公開日 2024/08/13 12:37
CNC加工企業なども出展
<香港ショウ>DITA、ヘッドバンド型イヤホンのプロト「KA-1」展示/FIIO初のCDプレーヤー「DM13」
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
「香港ハイエンドオーディオショウ」にて、DITAは新提案の “ヘッドバンド型” イヤホンの試作機「KA-1」を初披露した。少々説明が難しいのだが、左右のイヤホンが金属のヘッドバンドで繋がっていて、ヘッドセットのように頭に載せる。イヤホンにはイヤーピースはなく、そのまま耳に押し込むイメージだ。ダイナミックドライバー1基が搭載されている。
装着してみると耳に「カポッ」とはまり案外しっくり収まる感じ。筐体の下側にMMCXと2pin端子を搭載しており、ケーブルを繋いで有線イヤホンとして使えるほか、Bluetoothで接続し無線イヤホンとしても使用できる模様。
あくまでプロトタイプの展示のみということで、音質については確認できなかったが、今後どう仕上がってくるか楽しみなプロダクトである。その他、日本国内でも展開されているポータブルDAC/アンプ「Navigator」やイヤホン「Dream」など主力の製品を多く展示していた。
finalはDITAの隣ブースに出展。「D8000 Da Capo」の最終バージョンの試聴ブースのほか、「自分ダミーヘッド」(海外では『Digital Twin』)サービスの簡易デモなどを実施。
finalも香港市場は好調ということで、特にイヤホン、ゲーミングカテゴリーの人気が高いようだ。「(新ヘッドホンの)X8000もまだまだ開発中なので楽しみにおまちください!」とのこと。
FIIOもホール3に出展、大型のブースを構えてブランド初のCDプレーヤー「DM13」やアナログプレーヤー「TT13」、イヤホンやヘッドホン、Bluetoothトランスミッターなど各種モデルを披露した。
DM13はコンパクトサイズのCDプレーヤーで、ポータブルプレーヤーとしても使用できる模様。レッドとシルバーの仕上げを展示していたが、ブルーやホワイトなどの色も用意されているようだ。電源はUSB Type-Cにて供給、4.4mmと3.5mmのアナログアウトを搭載。またデジタル出力してトランスポートとしても使用できる。Bluetoothも搭載しておりワイヤレスイヤホンやスピーカーと接続して再生もできるようだ。
DAPやヘッドホンのみならず、カセットプレーヤー、アナログプレーヤーと “レガシーメディア” の再生機にも力を入れるFIIOの新しいアイデアは、ブースの楽しみのひとつである。
そのほか、イギリス・CHORDのプロフェッショナルラインからはヘッドホンアンプ「Alto」が展示されていた。ULTIMAシリーズの回路技術をコンパクトに収めたもので、ヘッドホン再生だけでなく、ニアフィールドモニター用のアンプとしても活用できる。
またイヤホンのシェルやミニプラグといった「金属加工」を得意とする中国企業・東莞市工匠五金も出展。5軸のCNCマシンを所有しており、細かな要望に合わせたパーツ製造ができるという。Oriolusブランドのイヤホンのシェルは同社が製造しているほか、ソニーやテクニクス、MEZEなどともビジネスを行っているそうだ。
装着してみると耳に「カポッ」とはまり案外しっくり収まる感じ。筐体の下側にMMCXと2pin端子を搭載しており、ケーブルを繋いで有線イヤホンとして使えるほか、Bluetoothで接続し無線イヤホンとしても使用できる模様。
あくまでプロトタイプの展示のみということで、音質については確認できなかったが、今後どう仕上がってくるか楽しみなプロダクトである。その他、日本国内でも展開されているポータブルDAC/アンプ「Navigator」やイヤホン「Dream」など主力の製品を多く展示していた。
finalはDITAの隣ブースに出展。「D8000 Da Capo」の最終バージョンの試聴ブースのほか、「自分ダミーヘッド」(海外では『Digital Twin』)サービスの簡易デモなどを実施。
finalも香港市場は好調ということで、特にイヤホン、ゲーミングカテゴリーの人気が高いようだ。「(新ヘッドホンの)X8000もまだまだ開発中なので楽しみにおまちください!」とのこと。
FIIOもホール3に出展、大型のブースを構えてブランド初のCDプレーヤー「DM13」やアナログプレーヤー「TT13」、イヤホンやヘッドホン、Bluetoothトランスミッターなど各種モデルを披露した。
DM13はコンパクトサイズのCDプレーヤーで、ポータブルプレーヤーとしても使用できる模様。レッドとシルバーの仕上げを展示していたが、ブルーやホワイトなどの色も用意されているようだ。電源はUSB Type-Cにて供給、4.4mmと3.5mmのアナログアウトを搭載。またデジタル出力してトランスポートとしても使用できる。Bluetoothも搭載しておりワイヤレスイヤホンやスピーカーと接続して再生もできるようだ。
DAPやヘッドホンのみならず、カセットプレーヤー、アナログプレーヤーと “レガシーメディア” の再生機にも力を入れるFIIOの新しいアイデアは、ブースの楽しみのひとつである。
そのほか、イギリス・CHORDのプロフェッショナルラインからはヘッドホンアンプ「Alto」が展示されていた。ULTIMAシリーズの回路技術をコンパクトに収めたもので、ヘッドホン再生だけでなく、ニアフィールドモニター用のアンプとしても活用できる。
またイヤホンのシェルやミニプラグといった「金属加工」を得意とする中国企業・東莞市工匠五金も出展。5軸のCNCマシンを所有しており、細かな要望に合わせたパーツ製造ができるという。Oriolusブランドのイヤホンのシェルは同社が製造しているほか、ソニーやテクニクス、MEZEなどともビジネスを行っているそうだ。