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公開日 2017/07/08 16:30
Just earは“音質調整の振り幅を体験”/FiiO X5 3rd genなどの展示も
<ポタ研>Unique Melodyの新エントリー機「MACBETH II Classic」/ティアックはbeyerdynamic「XELENTO REMOTE」を展示
編集部:川田菜月
フジヤエービック主催のポータブルオーディオ関連イベント「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研)2017夏」が、7月8日に東京・中野サンプラザにて開催。本記事では、ミックスウェーブ/ティアック/ソニービデオ&サウンドプロダクツ(Just ear)/小柳出電気商会/ORB/Sub minits/くみたてLabの出展内容をレポートする。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブでは、Unique Melodyのエントリーモデル「MACBETH(関連ニュース)」の後継機となる「MACBETH II Classic」を参考出展。価格は7万円前後、発売時期は7月下旬〜8月上旬頃を予定している。6月18日に開催された「ポタフェス2017 愛知・名古屋」にて発表となり、東京のイベントでは初の出展となる。
MACBETHではダイナミックドライバーとBAドライバーを組み合わせたハイブリッド構成を採用しているが、本機はBAドライバーのみを採用し内部構造も新たに設計しているとのこと。なお、従来同様に構成内容は非公開。
シェルはミッドナイトブルーにホワイトのファイバーのデザインを採用。カスタムIEMと同様にオールハンドメイドで生産されており、製品名の「Classic」はその製法を指しているとのこと。音質は色付けの少ない万能タイプとしている。
また、qdcの5BAドライバー搭載のカスタムIEM新モデル「5CH」も参考出展。価格は12万円前後、発売時期は7月中旬を予定している。同社のカスタムIEMでは主に、HiFi/Studio/Liveと3つのシリーズを展開しており、本機はリスニング向けのHiFiシリーズとして新たにラインナップされる。
ブースには他にも、7月13日に発売開始となるJH Audioのハイブリッド型イヤホン「LOLA」のユニバーサルモデルや、64 AUDIOの新技術“tia(Tubeless In-ear Audio)システム”をBAドライバーに採用したイヤホン「tia Fourte」など、同社取扱ブランドの新製品を数多く出展していた。
■ティアック
ティアックのブースでは、同社が取り扱う独beyerdynamicのテスラテクノロジー搭載イヤホン「XELENTO REMOTE」(関連ニュース)をメインに出展。
本機は、beyerdynamicがヘッドホンで採用してきたテスラドライバーの技術を小型化して搭載したイヤホンで、同ブランドのイヤホンにおけるフラグシップモデルという位置づけ。音質は「テスラテクノロジーの特長である高い解像度、広いダイナミックレンジがモバイル環境で楽しめる」としており、3月の発売以降評判も良好とのこと。
製品はドイツの工場にて生産。ハンドメイドのため一度に製作できる数が限られており、現在は注文から製品発送まで1ヶ月〜1ヶ月半待ちとのこと。
■ソニービデオ&サウンドプロダクツ(Just ear)
ソニービデオ&サウンドプロダクツのブースでは、Just earの音質カスタマイズモデル「XJE-MH1」の『音の振れ幅を体験できる』試聴イベントを展開。これまでチューニングを施してきた中から、特に高域を強調したモデル、低域を強調したモデルの二種類を用意し、それぞれ試聴できるようになっている。
本展示は、ユーザーから「カスタマイズモデルでチューニングできる音質の範囲、振れ幅がどの程度あるのか知りたい」という質問が多く寄せられたことから企画。ブースには音質プリセットモデル「XJE-MH2」も用意し、「モニター」「リスニング」「クラブサウンド」の三種類とも比較試聴することができる。
Just earは、4月1日からソニービデオ&サウンドプロダクツ(株)にて事業を展開。販売〜アフターサービスなどは従来通りだが、ソニーストアでの販売やイベント実施など以前よりも増えており、ソニーとして展開することで新たなユーザー層へのアピール強化になっているようだ。
■小柳出電気商会
小柳出電気商会は、FiiOのポータブルハイレゾプレーヤー「FiiO X5 3rd generation」(関連ニュース)やRe:cordのリケーブルなどを展開。
FiiO X5 3rd generationは、「X5」の第三世代機にあたるポータブルハイレゾプレーヤーで、デュアルDACやバランス駆動対応など従来から仕様強化しつつ、46,000円前後と手の届きやすい価格帯で人気とのこと。また展示ブースの隣には販売スペースも展開。部材や一点物の販売なども行っている。
■ORB
ORBは同社のケーブルシリーズを一斉展開。7月24日発売予定のヘッドホンリケーブル「Clear force」シリーズの3.5mm 4極端子採用モデル(関連ニュース)を参考出展している。
製品展示の隣では、女性マイスターによるケーブルのカスタマイズ実演を実施。長さや色の変更など様々なカスタマイズを直接受け付けている。同社は品質を重視した製品作りのため、マイスター制度を採用。販売されるケーブルの全てが、資格を取得した社員によって製作されているとのこと。
■くみたてLab
くみたてLabのブースでは、春のヘッドホン祭にて受注開始となった“NEXT 5”シリーズの3機種「KL-CORONA」「KL-METEO」「KL-SIRIUS」(関連ニュース)をメインに出展。本シリーズは特に低域を強化したとのこと。「ネットワークにこだわって開発し、BAドライバーが苦手とする帯域の強化を図った」としている。
■Sub minits
Sub minitsのブースでは、真空管ポータブルヘッドホンアンプ製品を展示。“お弁当箱ポータブルアンプ”「オールドタイム」では、リチウムイオン電池3.7Vをヒーター電源に使用し、低電圧動作させることで6.3V管の使用も可能になったとのこと。また、各種真空管を選択できる「DH-PA02」や単三電池1本で駆動する小型モデル「DH-PA03」なども試聴展示されていた。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブでは、Unique Melodyのエントリーモデル「MACBETH(関連ニュース)」の後継機となる「MACBETH II Classic」を参考出展。価格は7万円前後、発売時期は7月下旬〜8月上旬頃を予定している。6月18日に開催された「ポタフェス2017 愛知・名古屋」にて発表となり、東京のイベントでは初の出展となる。
MACBETHではダイナミックドライバーとBAドライバーを組み合わせたハイブリッド構成を採用しているが、本機はBAドライバーのみを採用し内部構造も新たに設計しているとのこと。なお、従来同様に構成内容は非公開。
シェルはミッドナイトブルーにホワイトのファイバーのデザインを採用。カスタムIEMと同様にオールハンドメイドで生産されており、製品名の「Classic」はその製法を指しているとのこと。音質は色付けの少ない万能タイプとしている。
また、qdcの5BAドライバー搭載のカスタムIEM新モデル「5CH」も参考出展。価格は12万円前後、発売時期は7月中旬を予定している。同社のカスタムIEMでは主に、HiFi/Studio/Liveと3つのシリーズを展開しており、本機はリスニング向けのHiFiシリーズとして新たにラインナップされる。
ブースには他にも、7月13日に発売開始となるJH Audioのハイブリッド型イヤホン「LOLA」のユニバーサルモデルや、64 AUDIOの新技術“tia(Tubeless In-ear Audio)システム”をBAドライバーに採用したイヤホン「tia Fourte」など、同社取扱ブランドの新製品を数多く出展していた。
■ティアック
ティアックのブースでは、同社が取り扱う独beyerdynamicのテスラテクノロジー搭載イヤホン「XELENTO REMOTE」(関連ニュース)をメインに出展。
本機は、beyerdynamicがヘッドホンで採用してきたテスラドライバーの技術を小型化して搭載したイヤホンで、同ブランドのイヤホンにおけるフラグシップモデルという位置づけ。音質は「テスラテクノロジーの特長である高い解像度、広いダイナミックレンジがモバイル環境で楽しめる」としており、3月の発売以降評判も良好とのこと。
製品はドイツの工場にて生産。ハンドメイドのため一度に製作できる数が限られており、現在は注文から製品発送まで1ヶ月〜1ヶ月半待ちとのこと。
■ソニービデオ&サウンドプロダクツ(Just ear)
ソニービデオ&サウンドプロダクツのブースでは、Just earの音質カスタマイズモデル「XJE-MH1」の『音の振れ幅を体験できる』試聴イベントを展開。これまでチューニングを施してきた中から、特に高域を強調したモデル、低域を強調したモデルの二種類を用意し、それぞれ試聴できるようになっている。
本展示は、ユーザーから「カスタマイズモデルでチューニングできる音質の範囲、振れ幅がどの程度あるのか知りたい」という質問が多く寄せられたことから企画。ブースには音質プリセットモデル「XJE-MH2」も用意し、「モニター」「リスニング」「クラブサウンド」の三種類とも比較試聴することができる。
Just earは、4月1日からソニービデオ&サウンドプロダクツ(株)にて事業を展開。販売〜アフターサービスなどは従来通りだが、ソニーストアでの販売やイベント実施など以前よりも増えており、ソニーとして展開することで新たなユーザー層へのアピール強化になっているようだ。
■小柳出電気商会
小柳出電気商会は、FiiOのポータブルハイレゾプレーヤー「FiiO X5 3rd generation」(関連ニュース)やRe:cordのリケーブルなどを展開。
FiiO X5 3rd generationは、「X5」の第三世代機にあたるポータブルハイレゾプレーヤーで、デュアルDACやバランス駆動対応など従来から仕様強化しつつ、46,000円前後と手の届きやすい価格帯で人気とのこと。また展示ブースの隣には販売スペースも展開。部材や一点物の販売なども行っている。
■ORB
ORBは同社のケーブルシリーズを一斉展開。7月24日発売予定のヘッドホンリケーブル「Clear force」シリーズの3.5mm 4極端子採用モデル(関連ニュース)を参考出展している。
製品展示の隣では、女性マイスターによるケーブルのカスタマイズ実演を実施。長さや色の変更など様々なカスタマイズを直接受け付けている。同社は品質を重視した製品作りのため、マイスター制度を採用。販売されるケーブルの全てが、資格を取得した社員によって製作されているとのこと。
■くみたてLab
くみたてLabのブースでは、春のヘッドホン祭にて受注開始となった“NEXT 5”シリーズの3機種「KL-CORONA」「KL-METEO」「KL-SIRIUS」(関連ニュース)をメインに出展。本シリーズは特に低域を強化したとのこと。「ネットワークにこだわって開発し、BAドライバーが苦手とする帯域の強化を図った」としている。
■Sub minits
Sub minitsのブースでは、真空管ポータブルヘッドホンアンプ製品を展示。“お弁当箱ポータブルアンプ”「オールドタイム」では、リチウムイオン電池3.7Vをヒーター電源に使用し、低電圧動作させることで6.3V管の使用も可能になったとのこと。また、各種真空管を選択できる「DH-PA02」や単三電池1本で駆動する小型モデル「DH-PA03」なども試聴展示されていた。
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