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公開日 2018/08/17 09:30
A.ジョーンズ氏が手がける
ELAC、主要パーツを刷新したエントリースピーカー「Debut 2.0」シリーズ
編集部：平山洸太
株式会社ユキムは、同社が取り扱うELACブランドのスピーカーシステム「Debut 2.0」シリーズを、8月24日より発売する。
＜フロア型スピーカー＞
「Debut F5.2」125,000円/ペア（税抜）
＜ブックシェルフ型スピーカー＞
「Debut B5.2」55,000円/ペア（税抜）
＜センタースピーカー＞
「Debut C5.2」40,000円/1本（税抜）
＜イネーブルドスピーカー＞
「Debut A4.2」45,000円/ペア（税抜）
＜サブウーファー＞
「Debut S10.2」55,000円/1台（税抜）
「Debut SUB 3010」95,000円/1台（税抜）
「Debut 2.0」は、著名なスピーカー技術者であるアンドリュー・ジョーンズ氏が手掛けた同ブランドのエントリーモデル「Debut Line」の新モデルとなる。ドライバーユニッ ト、ネットワーク、エンクロージャーといった主要部品を新規に開発し、パフォーマンスを大きく向上させたとしている。
ラインナップは、フロア型「Debut F5.2」、ブックシェルフ型「Debut B5.2」、センタースピーカー「Debut C5.2」、イネーブルドスピーカー「Debut A4.2」、サブウーファー「Debut S10.2」「Debut SUB 3010」で構成される。
フロア型モデル、ブックシェルフ型モデル、センタースピーカーの全機種で、同じ振動板とホーンユニットによるトゥイーターを採用している。
ウーファーユニットには前作同様135mmのアラミドファイバーの振動板を搭載。ボイスコイルの冷却とウーファーダクト内の空気排出をスムーズに行うため、ベント構造によるポールピースを採用し、磁気回路も大型化された。これにより、軽快で切れ味の良い低音を実現したとしている。
トゥイーターは、25mm径のシルクドーム・トゥイーターを採用。再生周波数を前作の20kHzから35kHzまで拡張すると同時に、低い周波数レンジまでカバーすることで、クロスオーバー周波数を前作の3kHzから2.2kHzとし、ウーファーとのスムーズな繋がりを実現したとしている。また新設計のウェーブ・ガイドは、 高域の指向性を拡大すると共に、バッフル後方への回析効果を低減しているとのこと。
キャビネットにはホルムアルデヒドを低減したCARB2規格のMDF材を使用。前作より厚みを増し、強度向上のため内部にブレージングが加えられた。これにより不要な共振をさらに抑えたとする。また、セッティングを考慮しバスレフポートは正面に移動された。
クロスオーバー・ネットワークは新しいドライバー・ユニットの特性を活かし、ロールオフと組み合わせたなだらかな特性でカットオフするというデザインを採用。これにより位相の乱れを従来以上に抑えた。
フロア型のDebut F5.2は、3ウェイ・4スピーカー構成。ミッドレンジ1基とウーファー2基にはいずれも同じドライバーユニットを用いている。また、キャビネット内部はトゥイーター、ミッドレンジ、ウーファーでそれぞれ独立した小部屋に分割されており、ミッドレンジの小部屋はウーファーの小部屋の半分の容積となる。
ミッドレンジとウーファーのクロスオーバーは90Hzに設定され、ゆるやかなスロープでカットオフされている。また、ミッドレンジとウーファーの3つのユニットは直列クロスオーバーで接続することで、「感度と周波数応答において同極性を持たせることができ、フルレンジスピーカーのようなグルーヴ感を生み出す」と紹介されている。
ユニット構成は25mmトゥイーター×1、135mmウーファー×3を搭載。能率は86dB、インピーダンスは6Ω、周波数特性は42Hz - 35kHz、クロスオーバーは90Hz／2.2kHz。外形寸法は180W×1,016H×234Dmm、質量は15.6kg。
ブックシェルフ型のDebut B5.2は、コンパクトなサイズがもたらすキャビネットの強度と、新しいドライバー・ユニットによるクロスオーバー付近の繋がりの良さにより、明確な定位と存在感を獲得。モニターライクなサウンド・デザインを狙ったとする。
ユニット構成は25mmトゥイーター×1、135mmウーファー×1を搭載する。能率は86dB、インピーダンスは6Ω、周波数特性は46Hz - 35kHz、クロスオーバーは2.2kHz。外形寸法は180W×341H×234Dmm、質量は5.9kg。
Debut C5.2は2ウェイ・バスレフ／センタースピーカー。構成は25mmトゥイーター×1、135mmウーファー×2を搭載する。能率は87dB、インピーダンスは8Ω、周波数特性は55Hz - 35kHz、クロスオーバーは2.2kHz。外形寸法は540W×180H×219Dmm、質量は8.3kg。
Debut A4.2は同軸2ウェイ・密閉／イネーブルドスピーカー。構成は13mmトゥイーター×1、100mmウーファー×1を搭載する。能率は85dB、インピーダンスは6Ω、周波数特性は180Hz - 20kHz、クロスオーバーは5kHz。外形寸法は180W×125H×234Dmm、質量は2.5kg。
Debut S10.2はバスレフ型アクティブサブウーファー。250mmウーファーを1基搭載し、最大出力は200W、周波数特性は35Hz - 150Hz。外形寸法は343W×343H×343Dmm、質量は13.0kg。
Debut SUB 3010はBluetooth対応バスレフ型アクティブサブウーファー。250mmウーファーと250mmパッシブ・ラジエターを1基ずつ搭載し、最大出力は400W、周波数特性は28Hz - 150Hz。外形寸法は343W×364H×343Dmm、質量は14.6kg。ELAC Sub EQアプリを使用して操作が可能。
＜フロア型スピーカー＞
「Debut F5.2」125,000円/ペア（税抜）
＜ブックシェルフ型スピーカー＞
「Debut B5.2」55,000円/ペア（税抜）
＜センタースピーカー＞
「Debut C5.2」40,000円/1本（税抜）
＜イネーブルドスピーカー＞
「Debut A4.2」45,000円/ペア（税抜）
＜サブウーファー＞
「Debut S10.2」55,000円/1台（税抜）
「Debut SUB 3010」95,000円/1台（税抜）
「Debut 2.0」は、著名なスピーカー技術者であるアンドリュー・ジョーンズ氏が手掛けた同ブランドのエントリーモデル「Debut Line」の新モデルとなる。ドライバーユニッ ト、ネットワーク、エンクロージャーといった主要部品を新規に開発し、パフォーマンスを大きく向上させたとしている。
ラインナップは、フロア型「Debut F5.2」、ブックシェルフ型「Debut B5.2」、センタースピーカー「Debut C5.2」、イネーブルドスピーカー「Debut A4.2」、サブウーファー「Debut S10.2」「Debut SUB 3010」で構成される。
フロア型モデル、ブックシェルフ型モデル、センタースピーカーの全機種で、同じ振動板とホーンユニットによるトゥイーターを採用している。
ウーファーユニットには前作同様135mmのアラミドファイバーの振動板を搭載。ボイスコイルの冷却とウーファーダクト内の空気排出をスムーズに行うため、ベント構造によるポールピースを採用し、磁気回路も大型化された。これにより、軽快で切れ味の良い低音を実現したとしている。
トゥイーターは、25mm径のシルクドーム・トゥイーターを採用。再生周波数を前作の20kHzから35kHzまで拡張すると同時に、低い周波数レンジまでカバーすることで、クロスオーバー周波数を前作の3kHzから2.2kHzとし、ウーファーとのスムーズな繋がりを実現したとしている。また新設計のウェーブ・ガイドは、 高域の指向性を拡大すると共に、バッフル後方への回析効果を低減しているとのこと。
キャビネットにはホルムアルデヒドを低減したCARB2規格のMDF材を使用。前作より厚みを増し、強度向上のため内部にブレージングが加えられた。これにより不要な共振をさらに抑えたとする。また、セッティングを考慮しバスレフポートは正面に移動された。
クロスオーバー・ネットワークは新しいドライバー・ユニットの特性を活かし、ロールオフと組み合わせたなだらかな特性でカットオフするというデザインを採用。これにより位相の乱れを従来以上に抑えた。
フロア型のDebut F5.2は、3ウェイ・4スピーカー構成。ミッドレンジ1基とウーファー2基にはいずれも同じドライバーユニットを用いている。また、キャビネット内部はトゥイーター、ミッドレンジ、ウーファーでそれぞれ独立した小部屋に分割されており、ミッドレンジの小部屋はウーファーの小部屋の半分の容積となる。
ミッドレンジとウーファーのクロスオーバーは90Hzに設定され、ゆるやかなスロープでカットオフされている。また、ミッドレンジとウーファーの3つのユニットは直列クロスオーバーで接続することで、「感度と周波数応答において同極性を持たせることができ、フルレンジスピーカーのようなグルーヴ感を生み出す」と紹介されている。
ユニット構成は25mmトゥイーター×1、135mmウーファー×3を搭載。能率は86dB、インピーダンスは6Ω、周波数特性は42Hz - 35kHz、クロスオーバーは90Hz／2.2kHz。外形寸法は180W×1,016H×234Dmm、質量は15.6kg。
ブックシェルフ型のDebut B5.2は、コンパクトなサイズがもたらすキャビネットの強度と、新しいドライバー・ユニットによるクロスオーバー付近の繋がりの良さにより、明確な定位と存在感を獲得。モニターライクなサウンド・デザインを狙ったとする。
ユニット構成は25mmトゥイーター×1、135mmウーファー×1を搭載する。能率は86dB、インピーダンスは6Ω、周波数特性は46Hz - 35kHz、クロスオーバーは2.2kHz。外形寸法は180W×341H×234Dmm、質量は5.9kg。
Debut C5.2は2ウェイ・バスレフ／センタースピーカー。構成は25mmトゥイーター×1、135mmウーファー×2を搭載する。能率は87dB、インピーダンスは8Ω、周波数特性は55Hz - 35kHz、クロスオーバーは2.2kHz。外形寸法は540W×180H×219Dmm、質量は8.3kg。
Debut A4.2は同軸2ウェイ・密閉／イネーブルドスピーカー。構成は13mmトゥイーター×1、100mmウーファー×1を搭載する。能率は85dB、インピーダンスは6Ω、周波数特性は180Hz - 20kHz、クロスオーバーは5kHz。外形寸法は180W×125H×234Dmm、質量は2.5kg。
Debut S10.2はバスレフ型アクティブサブウーファー。250mmウーファーを1基搭載し、最大出力は200W、周波数特性は35Hz - 150Hz。外形寸法は343W×343H×343Dmm、質量は13.0kg。
Debut SUB 3010はBluetooth対応バスレフ型アクティブサブウーファー。250mmウーファーと250mmパッシブ・ラジエターを1基ずつ搭載し、最大出力は400W、周波数特性は28Hz - 150Hz。外形寸法は343W×364H×343Dmm、質量は14.6kg。ELAC Sub EQアプリを使用して操作が可能。