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公開日 2017/09/04 01:52
JBLは3製品を一挙投入
<IFA>JBLとharman/kardon、スマートスピーカーを大量発表。Cortana対応機も開発中
山本敦
IFA2017に出展するハーマンインターナショナルは、傘下のブランドであるJBLとharman/kardonから、それぞれAmazon AlexaとGoogleアシスタント、そしてWindows 10のCortanaに対応するスマートスピーカーを発表。ブースで披露した。
■JBLからはGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカー“3兄弟”
JBLからはGoogleアシスタントを搭載するスマートスピーカー「JBL Link」シリーズが一気に3モデル登場する。3モデル共通の特徴はChromecast built-inに対応するワイヤレススピーカーやオーディオ機器に組み合わせてマルチルームリスニング環境が構築できること。ブースではJBLの同機能に対応するスピーカーと連携してデモを行っていた。
スピーカーユニットの詳しいスペックは明らかにされていないが、Wi-Fi経由で96kHz/24bitまでのハイレゾ音源が受けられるようだ。音楽ストリーミングはGoogle Play Music、Spotifyを単体で受けて再生できる。ハーマンのスタッフの説明によると、BluetoothのオーディオコーデックはAACとSBCに対応しているという。
発売は年末から北米で始まり、クリスマス頃から欧州の英・独・仏での展開を予定している。予価は249.99ポンド(約3.5万円)。
最も大柄な「LINK 300」は、据え置き型のワイヤレススピーカー。アンプの総合出力は50Wと3兄弟の中では最もパワフル。オープンスペースの賑やかなブースだったので実力のほどは確かめられなかったが、他の3兄弟も含めてサイズを超えたエネルギッシュな音をぶつけてくるスピーカーだ。本機の外形寸法は236W×134H×154Dmm。
円筒形の「LINK 20」「LINK 10」は本体にバッテリーを内蔵したポータブルタイプのワイヤレススピーカーだ。そのうえ耐水仕様が「IPX7相当」と、キャラがおおいに立っている。水濡れを気にせずお風呂やアウトドアレジャーでもガンガン使えそうだ。ただ当然ながら、AIアシスタントを活用するにはインターネット接続が安定している場所の方が望ましいが。
アンプの出力はLINK 20が10W×2、LINK 10が8W×2。最大音楽再生時間はLINK 20が10時間、LINK 10が5時間。バッテリー駆動できるというのは、今年のIFAで発表された他ブランドのGoogleアシスタント搭載スマートスピーカーとの大きな差別化要素になりそうだ。予価はLINK 20が179.99ポンド(約2.5万円)、LINK 10が149.99ポンド(約1.6万円)。タワー型の2モデルにはホワイトとブラックのカラバリがある。
■Amazon Alexa対応の「Allure」はharman/kardonから
harman/kardonブランドの「Allure」は、Amazon Alexaに対応するワイヤレススピーカーだ。本体に4基のマイクアレイと高精度なノイズ&エコーキャンセル機能を内蔵しており、遠くから話しかけても正確にボイスコマンドを拾ってくれるという。
内蔵するフルレンジとサブウーファーの音を拡散させて360度に広げる構造を採用。本体をLEDで光らせるイルミネーション機能を搭載し、インテリアとしての美しさにも磨きをかけているという。スマートフォンからのBluetoothストリーミングにも対応する。
2017年冬から249.99ポンド(約3.5万円)で、Amazon Alexaのサービスが提供されている国での発売を予定している。
■Windows 10 Cortana対応のスマートスピーカー「Invoke」
harman/kardonブランドからはさらにもう一機種、Windows 10のパーソナルボイスアシスタントである「Cortana」による音声操作に対応するスマートスピーカー「Invoke」が、年末頃からアメリカで発売を予定している。予価は199ドル。カラバリはメタリックなブラックとシルバーの2色。
本体のサイズは本稿で紹介するスマートスピーカーの中で最ものっぽで、円錐のてっぺんをスパッと落としたような未来的なデザインが特徴だ。天面のリングがボリュームコントローラーになっている。ボイスコマンドを受けると天面のLEDが淡く光る。
展示スタッフによれば「harman/kardonのエンジニアがスピーカーの音質からマイク感度まで徹底的にチューニングした“音に自信あり”のスマートスピーカー」だという。
本体にはトゥイーターを3基、ウーファーを3基備えており、360度方向にクリアな音を広げてくれる。ブースでスタッフによる実演も体験することができたが、小声で話しかけても鋭く反応するほど、確かにマイクの感度はとても良さそうだ。
「Cortanaとの連携はマイクロソフトのOfficeツールやSkypeによるハンズフリー通話連携など、PCによるワークスタイルとの親和性が高いことも特徴」と展示スタッフが強調する。日本市場への導入時期などは明らかにされていないが、これからどのような機器やサービスと連携していくのかも含めて注目したいスマートスピーカーだ。
■JBLからはGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカー“3兄弟”
JBLからはGoogleアシスタントを搭載するスマートスピーカー「JBL Link」シリーズが一気に3モデル登場する。3モデル共通の特徴はChromecast built-inに対応するワイヤレススピーカーやオーディオ機器に組み合わせてマルチルームリスニング環境が構築できること。ブースではJBLの同機能に対応するスピーカーと連携してデモを行っていた。
スピーカーユニットの詳しいスペックは明らかにされていないが、Wi-Fi経由で96kHz/24bitまでのハイレゾ音源が受けられるようだ。音楽ストリーミングはGoogle Play Music、Spotifyを単体で受けて再生できる。ハーマンのスタッフの説明によると、BluetoothのオーディオコーデックはAACとSBCに対応しているという。
発売は年末から北米で始まり、クリスマス頃から欧州の英・独・仏での展開を予定している。予価は249.99ポンド(約3.5万円)。
最も大柄な「LINK 300」は、据え置き型のワイヤレススピーカー。アンプの総合出力は50Wと3兄弟の中では最もパワフル。オープンスペースの賑やかなブースだったので実力のほどは確かめられなかったが、他の3兄弟も含めてサイズを超えたエネルギッシュな音をぶつけてくるスピーカーだ。本機の外形寸法は236W×134H×154Dmm。
円筒形の「LINK 20」「LINK 10」は本体にバッテリーを内蔵したポータブルタイプのワイヤレススピーカーだ。そのうえ耐水仕様が「IPX7相当」と、キャラがおおいに立っている。水濡れを気にせずお風呂やアウトドアレジャーでもガンガン使えそうだ。ただ当然ながら、AIアシスタントを活用するにはインターネット接続が安定している場所の方が望ましいが。
アンプの出力はLINK 20が10W×2、LINK 10が8W×2。最大音楽再生時間はLINK 20が10時間、LINK 10が5時間。バッテリー駆動できるというのは、今年のIFAで発表された他ブランドのGoogleアシスタント搭載スマートスピーカーとの大きな差別化要素になりそうだ。予価はLINK 20が179.99ポンド(約2.5万円)、LINK 10が149.99ポンド(約1.6万円)。タワー型の2モデルにはホワイトとブラックのカラバリがある。
■Amazon Alexa対応の「Allure」はharman/kardonから
harman/kardonブランドの「Allure」は、Amazon Alexaに対応するワイヤレススピーカーだ。本体に4基のマイクアレイと高精度なノイズ&エコーキャンセル機能を内蔵しており、遠くから話しかけても正確にボイスコマンドを拾ってくれるという。
内蔵するフルレンジとサブウーファーの音を拡散させて360度に広げる構造を採用。本体をLEDで光らせるイルミネーション機能を搭載し、インテリアとしての美しさにも磨きをかけているという。スマートフォンからのBluetoothストリーミングにも対応する。
2017年冬から249.99ポンド(約3.5万円)で、Amazon Alexaのサービスが提供されている国での発売を予定している。
■Windows 10 Cortana対応のスマートスピーカー「Invoke」
harman/kardonブランドからはさらにもう一機種、Windows 10のパーソナルボイスアシスタントである「Cortana」による音声操作に対応するスマートスピーカー「Invoke」が、年末頃からアメリカで発売を予定している。予価は199ドル。カラバリはメタリックなブラックとシルバーの2色。
本体のサイズは本稿で紹介するスマートスピーカーの中で最ものっぽで、円錐のてっぺんをスパッと落としたような未来的なデザインが特徴だ。天面のリングがボリュームコントローラーになっている。ボイスコマンドを受けると天面のLEDが淡く光る。
展示スタッフによれば「harman/kardonのエンジニアがスピーカーの音質からマイク感度まで徹底的にチューニングした“音に自信あり”のスマートスピーカー」だという。
本体にはトゥイーターを3基、ウーファーを3基備えており、360度方向にクリアな音を広げてくれる。ブースでスタッフによる実演も体験することができたが、小声で話しかけても鋭く反応するほど、確かにマイクの感度はとても良さそうだ。
「Cortanaとの連携はマイクロソフトのOfficeツールやSkypeによるハンズフリー通話連携など、PCによるワークスタイルとの親和性が高いことも特徴」と展示スタッフが強調する。日本市場への導入時期などは明らかにされていないが、これからどのような機器やサービスと連携していくのかも含めて注目したいスマートスピーカーだ。