公開日 2024/01/09 17:19
バージョンアップサービスも提供開始
エソテリック、旗艦ネットワークDACのアップグレードモデル「N-01XD SE」
編集部:松永達矢
エソテリックは、同社のフラグシップネットワークDAC「N-01XD」をアップグレードした “SEモデル”「N-01XD SE」を2024年1月に発売する。価格は2,035,000円(税込)。
2019年発売の「N-01XD」に新たなディスクリート・クロック技術の投入と、DACのアナログ部にアップグレードを加えたモデル。N-01XD SEの発売に伴い、2024年1月出荷分よりN-01XDは全てSEモデルに刷新される。
さらに、従来モデルのN-01XDユーザー向けに、有償でバージョンアップサービスの提供も開始する。受付開始は1月22日(月)から、サービス提供は3月以降に開始予定とのこと。価格は税込385,000円(引き取り/納品出張費含まず)で、申込みの際は同社製品取り扱い店へ相談するよう案内している。
SEモデルでは、内蔵クロックにディスクリート・クロック回路「Master Sound Discrete Clock for Digital Player」を搭載。フラグシップ・マスタークロック・ジェネレーター「Grandioso G1X」のディスクリート回路の設計思想をデジタルプレーヤーの内蔵クロックに適用したもので、大型の水晶発信子や、厳選したディスクリート部品を用いた独自の回路設計を施し、細部に至るまでブランドの思想を反映させた高音質を実現したと謳う。
また、Gシリーズ外部マスタークロックジェネレーターと接続し、内部回路を高精度な10MHzクロックに同期させることで音質をアップグレードすることも可能だとする。
DACは完全自社設計の「Master Sound Discrete DAC」を搭載し、アナログ回路のディスクリートパーツをブラッシュアップ。新たに「Grandioso C1X」に搭載されるアンプモジュール「IDM-01」を採用する。
IDM-01では素材や回路パターン、レイアウトに至るまで吟味されており、集積回路の利点を生かした極めて短い信号経路によって、音楽の躍動をダイナミックかつ繊細に増幅することができると同社は説明する。このほかアナログフィルターの抵抗やコンデンサーなど、アナログ部のパーツ選定もブラッシュアップが図られている。
上記2点の大きなアップデートのほか、電源回路をはじめとする各回路コンポーネントや、音質の要となるメカニカルハードウェアの細かな変更や調整も多数行われ、徹底した音質調整を施したとのこと。
なお、D/Aコンバーター用に左右それぞれに専用トランスを配置する4基の独立電源トランス構成や、独自開発の64bit/512Fs対応ΔΣモジュレーターの搭載、独自の電流伝送「ES-LINK Analog」など完成度の高いベースモデルの要素は引き続き踏襲している。
デジタル入力にES-LINK×1、XLR×1(ES-LINK/XLR)、RCA×2、OPTICAL×1、USB Type-A×2、Ethernet×1、USB Type-B×1を搭載。アナログ出力としてXLRとRCAを1系統ずつ、さらにクロック入力/出力を1系統ずつ備える。外形寸法は445W×162H×438Dmm(突起部含む)、質量は26.3kg。
2019年発売の「N-01XD」に新たなディスクリート・クロック技術の投入と、DACのアナログ部にアップグレードを加えたモデル。N-01XD SEの発売に伴い、2024年1月出荷分よりN-01XDは全てSEモデルに刷新される。
さらに、従来モデルのN-01XDユーザー向けに、有償でバージョンアップサービスの提供も開始する。受付開始は1月22日(月)から、サービス提供は3月以降に開始予定とのこと。価格は税込385,000円(引き取り/納品出張費含まず)で、申込みの際は同社製品取り扱い店へ相談するよう案内している。
SEモデルでは、内蔵クロックにディスクリート・クロック回路「Master Sound Discrete Clock for Digital Player」を搭載。フラグシップ・マスタークロック・ジェネレーター「Grandioso G1X」のディスクリート回路の設計思想をデジタルプレーヤーの内蔵クロックに適用したもので、大型の水晶発信子や、厳選したディスクリート部品を用いた独自の回路設計を施し、細部に至るまでブランドの思想を反映させた高音質を実現したと謳う。
また、Gシリーズ外部マスタークロックジェネレーターと接続し、内部回路を高精度な10MHzクロックに同期させることで音質をアップグレードすることも可能だとする。
DACは完全自社設計の「Master Sound Discrete DAC」を搭載し、アナログ回路のディスクリートパーツをブラッシュアップ。新たに「Grandioso C1X」に搭載されるアンプモジュール「IDM-01」を採用する。
IDM-01では素材や回路パターン、レイアウトに至るまで吟味されており、集積回路の利点を生かした極めて短い信号経路によって、音楽の躍動をダイナミックかつ繊細に増幅することができると同社は説明する。このほかアナログフィルターの抵抗やコンデンサーなど、アナログ部のパーツ選定もブラッシュアップが図られている。
上記2点の大きなアップデートのほか、電源回路をはじめとする各回路コンポーネントや、音質の要となるメカニカルハードウェアの細かな変更や調整も多数行われ、徹底した音質調整を施したとのこと。
なお、D/Aコンバーター用に左右それぞれに専用トランスを配置する4基の独立電源トランス構成や、独自開発の64bit/512Fs対応ΔΣモジュレーターの搭載、独自の電流伝送「ES-LINK Analog」など完成度の高いベースモデルの要素は引き続き踏襲している。
デジタル入力にES-LINK×1、XLR×1(ES-LINK/XLR)、RCA×2、OPTICAL×1、USB Type-A×2、Ethernet×1、USB Type-B×1を搭載。アナログ出力としてXLRとRCAを1系統ずつ、さらにクロック入力/出力を1系統ずつ備える。外形寸法は445W×162H×438Dmm(突起部含む)、質量は26.3kg。