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公開日 2017/07/15 18:54
幼児用イヤーマフも
<ポタフェス>Mother Audioの“液体合金金属”イヤホン初展示/武蔵野レーベルからロックやアニソン向けリケーブル
編集部:押野 由宇
イヤホン・ヘッドホンなどポータブルオーディオ関連ブランドが集まるイベント「ポタフェス2017」が、東京・秋葉原で今週末の15日(土)〜16日(日)の2日間にわたり開催中。本項ではMother Audio、武蔵野レーベル、ECスタイル、リアルアシスト、七福神商事、伊東屋国際、銀座十字屋のブースをレポートする。
■Mother Audio
北日本音響が企画開発したブランドMother Audioは今回が初出展の新規ブランド。40年にわたりスピーカーのOEM開発を行ってきた北日本音響のノウハウを投入したというイヤホンは、上位モデルの「ME8」にはボディ材質に同重量のチタンと比べ約1.5倍の硬度があるという“液体合金金属”を採用している(関連ニュース)。そのサウンドについて担当者は「深みがあり、情報量が豊か」とコメント。
ME8の開発過程で、ベリリウム振動板の厚みを変えることで良い音が得られたことから開発が進められることになったというスタンダードモデル「ME5」は、ボディ素材を真鍮切削としている。こちらは「中高域のバランスを取ったサウンド」とする。
長年にわたりスピーカー開発を行うなかで、最新のマテリアルに触れることができる環境があり、そこで出会った液体合金金属を活かすためにはイヤホンが向いているということから、Mother Audioのイヤホン開発はスタートしたとする。ブランド名の“Mother”には『母親』と『Mother EARTH(母なる大地)』の2つの意味が掛かっているという。
なお、同ブランドの製品購入者には、石垣島出身のアーティスト、宮良牧子による楽曲「MOTHER〜夕焼けの庭〜」収録のCDがプレゼントされる。期間はCDの数量がなくなるまで実施とのこと。
■武蔵野レーベル
スマートフォンカバーなどのアクセサリーで知られる武蔵野レーベルのブースでは、同社が初めて取り組んだというリケーブル「STONES」「Sunshine」「Cantabile」が注目を集めた。それぞれ推奨する音楽ジャンルが分かれており、STONESはロック、Sunshineはアニソン、Cantabileはクラシック向けとなる。
こうした区分について、担当者は「自分でリケーブルが欲しいと思ったときに、導体などで説明されてもどれにすれば良いか分からなかった。また、折角なら自分たちの好きな音を聴きたいということからスタートした」という。イヤホンコネクタはMMCX、プレーヤー側の端子は2.5mm4極バランス、3.5mm3極アンバランスが用意され、Sunshineのみ4.4mm5極もラインナップ。
音の傾向について、「STONESは低音がしっかりしており、Sunshineが音場が広く情報量多め、Cantabileは音の伸びが良く余韻が残るようにしている」という。今後は男性ボーカル、高音に特化したものなどをラインナップしていきたい、とのこと。
またAstell&Kern「AK」シリーズや、オンキヨー「DP-S1」、パイオニア「XDP-30R」などのDAPに使用できる専用カバーも展示された。
■ECスタイル
ECスタイルのブースでは、DUNUブランドの製品を展示。新製品として、7Nグレードの単結晶銅とシルバーを混合したバランスタイプのリケーブルが参考出展された。価格は2万円程度で、今年の秋頃の発売を予定している。
また、3BA+1ダイナミックのハイブリッドドライバー搭載ハイレゾイヤホン「DK-3001」も用意されており、同製品に付属する3.5mmアンバランスケーブル、2.5mmバランスケーブルなど各種ケーブルでの試聴が可能となっていた。
■リアルアシスト
リアルアシストのブースには、中国KINERAブランドのハイブリッドイヤホン「Bd005E」が用意され、日本向けにチューニングされた「迫力のあるライブサウンド」を体験できるようになっていた。また同モデルの上位機として、BA×2+1ダイナミックのハイブリッドイヤホン「H3」を参考展示。価格は13,000円程度で、年末の発売を予定しているという。
ほか、USB-A端子と接続することでPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzの再生に対応するUSBメモリサイズのUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプENCORE「mDSD」や、ThinkSoundブランドの8mmダイナミックドライバー搭載イヤホン「Rain03」などが展示された。
■七福神商事
七福神商事は、同社が取り扱うEARNiNEの独自開発BAドライバー搭載イヤホン「EN120」について情報を開示。ポタ研では詳細はまだ明かせないとされていた製品で(関連記事)、この度スペックが明らかとなった。
搭載するドライバーはフルレンジのBAドライバー1基で、再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、出力音圧レベルは104dB±3dB。インピーダンスは22Ω±20%となる。イヤーピースはブランド特注のもので、ケーブル長は1.2m、端子は3.5mmL型金メッキ仕様。価格はまだ不明だが、近日発表とのこと。
ほか、世界で500台限定生産となるAUNEのポータブルヘッドホンアンプ「B1 LTD」も参考展示。こちらはスペックは明かせないが、価格は3万円前後、今月末頃の発売を予定しているという。
■伊東屋国際
伊東屋国際のブースではxDuooの新DAP「X10T」が参考出展された。DACチップにウォルフソン製「WM8805」を採用し、PCM 192kHz/24bit、DSD 2.8MHz(PCM変換出力)の再生に対応。128GB MicroSDカード×2を搭載可能としている。価格は未定だが、今月末の発売を予定しているとのこと。
■銀座十字屋
銀座十字屋 ディリゲント事業部は、難聴・音響障害から耳を守るためのイヤーマフ「BANANA MUFFS」、幼児用「BABY BANANA MUFFS」、イヤープロテクター「THUNDERPLUGS」を展示。ライブ会場でも販売されるという製品で、高いレベルで騒音を遮断するという。会場では1/4の確率でTHUNDERPLUGSがプレゼントされるガチャポンの機械が用意されていた。
■Mother Audio
北日本音響が企画開発したブランドMother Audioは今回が初出展の新規ブランド。40年にわたりスピーカーのOEM開発を行ってきた北日本音響のノウハウを投入したというイヤホンは、上位モデルの「ME8」にはボディ材質に同重量のチタンと比べ約1.5倍の硬度があるという“液体合金金属”を採用している(関連ニュース)。そのサウンドについて担当者は「深みがあり、情報量が豊か」とコメント。
ME8の開発過程で、ベリリウム振動板の厚みを変えることで良い音が得られたことから開発が進められることになったというスタンダードモデル「ME5」は、ボディ素材を真鍮切削としている。こちらは「中高域のバランスを取ったサウンド」とする。
長年にわたりスピーカー開発を行うなかで、最新のマテリアルに触れることができる環境があり、そこで出会った液体合金金属を活かすためにはイヤホンが向いているということから、Mother Audioのイヤホン開発はスタートしたとする。ブランド名の“Mother”には『母親』と『Mother EARTH(母なる大地)』の2つの意味が掛かっているという。
なお、同ブランドの製品購入者には、石垣島出身のアーティスト、宮良牧子による楽曲「MOTHER〜夕焼けの庭〜」収録のCDがプレゼントされる。期間はCDの数量がなくなるまで実施とのこと。
■武蔵野レーベル
スマートフォンカバーなどのアクセサリーで知られる武蔵野レーベルのブースでは、同社が初めて取り組んだというリケーブル「STONES」「Sunshine」「Cantabile」が注目を集めた。それぞれ推奨する音楽ジャンルが分かれており、STONESはロック、Sunshineはアニソン、Cantabileはクラシック向けとなる。
こうした区分について、担当者は「自分でリケーブルが欲しいと思ったときに、導体などで説明されてもどれにすれば良いか分からなかった。また、折角なら自分たちの好きな音を聴きたいということからスタートした」という。イヤホンコネクタはMMCX、プレーヤー側の端子は2.5mm4極バランス、3.5mm3極アンバランスが用意され、Sunshineのみ4.4mm5極もラインナップ。
音の傾向について、「STONESは低音がしっかりしており、Sunshineが音場が広く情報量多め、Cantabileは音の伸びが良く余韻が残るようにしている」という。今後は男性ボーカル、高音に特化したものなどをラインナップしていきたい、とのこと。
またAstell&Kern「AK」シリーズや、オンキヨー「DP-S1」、パイオニア「XDP-30R」などのDAPに使用できる専用カバーも展示された。
■ECスタイル
ECスタイルのブースでは、DUNUブランドの製品を展示。新製品として、7Nグレードの単結晶銅とシルバーを混合したバランスタイプのリケーブルが参考出展された。価格は2万円程度で、今年の秋頃の発売を予定している。
また、3BA+1ダイナミックのハイブリッドドライバー搭載ハイレゾイヤホン「DK-3001」も用意されており、同製品に付属する3.5mmアンバランスケーブル、2.5mmバランスケーブルなど各種ケーブルでの試聴が可能となっていた。
■リアルアシスト
リアルアシストのブースには、中国KINERAブランドのハイブリッドイヤホン「Bd005E」が用意され、日本向けにチューニングされた「迫力のあるライブサウンド」を体験できるようになっていた。また同モデルの上位機として、BA×2+1ダイナミックのハイブリッドイヤホン「H3」を参考展示。価格は13,000円程度で、年末の発売を予定しているという。
ほか、USB-A端子と接続することでPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzの再生に対応するUSBメモリサイズのUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプENCORE「mDSD」や、ThinkSoundブランドの8mmダイナミックドライバー搭載イヤホン「Rain03」などが展示された。
■七福神商事
七福神商事は、同社が取り扱うEARNiNEの独自開発BAドライバー搭載イヤホン「EN120」について情報を開示。ポタ研では詳細はまだ明かせないとされていた製品で(関連記事)、この度スペックが明らかとなった。
搭載するドライバーはフルレンジのBAドライバー1基で、再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、出力音圧レベルは104dB±3dB。インピーダンスは22Ω±20%となる。イヤーピースはブランド特注のもので、ケーブル長は1.2m、端子は3.5mmL型金メッキ仕様。価格はまだ不明だが、近日発表とのこと。
ほか、世界で500台限定生産となるAUNEのポータブルヘッドホンアンプ「B1 LTD」も参考展示。こちらはスペックは明かせないが、価格は3万円前後、今月末頃の発売を予定しているという。
■伊東屋国際
伊東屋国際のブースではxDuooの新DAP「X10T」が参考出展された。DACチップにウォルフソン製「WM8805」を採用し、PCM 192kHz/24bit、DSD 2.8MHz(PCM変換出力)の再生に対応。128GB MicroSDカード×2を搭載可能としている。価格は未定だが、今月末の発売を予定しているとのこと。
■銀座十字屋
銀座十字屋 ディリゲント事業部は、難聴・音響障害から耳を守るためのイヤーマフ「BANANA MUFFS」、幼児用「BABY BANANA MUFFS」、イヤープロテクター「THUNDERPLUGS」を展示。ライブ会場でも販売されるという製品で、高いレベルで騒音を遮断するという。会場では1/4の確率でTHUNDERPLUGSがプレゼントされるガチャポンの機械が用意されていた。
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