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公開日 2017/07/24 15:43
宇多田ヒカルなど
7月の「ハイレゾ音源大賞」候補が発表。セレクターは「CINRA.NET」編集長の柏井万作
編集部:伊藤 麻衣
ハイレゾ音源配信サイト6社(e-onkyo music、groovers、mora、mysound、OTOTOY、レコチョク)合同企画「ハイレゾ音源大賞」において、7月度の推薦作品が発表された。今月度のセレクターは、カルチャー情報サイト『CINRA.NET』の編集長・柏井万作氏。大賞結果の発表は7月31日となる。
ハイレゾ音源大賞は、ハイレゾ音源配信サイト6社による連合企画として、毎月各サイトが推薦する楽曲より、大賞となる1曲を選定するもの。7月の候補作品は以下のとおり。
【OTOTOY 推薦作品】
●『HIGHLIGHT - The Very Best of Toki Asako –』(土岐麻子)
推薦コメント:
クイーン・オブ・シティ・ポップ土岐麻子がセレクトする自身のハイライト集。一日が楽しくなるし、踊りたくなるし、恋がしたくなるし、もうこの季節には、土岐麻子しかないでしょう。これを聴きながら海へ、山へ、ドライヴへ。絶対にハイレゾで!!!
【レコチョク 推薦作品】
●『LOVE YOUR LOVE』(LOVE PSYCHEDELICO)
推奨コメント:
今回のアルバムは良い意味で“60年代風”。LOVE PSYCHEDELICO得意のダブルボイス仕上げポップメロ、シンプルにそぎ落とされたフレーズの積み重ねで紡ぐバックトラックには、時折ビートルズ的なエッセンスが垣間見える。音の仕上げも秀逸。余計なリバーブやシンセは使用せず、次々と登場するナチュラルな楽器を、存在感ある音像で左右間に配置していくミックスはとても心地良く、どこか懐かしい。そんな、クラシックロック志向のデリコサウンドには、真空管やアナログテープのようなダイナミズムが必要とされる。やはり、24bitハイレゾしか選択肢はない!
【e-onkyo music 推薦作品】
●『アーキテクト・ジョビン』(伊藤ゴロー アンサンブル)
推薦コメント:
今年生誕90周年を迎えるボサノヴァの生みの親、アントニオ・カルロス・ジョビンのトリビュート作品。ジョアン・ジルベルト直系のギタリストとしても知られる伊藤ゴローが、ありきたりなボサノヴァ・カヴァーではなく、ジョビンのクラシカルな一面にスポットをあて、ギター、ピアノと弦楽四重奏を従えた編成にて、室内楽的世界観でオマージュを捧げた内容。村治佳織(ギター)、遠藤真理(チェロ)のゲスト参加も作品に花を添えます。
【groovers 推薦作品】
●『THE BAY』(Suchmos)
推奨コメント:
最近では某自動車メーカーのTVCM曲に「STAY TUNE」が起用されたことを切っ掛けに大ヒット! 一般的にも急速に人気・注目を集めることに成功したSuchmos(サチモス)のデビュー・アルバムがハイレゾとなってようやく配信された。本作は2015年7月8日にCDとして発売、当時第8回CDショップ大賞にて、地方賞の関東ブロック賞を受賞した話題作だ。アルバムの内容は、最近リリースしたアルバムやヒット曲で彼らのサウンドに虜になったファンは間違いなく魅了されるはず。ロック、ソウル、ジャズ、ヒップホップといった様々なエッセンスを、ファンキーでグルーヴィー、そして都会的にブレンド。エレピの音色はまるで70〜80年代のAORやフュージョン、当時の雰囲気と共に感じさせ、ギター・カッティングの心地よさはディスコティークで思わず身体が踊り出したくなる。そして90年代のアシッド・ジャズ的なクロスオーバー感をセンス良く盛り込んだサウンドは、様々な世代が心地良くなる。
【mora 推薦作品】
●『大空で抱きしめて』(宇多田ヒカル)
推奨コメント:
宇多田ヒカル、EPICレコードジャパン移籍第1弾。歌詞に対するファンの反応が可視化した特設サイト『宇多田ヒカル「大空で抱きしめて」歌詞サイト』も話題になりましたが、今が旬のドラマー、クリス・デイヴを迎えたことも大きなトピックスのひとつ。ヒップホップ的サウンドメイキング、そしてドラマティックな曲展開に大きく寄与しています。ハイレゾで聴くことで、歌唱の生々しさはもちろん、クリス・デイヴを迎えたアンサンブルのダイナミズムもより感じられるでしょう。
【mysound 推薦作品】
●『音楽と私 (2017 Recordings)』(原田知世)
推奨コメント:
女優・歌手の両方で活躍を続ける原田知世のデビュー35周年を記念してリリースされたセルフカバーアルバム。自身のキャリアから10曲を厳選、プロデュースとアレンジは、2007年以来タッグを組むギタリスト/作曲家の伊藤ゴローが務めています。ストリングスを中心に構成された代表曲「時をかける少女」や、ピアノ一本で歌う「天国に一番近い島」など、リリース当時からより深みを増したボーカルに加え、それを引き立てる洗練された新アレンジから、原田知世の「今」を感じ取ることができる10曲となっています。ハイレゾ音源では楽器ひとつひとつの音がより繊細に聴こえ、音空間を漂うような浮遊感のあるボーカルがさらに心地よく染み入ってきます。よくハイレゾ音源の特徴として「アーティストの息遣いまで鮮明に聴き取れる」ということが挙げられますが、まさにそれを体感するのにうってつけの作品なのではないでしょうか。
ハイレゾ音源大賞は、ハイレゾ音源配信サイト6社による連合企画として、毎月各サイトが推薦する楽曲より、大賞となる1曲を選定するもの。7月の候補作品は以下のとおり。
【OTOTOY 推薦作品】
●『HIGHLIGHT - The Very Best of Toki Asako –』(土岐麻子)
推薦コメント:
クイーン・オブ・シティ・ポップ土岐麻子がセレクトする自身のハイライト集。一日が楽しくなるし、踊りたくなるし、恋がしたくなるし、もうこの季節には、土岐麻子しかないでしょう。これを聴きながら海へ、山へ、ドライヴへ。絶対にハイレゾで!!!
【レコチョク 推薦作品】
●『LOVE YOUR LOVE』(LOVE PSYCHEDELICO)
推奨コメント:
今回のアルバムは良い意味で“60年代風”。LOVE PSYCHEDELICO得意のダブルボイス仕上げポップメロ、シンプルにそぎ落とされたフレーズの積み重ねで紡ぐバックトラックには、時折ビートルズ的なエッセンスが垣間見える。音の仕上げも秀逸。余計なリバーブやシンセは使用せず、次々と登場するナチュラルな楽器を、存在感ある音像で左右間に配置していくミックスはとても心地良く、どこか懐かしい。そんな、クラシックロック志向のデリコサウンドには、真空管やアナログテープのようなダイナミズムが必要とされる。やはり、24bitハイレゾしか選択肢はない!
【e-onkyo music 推薦作品】
●『アーキテクト・ジョビン』(伊藤ゴロー アンサンブル)
推薦コメント:
今年生誕90周年を迎えるボサノヴァの生みの親、アントニオ・カルロス・ジョビンのトリビュート作品。ジョアン・ジルベルト直系のギタリストとしても知られる伊藤ゴローが、ありきたりなボサノヴァ・カヴァーではなく、ジョビンのクラシカルな一面にスポットをあて、ギター、ピアノと弦楽四重奏を従えた編成にて、室内楽的世界観でオマージュを捧げた内容。村治佳織(ギター)、遠藤真理(チェロ)のゲスト参加も作品に花を添えます。
【groovers 推薦作品】
●『THE BAY』(Suchmos)
推奨コメント:
最近では某自動車メーカーのTVCM曲に「STAY TUNE」が起用されたことを切っ掛けに大ヒット! 一般的にも急速に人気・注目を集めることに成功したSuchmos(サチモス)のデビュー・アルバムがハイレゾとなってようやく配信された。本作は2015年7月8日にCDとして発売、当時第8回CDショップ大賞にて、地方賞の関東ブロック賞を受賞した話題作だ。アルバムの内容は、最近リリースしたアルバムやヒット曲で彼らのサウンドに虜になったファンは間違いなく魅了されるはず。ロック、ソウル、ジャズ、ヒップホップといった様々なエッセンスを、ファンキーでグルーヴィー、そして都会的にブレンド。エレピの音色はまるで70〜80年代のAORやフュージョン、当時の雰囲気と共に感じさせ、ギター・カッティングの心地よさはディスコティークで思わず身体が踊り出したくなる。そして90年代のアシッド・ジャズ的なクロスオーバー感をセンス良く盛り込んだサウンドは、様々な世代が心地良くなる。
【mora 推薦作品】
●『大空で抱きしめて』(宇多田ヒカル)
推奨コメント:
宇多田ヒカル、EPICレコードジャパン移籍第1弾。歌詞に対するファンの反応が可視化した特設サイト『宇多田ヒカル「大空で抱きしめて」歌詞サイト』も話題になりましたが、今が旬のドラマー、クリス・デイヴを迎えたことも大きなトピックスのひとつ。ヒップホップ的サウンドメイキング、そしてドラマティックな曲展開に大きく寄与しています。ハイレゾで聴くことで、歌唱の生々しさはもちろん、クリス・デイヴを迎えたアンサンブルのダイナミズムもより感じられるでしょう。
【mysound 推薦作品】
●『音楽と私 (2017 Recordings)』(原田知世)
推奨コメント:
女優・歌手の両方で活躍を続ける原田知世のデビュー35周年を記念してリリースされたセルフカバーアルバム。自身のキャリアから10曲を厳選、プロデュースとアレンジは、2007年以来タッグを組むギタリスト/作曲家の伊藤ゴローが務めています。ストリングスを中心に構成された代表曲「時をかける少女」や、ピアノ一本で歌う「天国に一番近い島」など、リリース当時からより深みを増したボーカルに加え、それを引き立てる洗練された新アレンジから、原田知世の「今」を感じ取ることができる10曲となっています。ハイレゾ音源では楽器ひとつひとつの音がより繊細に聴こえ、音空間を漂うような浮遊感のあるボーカルがさらに心地よく染み入ってきます。よくハイレゾ音源の特徴として「アーティストの息遣いまで鮮明に聴き取れる」ということが挙げられますが、まさにそれを体感するのにうってつけの作品なのではないでしょうか。