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公開日 2018/04/24 15:56
VR180対応の4K 2眼カメラ「Mirage Camera」も
レノボ、Daydream対応の独立型VRヘッドセット「Mirage Solo」。51,200円で5/11発売
編集部:川田菜月
レノボ・ジャパンは、スタンドアローン型のDaydream対応VRヘッドセット「Lenovo Mirage Solo with Daydream」と、VR180対応の4K 2眼カメラ「Lenovo Mirage Camera with Daydream」を5月11日から発売する。いずれも本日4月24日から予約販売も開始。価格はオープンだが、VRヘッドセットが51,200円(税抜)、2眼カメラが35,800円(税抜)。
Mirage Soloはケーブルレスで使用できるスタンドアローン型VRヘッドセット。従来のVRに比べて「簡単」で「リアル」、かつ「コンテンツの拡充」をコンセプトとして、VR専用に特化したコンポーネントを採用して設計開発されたという。装着して電源ボタンを押すだけで、すぐにVR映像が体験できるという手軽さも特徴としている。
Googleのインサイドアウト式モーショントラッキング技術「WorldSense」を搭載。また内蔵センサーカメラで周囲を認識することで、トラッキングポイントを外部に設置しなくてもヘッドセット単独で、前後左右に動く、しゃがむ、ジャンプするといったユーザーの動きを6DoFで認識することができる。なお一般向けには1.5mの直径で範囲指定があるが、デベロッパー向けには解除も可能とのこと。
またDaydreamに対応しており、ゲームや動画などDaydream対応の豊富なコンテンツを使用できることに加えて、Googleサービスと連携してGoogleフォトやYouTube VRコンテンツも手軽に楽しむことができるとのこと。
視野角は人間の視界に近いとされる110度で、ディスプレイ解像度はWQHD(2,560×1,440)。製品には通気口を設け、表面に熱がこもらないように設計。また装着時のフィット感向上も図っており、頬や額と接触する部分のクッション材や、片手で調整可能なストラップ、重心バランスなど図っている。
プロセッサーはQualcomm Snapdragon 835を搭載したことで、処理速度も向上しており画像の遅れなども少ないとのこと。ジャイロセンサー、加速度センサー、電子コンパス、近接センサーを内蔵し、メモリーは4GB、ストレージは64GBとなる。USB Type-C端子、ヘッドホン端子、microSCカードスロットを備える。
Wi-FiはIEEE802.11ac/a/b/g/n、BluetoothはVer.5.0を搭載。内蔵バッテリーは容量4,000mAhで、バッテリー駆動時間は約3時間。外形寸法は約269.5W×204.01H×179.86Dmm、質量は約645g。モーション・トラッキング・コントローラー、イヤホンを同梱する。
Mirage Cameraは、GoogleのVR動画向けフォーマット「VR180」に対応した2眼カメラ。180度の広角で4K解像度(3,840×2,160)の映像撮影が可能。また一般的な動画編集ツールで編集できるので、手軽に本格的な3Dビデオ撮影ができるとのこと。
カメラ画素数は1,300万画素、視野角は上下左右180度。眼球運動も含めた人間の視野をほぼカバーし、見たままの景色をそのまま切り取ることができるとしている。ブレの少ない映像撮影が可能な「YouTube電子式6軸手ぶれ補正」機能を搭載。
Mirage Soloだけでなく他社製ヘッドセットによる3D再生、PCやタブレットなどVR非対応のデバイスでの2D再生も可能。前面180度(3D)のため、360度(2D)撮影よりも高解像度で、よりリアルなVR体験を実現するとしている。
BluetoothはVer.4.2 + BLEを搭載。スマートフォンと連携して画面を見ながら撮影も可能。またWi-Fiも搭載しており、撮影した写真や映像を自動でYouTubeやGooglePhotoなどにアップロードすることもできる。
本体上部に電源ボタンとステイタスインディケーター機能を備えたシャッターボタン、ファンクションスイッチを装備。背面部にはカメラ、ビデオ、ライブストリーミングのモードがインディケーターで表示される。内蔵メモリは16GB ROM、外部メモリは最大128GBのMicro SDカードに対応する。
外形寸法は105W×55H×22Dmm、質量は139gと、5.0インチのスマートフォンよりも小さくポケットに収まるコンパクトサイズで持ち運びにも便利としている。また標準規格の三脚にも対応しており、本体下部に取り付け部を備える。
内蔵バッテリーは容量2,200mAhで、連続駆動時間は約2時間。付属品には、予備バッテリー、USB Type-Cケーブル、ACアダプター、キャリングポーチなどを同梱する。
同社は本日製品発表会を開催。各製品の詳細説明のほか、コンテンツパートナー戦略と今後の展開を紹介した。
レノボジャパン(株)モバイル製品事業部・本部長の田中大輔氏は、「“VR元年”と言われているが、まだ途上段階であり成長拡大が見込める分野だと思っている。より普及するためには製品コンセプトの『簡単』『リアル』『コンテンツの拡充』がポイントだと考えている」とした。
なお、現在WorldSenseに対応するアプリケーションは320本以上、その中で6DoF対応は50本、日本語対応しているアプリは40本以上あるとのこと。同社ではそれらの他にも、様々な企業と協業してMirage SoloおよびMirage Cameraを用いた新たなサービスの提供として、ケーブルレスに動き回れる点を生かした避難訓練VRや、大成建設と共同で建設現場を撮影し安全管理などに応用する実証実験など、様々な取り組みを行っていくとのこと。
またコンテンツパートナーの一つとして、6月4日(月)から6月24日(日)間で開催される、国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」とコラボレーション。映画祭で新設されたVR部門「VR SHORTS」の視聴用デバイスとして「Mirage Solo」を約20台提供するとのこと。また、映画祭に出展されるVR作品12本を製品購入者に特別価格でレンタルする期間限定キャンペーンも予定している。
発表会では、映画祭主催の俳優・別所哲也氏が登壇。別所氏はVRに強い興味を持っているとのことで、「映像作家やクリエイターの中でもVRは中心的な話題となっている。CGが表現の幅を広げたように、VRの技術を使ってどのような表現、また編集の仕方をすべきか、映像業界も大きく変わっていこうとしていると思う」とコメント。
また、「25分以下のショートフィルムは新しい技術やアイデアが結晶化している場所だと思う。特にVR部門では、クリエイターの新たな発想が顕著に映し出される作品が多いと感じている。今後も新しいエンターテイメントコンテンツとして広がっていくよう、一緒に普及を進めていきたい」と語った。
Mirage Soloはケーブルレスで使用できるスタンドアローン型VRヘッドセット。従来のVRに比べて「簡単」で「リアル」、かつ「コンテンツの拡充」をコンセプトとして、VR専用に特化したコンポーネントを採用して設計開発されたという。装着して電源ボタンを押すだけで、すぐにVR映像が体験できるという手軽さも特徴としている。
Googleのインサイドアウト式モーショントラッキング技術「WorldSense」を搭載。また内蔵センサーカメラで周囲を認識することで、トラッキングポイントを外部に設置しなくてもヘッドセット単独で、前後左右に動く、しゃがむ、ジャンプするといったユーザーの動きを6DoFで認識することができる。なお一般向けには1.5mの直径で範囲指定があるが、デベロッパー向けには解除も可能とのこと。
またDaydreamに対応しており、ゲームや動画などDaydream対応の豊富なコンテンツを使用できることに加えて、Googleサービスと連携してGoogleフォトやYouTube VRコンテンツも手軽に楽しむことができるとのこと。
視野角は人間の視界に近いとされる110度で、ディスプレイ解像度はWQHD(2,560×1,440)。製品には通気口を設け、表面に熱がこもらないように設計。また装着時のフィット感向上も図っており、頬や額と接触する部分のクッション材や、片手で調整可能なストラップ、重心バランスなど図っている。
プロセッサーはQualcomm Snapdragon 835を搭載したことで、処理速度も向上しており画像の遅れなども少ないとのこと。ジャイロセンサー、加速度センサー、電子コンパス、近接センサーを内蔵し、メモリーは4GB、ストレージは64GBとなる。USB Type-C端子、ヘッドホン端子、microSCカードスロットを備える。
Wi-FiはIEEE802.11ac/a/b/g/n、BluetoothはVer.5.0を搭載。内蔵バッテリーは容量4,000mAhで、バッテリー駆動時間は約3時間。外形寸法は約269.5W×204.01H×179.86Dmm、質量は約645g。モーション・トラッキング・コントローラー、イヤホンを同梱する。
Mirage Cameraは、GoogleのVR動画向けフォーマット「VR180」に対応した2眼カメラ。180度の広角で4K解像度(3,840×2,160)の映像撮影が可能。また一般的な動画編集ツールで編集できるので、手軽に本格的な3Dビデオ撮影ができるとのこと。
カメラ画素数は1,300万画素、視野角は上下左右180度。眼球運動も含めた人間の視野をほぼカバーし、見たままの景色をそのまま切り取ることができるとしている。ブレの少ない映像撮影が可能な「YouTube電子式6軸手ぶれ補正」機能を搭載。
Mirage Soloだけでなく他社製ヘッドセットによる3D再生、PCやタブレットなどVR非対応のデバイスでの2D再生も可能。前面180度(3D)のため、360度(2D)撮影よりも高解像度で、よりリアルなVR体験を実現するとしている。
BluetoothはVer.4.2 + BLEを搭載。スマートフォンと連携して画面を見ながら撮影も可能。またWi-Fiも搭載しており、撮影した写真や映像を自動でYouTubeやGooglePhotoなどにアップロードすることもできる。
本体上部に電源ボタンとステイタスインディケーター機能を備えたシャッターボタン、ファンクションスイッチを装備。背面部にはカメラ、ビデオ、ライブストリーミングのモードがインディケーターで表示される。内蔵メモリは16GB ROM、外部メモリは最大128GBのMicro SDカードに対応する。
外形寸法は105W×55H×22Dmm、質量は139gと、5.0インチのスマートフォンよりも小さくポケットに収まるコンパクトサイズで持ち運びにも便利としている。また標準規格の三脚にも対応しており、本体下部に取り付け部を備える。
内蔵バッテリーは容量2,200mAhで、連続駆動時間は約2時間。付属品には、予備バッテリー、USB Type-Cケーブル、ACアダプター、キャリングポーチなどを同梱する。
同社は本日製品発表会を開催。各製品の詳細説明のほか、コンテンツパートナー戦略と今後の展開を紹介した。
レノボジャパン(株)モバイル製品事業部・本部長の田中大輔氏は、「“VR元年”と言われているが、まだ途上段階であり成長拡大が見込める分野だと思っている。より普及するためには製品コンセプトの『簡単』『リアル』『コンテンツの拡充』がポイントだと考えている」とした。
なお、現在WorldSenseに対応するアプリケーションは320本以上、その中で6DoF対応は50本、日本語対応しているアプリは40本以上あるとのこと。同社ではそれらの他にも、様々な企業と協業してMirage SoloおよびMirage Cameraを用いた新たなサービスの提供として、ケーブルレスに動き回れる点を生かした避難訓練VRや、大成建設と共同で建設現場を撮影し安全管理などに応用する実証実験など、様々な取り組みを行っていくとのこと。
またコンテンツパートナーの一つとして、6月4日(月)から6月24日(日)間で開催される、国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」とコラボレーション。映画祭で新設されたVR部門「VR SHORTS」の視聴用デバイスとして「Mirage Solo」を約20台提供するとのこと。また、映画祭に出展されるVR作品12本を製品購入者に特別価格でレンタルする期間限定キャンペーンも予定している。
発表会では、映画祭主催の俳優・別所哲也氏が登壇。別所氏はVRに強い興味を持っているとのことで、「映像作家やクリエイターの中でもVRは中心的な話題となっている。CGが表現の幅を広げたように、VRの技術を使ってどのような表現、また編集の仕方をすべきか、映像業界も大きく変わっていこうとしていると思う」とコメント。
また、「25分以下のショートフィルムは新しい技術やアイデアが結晶化している場所だと思う。特にVR部門では、クリエイターの新たな発想が顕著に映し出される作品が多いと感じている。今後も新しいエンターテイメントコンテンツとして広がっていくよう、一緒に普及を進めていきたい」と語った。
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