トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2017/09/19 17:41
より簡単でスムーズなVRコンテンツ収録へ

ゼンハイザーの立体音響プロジェクト「AMBEO」にZOOMが参画

編集部:押野 由宇
ズームは、ゼンハイザーの「AMBEO for VR」パートナーシッププログラムへの参加を発表した。立体的な360度オーディオを収音できるゼンハイザー「AMBEO VRマイク」に対応する、マルチトラックレコーダー「F8/F4」用の最新ファームウェアアップデートを、F8用は9月下旬、F4用は12月に実施する。

ズーム「F8/F4」がアップデートでAMBEO VRマイクに対応

この最新ファームウェアを適用することで、F8/F4でAMBEO VRマイクで収音された360度音声(Ambisonics方式)の信号モニタリングが可能になり、AMBEO VRマイク内蔵の4つのマイクカプセルのゲイン調整が1つのノブで同時に行えるようになる。これにより、VRコンテンツ収録現場でのモニタリングや録音レベルの調整が、より簡単かつスムーズに行なえるようになるとしている。

「AMBEO VRマイク」

ゼンハイザーAMBEO担当取締役Veronique Larcher氏は、「ズームがVRパートナーシップの一環でAMBEOに対応してくださったことを喜ばしく思います。AMBEO VRマイクのA-BコンバータをF8/F4に搭載することにより、VRコンテンツクリエイターはこれまで以上に便利で簡単にVRコンテンツを制作できることとなりました」とコメントしている。

一方、ズーム代表取締役CEO飯島雅宏氏は「私どもズームでは、オーディオレコーディングの新たなテクノロジーについて、常に深い関心を寄せております。VRオーディオの世界は将来性が見込まれ、ゼンハイザーAMBEOとの提携による革新的なVR録音ソリューションを、プロフェッショナルを含む幅広いF8/F4ユーザーの皆様にご提供できることを嬉しく思っております」と述べている。

また、今回の「AMBEO for VR」パートナーシップへの参加表明にあわせて、両社は9月15日からアムステルダムで開催されている国際放送機器展「IBC 2017」にて、F8/F4とAMBEO VRマイクを組み合わせたデモ用セットを展示している。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 アイ・オー「RECBOX」がパナソニック「miyotto」に対応
2 100年の歩み、ここにあり。ラックスマン「L-100 CENTENNIAL」「D-100 CENTENNIAL」の音質と技術を徹底レビュー
3 DALIのコンパクトスピーカー「KUPID」は国産家具ブランドにマッチ!5カラーの置き方をプロが提案
4 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング11月 番外編>
5 LG、世界初の「RGBストライプ」「240Hz駆動」両立した4K有機ELパネル
6 Campfire Audio、グリーンのアルミ筐体を採用した10BAイヤホン「Andromeda 10」
7 得意のソフト開発力で独自R-2Rの音を深化!HiBy「RS8 II」のサウンドをプロトタイプで先行体験
8 Cayin、最大出力560mWの“ハイパーモード”搭載ポータブルDAC/アンプ「RU3」
9 着工後でも100型/4.1.2chを叶えた、マンションのペンション風LDK
10 LG、積層型有機ELディスプレイの新ブランド「Tandem WOLED」「Tandem OLED」
12/25 10:49 更新

WEB