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公開日 2018/03/27 11:04
Qualcommの最新チップセット採用

NUARL、独自技術で音質と接続安定性を高めたBluetooth 5対応完全ワイヤレスイヤホン「NT01」

編集部:川田菜月
エム・ティ・アイ(株)は、NUARLブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「NT01」を発表。マットブラック(NT01-MB)とブラックシルバー(NT01-BS)の2色を用意し、NT01-MBを4月27日から、NT01-BSを5月25日から発売する。価格はオープンだが14,750円前後での実売が予想される。

「NT01」

NT01は、φ6mmダイナミック型フルレンジドライバーを搭載したNUARLブランド初の完全ワイヤレスイヤホン。ポタフェス2017 WINTERで「X40」という仮称で発表されていた製品の、正式な名称での発売が決定した格好となる(関連記事)。

特許技術「HDSS」を採用し、内蔵のETL(Embedded Transmission Line)音響モジュールにより、歪みを抑えクリアなサウンドを再生。また耳頭内定位を防ぎ、自然な音の広がりを再現するとのこと。さらに、Qualcomm Kalimba DSPによるデジタルイコライジングにより、完全ワイヤレスイヤホンに最適なサウンドチューニングを施したとしている。

BluetoothはVer.5.0を搭載し、本規格のフルスペックに適合する完全ワイヤレス専用のQualcomm社の最新チップセットを採用する。プロファイルはA2DP/HFP/HSP/AVRCP、コーデックはSBC/AACをサポートする。左右イヤホンの接続には、独自技術「MCA(Mutual Coupling Antenna)」と「Qualcomm TrueWireless Stereo」を組み合わせ、接続の安定性と低ノイズ化を両立したとのこと。

Bluetooth 5を採用。左右接続には独自アンテナ技術とクアルコム技術を組み合わせて採用

筐体は完全非対称の独自デザインを採用。操作ボタンは本体上部に配置する。イヤホン内部はナノコーティングによる撥水処理を施したIPX4相当の防水性能を備える。「デュアルインサート・ノズル」を採用。付属のイヤーチップには、ノズルの先端に取り付けて耳穴の周囲を塞ぐ「フィッティングタイプ」と、ノズルの奥側に取り付けてより深く耳に入り遮音性を高める「プラグインタイプ」の2種類(S/M/Lサイズ)を用意。いずれも遮音性に優れる傘の長いシリコン製となる。より装着安定性を高めるイヤーループ(S/Lサイズ)も同梱する。

「デュアルインサート・ノズル」を採用

スマートフォンとマスター側イヤホンをペアリングすると、自動で左右イヤホンも接続。また一度ペアリングすれば、ケースから取り出すと左右イヤホンの電源が入り再接続する。マルチポイント非対応だが、最大8台まで接続機器の情報を記憶できる。また、左側の操作ボタンでスマホの曲操作や着信応答/終話、音声コマンドの起動、右側の操作ボタンで音量調整が可能。

約1.5時間の充電で約5時間の連続再生が可能。充電ケースとの組み合わせで最大約12時間使用できる。なおケースはイヤホンの高速充電に対応しており、15分の充電でも約1時間分の充電が可能。また音楽を再生していない時は自動でスリープモードとなり、充電が必要なバッテリー残量になるとボイスメッセージでお知らせする。

充電ケースはイヤホンの急速充電にも対応。15分で約1時間の再生が可能

再生周波数帯域は20Hz - 20kHz。その他付属品には、ポーチ/充電用USBケーブルを同梱する。外形寸法/質量は、イヤホン本体が26W×25.2H×28.2Dmm/約5g(イヤーチップ/イヤーフック含む)、充電ケースが58.6W×35.9H×32.6Dmm/約26g。

また、本機は購入から1年以内であれば、片側のイヤホンを紛失した場合、もう一方のイヤホンが残っていれば有償にて新品と交換できる紛失サポートが付帯する。なお本サービスはNUARL公式サイトにて申し込みが必要。

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドNUARL
  • 型番NT01-MB
  • 発売日2018年4月27日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格14,750円前後)
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドNUARL
  • 型番NT01-BS
  • 発売日2018年5月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格14,750円前後)

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