple Crownの電源ケーブル譲りの「ヘキサゴン構造」を採用している。導体を六角形(ヘキサゴン)に配置することで左右対称の導体配置と柔軟性を確保。また内部に空気絶縁を取り入れる「エア・クレードル構造」の原理も取り入れられている。
Single Crownは、Triple Crownの構造を踏襲しながら、単結晶銀の製造プロセスをさらに改良。低抵抗と低歪みに加え、導電率の向上と安定性も図られている。
Double Crownは、さらにTriple Crownに近づけたモデルで、内部構造を踏襲することに加え、導体部の直径をSingle Crownの2倍以上にすることで、実用性をかねた屈曲性を実現。また広範囲のシールドが外部からの干渉を防ぎ、導体の性能を発揮させることができるとしている。
いずれもオリジナルコネクタを採用。RCAのピン部に“S10”が採用されるほか、スピーカー端子にはSingle Crownには銀と純金の合金による“G9”導体を、Double Crownには“S10”が採用される。
代表的な価格は以下の通り(ペア・税込)
Triple Crown(S10)
XLRケーブル 3,630,000円(1.0m)
RCAケーブル 3,630,000円(1.0m)
スピーカーケーブル(スペードプラグ) 7,700,000円(2.0m)
Double Crown(S10)
XLRケーブル 2,145,000円(1.0m)
RCAケーブル 2,145,000円(1.0m)
スピーカーケーブル(オリジナルスペードプラグ) 4,730,000円(2.0m)
スピーカーケーブル(WBT製バナナプラグ) 4,400,000円(2.0m)
Single Crown(S10)
XLRケーブル 1,188,000円(1.0m)
RCAケーブル 1,188,000円(1.0m)
スピーカーケーブル(スペードプラグ) 2,640,000円(2.0m)
スピーカーケーブル(WBT製バナナプラグ) 2,640,000円(2.0m)
Crown 35th(S10)
XLRケーブル 660,000円(1.0m)
RCAケーブル 660,000円(1.0m)
スピーカーケーブル(スペードプラグ) 1,611,500円(2.0m)
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