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公開日 2018/07/28 08:54
『X-MEN』やHuluもディズニー傘下に

ディズニーの21世紀フォックス買収が正式決定、約8兆円。自社VODでNetflix対抗

編集部:押野 由宇
米Twenty-First Century Fox(21世紀フォックス)と米The Walt Disney Company(ディズニー)は、ディズニーによる21世紀フォックスの映画事業やテレビ事業など娯楽資産に関する買収に関して、現地時間7月27日開催の両社株主総会で承認されたと明らかにした。

2017年12月の段階で総額約7兆4,000億円での買収について合意が発表されていたが(関連ニュース)、2018年6月に入り米Comcast Corporation(コムキャスト)が21世紀フォックスに対して総額約7兆1,500億円での買収提案を行っていた(関連ニュース)。それを受けてディズニーは総額約710億ドル(約8兆円)を提示し、今月7月19日にコムキャストが買収断念を発表。正式にディズニーによる買収が決定した格好となる。

この買収によって『アバター』や『X-MEN』といった人気コンテンツがディズニーのポートフォリオに加わるほか、Huluもディズニー傘下に加わる。

ディズニーでは自社VODサービスを推進しており、Netflixなど近年急成長を続けるサービスに対し、コンテンツ強化により競争力を高めていくことが見込まれる。

21世紀フォックスのルパート・マードック氏は「21世紀フォックスの事業をディズニーと組み合わせ、新しい『フォックス』を設立できることに感謝しています。拡大されたディズニーと新しい『フォックス』が、エンターテインメントやメディア業界で抜きん出た存在となると期待しています」とコメント。

またディズニーのロバート・アイガー氏は「21世紀フォックスの才能をディズニーは歓迎し、最終的に世界中の皆さんにより魅力的なコンテンツとエンターテインメントオプションを提供するための事業統合となる」と述べている。

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