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公開日 2017/07/04 19:56
NHKと共同受賞
シャープとNHK、8Kチューナー開発で第43回放送文化基金賞「放送技術賞」を受賞
編集部:川田菜月
シャープは、第43回放送文化基金賞において、個人・グループ部門/放送技術分野を受賞したと発表。同賞は「8K試験放送用高度BSデジタル受信機の開発」に対するもので、NHKと共同受賞となる。
「放送文化基金賞」は、過去一年間の放送の中から「視聴者に感銘を与え、放送文化の発展と向上に寄与した優れた放送番組」や「放送文化、放送技術の分野での顕著な業績」を対象として選出、表彰されるもの。全国の民放、NHK、プロダクションなどからの応募・推薦を元に審査し、番組および個人・グループの2部門において賞が贈られる。
第43回となる本年は、番組部門(テレビドキュメンタリー、テレビドラマ、テレビエンターテインメント、ラジオ)において最優秀賞、優秀賞、奨励賞が16番組、演技賞や企画賞など個人賞が6件、個人・グループ部門(放送文化、放送技術)において8件の受賞が決定した。
同社は、2016年5月に世界で初めて8K放送に対応する専用受信機を開発(関連ニュース)。今回の受賞では、本受信機が同年8月から開始された8K試験放送の日本全国における受信公開を実現させたことに対し、4K/8K放送のアピールおよび普及推進の基盤をなすものであると評価されている。その他、受信機の小型化および省電力化に必要となるHEVCデコーダーのLSI化や運用規定の検証・改訂なども、実用放送に向けた今後の受信機開発に大きな貢献が期待できるとされている。
本日7月4日に、ホテルオークラ東京にて授賞式が開催。授賞式にはNHKから原 哲氏、瀧澤和史氏が登壇。NHKおよびシャープのスーパーハイビジョン試験放送用受信機開発グループを代表し、「2018年の実用放送開始、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、臨場感に溢れ迫力ある番組をどこの家庭でも見ることができるような環境づくりのために、今後も様々な開発に取り組んでいきたい」とコメントした。
また、シャープは中期経営計画において「8Kエコシステム」の実現を基本戦略の一つの柱として掲げており、中核事業として8K技術の開発に力を入れており、「今後も8K液晶ディスプレイの開発や8Kモニター商品化だけでなく、8K映像作成・配信から表示までの一連のバリューチェーンを、様々なパートナーと共に早期に構築していく」としている。
「放送文化基金賞」は、過去一年間の放送の中から「視聴者に感銘を与え、放送文化の発展と向上に寄与した優れた放送番組」や「放送文化、放送技術の分野での顕著な業績」を対象として選出、表彰されるもの。全国の民放、NHK、プロダクションなどからの応募・推薦を元に審査し、番組および個人・グループの2部門において賞が贈られる。
第43回となる本年は、番組部門(テレビドキュメンタリー、テレビドラマ、テレビエンターテインメント、ラジオ)において最優秀賞、優秀賞、奨励賞が16番組、演技賞や企画賞など個人賞が6件、個人・グループ部門(放送文化、放送技術)において8件の受賞が決定した。
同社は、2016年5月に世界で初めて8K放送に対応する専用受信機を開発(関連ニュース)。今回の受賞では、本受信機が同年8月から開始された8K試験放送の日本全国における受信公開を実現させたことに対し、4K/8K放送のアピールおよび普及推進の基盤をなすものであると評価されている。その他、受信機の小型化および省電力化に必要となるHEVCデコーダーのLSI化や運用規定の検証・改訂なども、実用放送に向けた今後の受信機開発に大きな貢献が期待できるとされている。
本日7月4日に、ホテルオークラ東京にて授賞式が開催。授賞式にはNHKから原 哲氏、瀧澤和史氏が登壇。NHKおよびシャープのスーパーハイビジョン試験放送用受信機開発グループを代表し、「2018年の実用放送開始、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、臨場感に溢れ迫力ある番組をどこの家庭でも見ることができるような環境づくりのために、今後も様々な開発に取り組んでいきたい」とコメントした。
また、シャープは中期経営計画において「8Kエコシステム」の実現を基本戦略の一つの柱として掲げており、中核事業として8K技術の開発に力を入れており、「今後も8K液晶ディスプレイの開発や8Kモニター商品化だけでなく、8K映像作成・配信から表示までの一連のバリューチェーンを、様々なパートナーと共に早期に構築していく」としている。