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公開日 2018/01/18 16:13
グランプリは2月21日に発表
2017年の「日本ブルーレイ大賞」受賞作品11タイトルが決定
編集部:押野 由宇
デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパンは、2017年に発売されたブルーレイソフトの中で最も優れた作品を表彰する、第10回「日本ブルーレイ大賞」の受賞作品を発表した。
各部門の審査は、12月初旬から中旬にかけて部門毎に各審査員団が実施。「高画質」や「高音質」などのブルーレイディスクの特徴を最も活かした作品を審査する『クオリティ部門』から3作品、売上や話題性など2017年に注目されたブルーレイソフトを総合的に審査する『カテゴリー部門』から8作品の、計11作品の受賞作品を決定した。
今後、11作品のなかからグランプリ作品を決定し、2月21日に開催の第10回「日本ブルーレイ大賞」授賞式にて発表予定。アンバサダーは清野菜名が務める。
受賞作品のタイトルと評価ポイントは次の通り。
<クオリティ部門>
・高画質賞(ブルーレイ)
『モアナと伝説の海』
評価ポイント:色鮮やかな印象の作品だが、闇夜のシーンも非常に緻密に作られていて、アニメとは思えない、驚くほど素晴らしい高画質の作品。ダイナミックレンジを効果的に使用しており、ハリウッドのCG超絶アニメーションといっても過言ではない。
・高画質賞(UHD BD)
『マリアンヌ』
評価ポイント:ナチュラルでクリアな画質でありながらも、HDRを存分に感じられる作品に仕上がっている。これからの4K UltraHD Blu-ray作品のひとつの向かうべき方向を示している作品と言える。
・高音質賞
『ストラヴィンスキー「春の祭典」/ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団&ダニエレ・ガッティ(指揮)』
評価ポイント:演奏はもちろん、映像にもまとまりがあり、音質もクリアで立体感がある素晴らしい作品。好みに応じてサウンド効果や音声モードを選べるディスクならではの特徴もあり、リファレンスとしても素晴らしい作品。
<カテゴリー部門>
・映画賞(洋画)
『ダンケルク』
評価ポイント:CG全盛のいま、あえてCGを極力使わずに作り込んだ映像の臨場感、迫力がとにかく圧倒的だった。ブルーレイでは、ニュースのライブ映像を見ているかのようなリアリティが感じられ、劇場鑑賞とは別物の映像体験ができるのも面白い。
・映画賞(邦画)
『シン・ゴジラ』
評価ポイント:シリーズの伝統を踏まえつつ、現代にふさわしい物語と意匠で登場した『シン・ゴジラ』であったが、ブルーレイの映像・音響の臨場感は単なる追体験以上のものがあり、細部にわたる丁寧な映画作りを改めて感じさせた。
・TVドラマ賞
『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』
評価ポイント:ドラゴンが第七章から本格初参戦してきて、これまでのシリーズ以上に映像の迫力がある。バトルシーンもこれまでで最多となり、最終章となる第八章の前兆としても凄さが際立つ。話数が少ない分、全体に濃縮された感じもあり、エンディングも含めてともかく圧倒的。
・アニメ賞(洋画)
『モアナと伝説の海』
評価ポイント:大賞は『カーズ...』と『モアナ...』の争いに。実写さながらだった前者の4K UHD版ももちろん素晴らしかったが、興収50億円突破という実績、目を見張る大自然や青い海の映像美などが決め手となり、後者が選出された。
・アニメ賞(邦画)
『君の名は。』
評価ポイント:アニメ作家・新海誠の真骨頂である風景美をパッケージでも最大限に堪能できる。糸守町という地方の自然あふれる田舎町、東京都心の高層ビルを包み込む蒼穹、そしてそのふたつをつなぎ、一組の男女と世界に“大惨事”を巻き起こしたティアマト彗星は一見の価値あり。そして本作はクオリティ面だけではなく、ビジネス面においてもUHD BD再生機器の普及に大きな影響を及ぼした。
・音楽賞(洋楽)
『レベル・ハート・ツアー/マドンナ』
評価ポイント:10年ぶりの来日公演も話題となった、2016年4大陸55都市全82公演約105万人を動員したマドンナのワールドツアーの模様をBD化。マドンナでしか成しえない究極のプロフェッショナルを見せつけるパフォーマンス、絢爛豪華なセット、演出にさらに先鋭的なCGもシンクロされ、単なるライブ映像に留まらず芸術的な映像作品として十分に楽しめる。
・音楽賞(邦楽)
『namie amuro LIVE STYLE 2016-2017 /安室奈美恵』
評価ポイント:2016年8月から引退などまだ誰も想像していなかった2017年5月にかけて、全国40都市、自身最多の全100公演となる全国ホールツアーを余すことなく収録しており、ライブを主戦場としてきた安室奈美恵の完璧な歌唱力、表現力はもちろんのこと、編集やカメラワークに至るまですべてが圧倒的な作品。
・企画映像賞
『すばらしき映画音楽たち』
日があたることの少ない映画音楽にスポットライトを当てた作品で、ドキュメンタリーとしての企画意図とシナリオが素晴らしい。また、音響効果も優れていて、作品内に登場するハンス・ジマー作品に関する映像は特に圧巻。
各部門の審査は、12月初旬から中旬にかけて部門毎に各審査員団が実施。「高画質」や「高音質」などのブルーレイディスクの特徴を最も活かした作品を審査する『クオリティ部門』から3作品、売上や話題性など2017年に注目されたブルーレイソフトを総合的に審査する『カテゴリー部門』から8作品の、計11作品の受賞作品を決定した。
今後、11作品のなかからグランプリ作品を決定し、2月21日に開催の第10回「日本ブルーレイ大賞」授賞式にて発表予定。アンバサダーは清野菜名が務める。
受賞作品のタイトルと評価ポイントは次の通り。
<クオリティ部門>
・高画質賞(ブルーレイ)
『モアナと伝説の海』
評価ポイント:色鮮やかな印象の作品だが、闇夜のシーンも非常に緻密に作られていて、アニメとは思えない、驚くほど素晴らしい高画質の作品。ダイナミックレンジを効果的に使用しており、ハリウッドのCG超絶アニメーションといっても過言ではない。
・高画質賞(UHD BD)
『マリアンヌ』
評価ポイント:ナチュラルでクリアな画質でありながらも、HDRを存分に感じられる作品に仕上がっている。これからの4K UltraHD Blu-ray作品のひとつの向かうべき方向を示している作品と言える。
・高音質賞
『ストラヴィンスキー「春の祭典」/ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団&ダニエレ・ガッティ(指揮)』
評価ポイント:演奏はもちろん、映像にもまとまりがあり、音質もクリアで立体感がある素晴らしい作品。好みに応じてサウンド効果や音声モードを選べるディスクならではの特徴もあり、リファレンスとしても素晴らしい作品。
<カテゴリー部門>
・映画賞(洋画)
『ダンケルク』
評価ポイント:CG全盛のいま、あえてCGを極力使わずに作り込んだ映像の臨場感、迫力がとにかく圧倒的だった。ブルーレイでは、ニュースのライブ映像を見ているかのようなリアリティが感じられ、劇場鑑賞とは別物の映像体験ができるのも面白い。
・映画賞(邦画)
『シン・ゴジラ』
評価ポイント:シリーズの伝統を踏まえつつ、現代にふさわしい物語と意匠で登場した『シン・ゴジラ』であったが、ブルーレイの映像・音響の臨場感は単なる追体験以上のものがあり、細部にわたる丁寧な映画作りを改めて感じさせた。
・TVドラマ賞
『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』
評価ポイント:ドラゴンが第七章から本格初参戦してきて、これまでのシリーズ以上に映像の迫力がある。バトルシーンもこれまでで最多となり、最終章となる第八章の前兆としても凄さが際立つ。話数が少ない分、全体に濃縮された感じもあり、エンディングも含めてともかく圧倒的。
・アニメ賞(洋画)
『モアナと伝説の海』
評価ポイント:大賞は『カーズ...』と『モアナ...』の争いに。実写さながらだった前者の4K UHD版ももちろん素晴らしかったが、興収50億円突破という実績、目を見張る大自然や青い海の映像美などが決め手となり、後者が選出された。
・アニメ賞(邦画)
『君の名は。』
評価ポイント:アニメ作家・新海誠の真骨頂である風景美をパッケージでも最大限に堪能できる。糸守町という地方の自然あふれる田舎町、東京都心の高層ビルを包み込む蒼穹、そしてそのふたつをつなぎ、一組の男女と世界に“大惨事”を巻き起こしたティアマト彗星は一見の価値あり。そして本作はクオリティ面だけではなく、ビジネス面においてもUHD BD再生機器の普及に大きな影響を及ぼした。
・音楽賞(洋楽)
『レベル・ハート・ツアー/マドンナ』
評価ポイント:10年ぶりの来日公演も話題となった、2016年4大陸55都市全82公演約105万人を動員したマドンナのワールドツアーの模様をBD化。マドンナでしか成しえない究極のプロフェッショナルを見せつけるパフォーマンス、絢爛豪華なセット、演出にさらに先鋭的なCGもシンクロされ、単なるライブ映像に留まらず芸術的な映像作品として十分に楽しめる。
・音楽賞(邦楽)
『namie amuro LIVE STYLE 2016-2017 /安室奈美恵』
評価ポイント:2016年8月から引退などまだ誰も想像していなかった2017年5月にかけて、全国40都市、自身最多の全100公演となる全国ホールツアーを余すことなく収録しており、ライブを主戦場としてきた安室奈美恵の完璧な歌唱力、表現力はもちろんのこと、編集やカメラワークに至るまですべてが圧倒的な作品。
・企画映像賞
『すばらしき映画音楽たち』
日があたることの少ない映画音楽にスポットライトを当てた作品で、ドキュメンタリーとしての企画意図とシナリオが素晴らしい。また、音響効果も優れていて、作品内に登場するハンス・ジマー作品に関する映像は特に圧巻。
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