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公開日 2018/02/22 15:29
メディア懇談会で会見
エプソン碓井社長「期待を超える価値を提供する」 。'18年は成長に向けた基盤固めの年に
編集部:小野佳希
セイコーエプソン(株)は、一部メディアに向けた懇談会を実施した。代表取締役社長の碓井稔氏が会見を行い、2017年度の実績を振り返るとともに、2018年以後の展望を語った。
まず碓井氏は、2016年に策定した第一期中期経営計画「Epson 25」に言及。インクジェット、ビジュアルイノベーション、ウエアラブルイノベーション、ロボティクスイノベーションの4分野を重点分野として、販売拡大や新製品開発などを行ってきたと紹介。「2017年度もこの取り組みは着実に進展した」とし、「新製品などの具体的な形になって現れている」と語る。
オーディオビジュアル分野の“ビジュアルイノベーション”領域では、プロジェクターやスマートグラス“MOVERIO”(モベリオ)に言及。またプロジェクターについてはビジネス向け、ホームシアター向け、レーザー光源搭載モデルのラインナップを強化し、全部で20機種以上の新製品を投入し、500ルーメン以上のプロジェクター数量シェアにおいて16年連続世界ナンバーワンを達成したという。
MOVERIOでは、2017年2月に業務用ヘルメットモデル「BT-2200」を投入したのに続いて、商用モデル「BT-350」も発売。サッカーJリーグの松本山雅FCがMOVERIOを活用したスタジアムツアーを開催するなど、様々な用途での活用事例が増えていることを紹介した。
インクジェットプリンター領域では、新モデルの投入だけでなく、フィリピンの新工場が竣工・稼働したことや、広丘事業所の新棟建設を発表したことなども改めて紹介。また、大容量インクの採用で輸送コストやコンボ材などの廃材によるCO2排出量削減を実現するなど、サステナブル社会につながるビジネスを行っているとした。
ウェアラブル領域では新ブランド「TRUME」を起ち上げたことなどを振り返りながら、腕時計関連について言及。ロボティクス領域では、人協調ロボット分野に2018年に参入予定であることなどを紹介した。
そして、1月31日に公表した2017年度の業績予想に改めて言及。売上収益1兆1,100億円、事業利益790億円、当期利益510億円と増収増益の見込みであることを紹介した。
なお「EPSON 25」は2025年までを3段階に分けて考えたプランで、2016〜2018年度はその第一期にあたる。その最終年度である次期2018年度は「新製品の仕込みや積極的な投資を行い、強固な基盤を整備していく」と碓井氏はコメント。「この第一期で成長に向けた基盤を作り上げることが、第二期以降での成長加速や収益性向上に重要な一歩。強い意志を持って将来成長に向けた基礎固めを成し遂げたい」と述べた。
そして碓井氏は「その実現のために必要不可欠なのが、エプソン流の垂直統合型ビジネスモデルだ」とコメント。また「競合他社との競争に明け暮れるのでなく、常にお客様の期待を超える価値を提供し、お客様に感動していただけるエプソンでありたいと考えている」とし、「高い志を持ち、世の中になくてはならない会社を目指す」と語った。
まず碓井氏は、2016年に策定した第一期中期経営計画「Epson 25」に言及。インクジェット、ビジュアルイノベーション、ウエアラブルイノベーション、ロボティクスイノベーションの4分野を重点分野として、販売拡大や新製品開発などを行ってきたと紹介。「2017年度もこの取り組みは着実に進展した」とし、「新製品などの具体的な形になって現れている」と語る。
オーディオビジュアル分野の“ビジュアルイノベーション”領域では、プロジェクターやスマートグラス“MOVERIO”(モベリオ)に言及。またプロジェクターについてはビジネス向け、ホームシアター向け、レーザー光源搭載モデルのラインナップを強化し、全部で20機種以上の新製品を投入し、500ルーメン以上のプロジェクター数量シェアにおいて16年連続世界ナンバーワンを達成したという。
MOVERIOでは、2017年2月に業務用ヘルメットモデル「BT-2200」を投入したのに続いて、商用モデル「BT-350」も発売。サッカーJリーグの松本山雅FCがMOVERIOを活用したスタジアムツアーを開催するなど、様々な用途での活用事例が増えていることを紹介した。
インクジェットプリンター領域では、新モデルの投入だけでなく、フィリピンの新工場が竣工・稼働したことや、広丘事業所の新棟建設を発表したことなども改めて紹介。また、大容量インクの採用で輸送コストやコンボ材などの廃材によるCO2排出量削減を実現するなど、サステナブル社会につながるビジネスを行っているとした。
ウェアラブル領域では新ブランド「TRUME」を起ち上げたことなどを振り返りながら、腕時計関連について言及。ロボティクス領域では、人協調ロボット分野に2018年に参入予定であることなどを紹介した。
そして、1月31日に公表した2017年度の業績予想に改めて言及。売上収益1兆1,100億円、事業利益790億円、当期利益510億円と増収増益の見込みであることを紹介した。
なお「EPSON 25」は2025年までを3段階に分けて考えたプランで、2016〜2018年度はその第一期にあたる。その最終年度である次期2018年度は「新製品の仕込みや積極的な投資を行い、強固な基盤を整備していく」と碓井氏はコメント。「この第一期で成長に向けた基盤を作り上げることが、第二期以降での成長加速や収益性向上に重要な一歩。強い意志を持って将来成長に向けた基礎固めを成し遂げたい」と述べた。
そして碓井氏は「その実現のために必要不可欠なのが、エプソン流の垂直統合型ビジネスモデルだ」とコメント。また「競合他社との競争に明け暮れるのでなく、常にお客様の期待を超える価値を提供し、お客様に感動していただけるエプソンでありたいと考えている」とし、「高い志を持ち、世の中になくてはならない会社を目指す」と語った。