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公開日 2019/01/09 17:44
石田副社長が北米でのテレビ戦略にも言及
<CES>シャープ、4年ぶりのカムバックは8Kを大きくアピール。RGB LEDバックライトでの画質アップ参考展示も
編集部:小野佳希
米国ラスベガスで「CES 2019」が開幕。4年ぶりの出展となったシャープは、8Kエコシステムを大々的にアピール。RGBミニLEDバックライトを使った8Kディスプレイの参考展示なども行った。また、石田佳久副社長が会見し、現在はハイセンスへのブランド供与での展開となっている北米でのテレビ戦略などについても語った。
ブースでは8Kディスプレイに8Kカムコーダー、8K編集ソリューションなど8Kエコシステムを徹底アピール。8Kアップスケーリングや、8Kコンテンツのネット配信および5Gリアルタイム伝送の紹介なども行っている。
8Kディスプレイは単体のものに加えて、4Kディスプレイを複数枚組み合わせたものや、104インチ“2K5K”ディスプレイ8枚を組み合わせた330インチの“16K5K”「ダブル8Kビデオウォールディスプレイ」など多種多様なものを展示している。
なお、“AQUOS 8K”「AX1」が多数展示されているが、北米ではハイセンスにブランド供与を行っており、シャープ自身が独自にテレビ販売を行えない状況であることもあってか、“8Kテレビ”ではなく“8Kディスプレイ”としての参考出展という形となっていた。
この点について石田副社長は、「企業相手のBtoBとしては北米でも展開できている。相手(ハイセンス)があることなのでなんとも言えないが、我々としてはいずれは再び北米でのコンシューマー向けテレビ事業もやっていきたい気持ちはある」と語った。
そして、8K関連では、前述のようにRGBミニLEDバックライトを使った8Kディスプレイを参考展示。一般的な液晶テレビでの白色LEDバックライトとカラーフィルターという仕組みではなく、バックライトの時点で色描写を行えるようにすることで画質向上を狙ったものだ。「現段階ではまだ粗いブロック単位での制御だが、より細かいエリア制御を行えるようにすることで、液晶テレビとしてのメリットを持ったまま有機ELテレビのような引き締まった黒表現なども実現できる」(説明員)という。
そのほか、ブースには“ヘルシオ”など「AIoT」搭載製品も展示。「8KとAIoTで世界を変える」というビジョンを北米でも大きくアピールしていた。
ブースでは8Kディスプレイに8Kカムコーダー、8K編集ソリューションなど8Kエコシステムを徹底アピール。8Kアップスケーリングや、8Kコンテンツのネット配信および5Gリアルタイム伝送の紹介なども行っている。
8Kディスプレイは単体のものに加えて、4Kディスプレイを複数枚組み合わせたものや、104インチ“2K5K”ディスプレイ8枚を組み合わせた330インチの“16K5K”「ダブル8Kビデオウォールディスプレイ」など多種多様なものを展示している。
なお、“AQUOS 8K”「AX1」が多数展示されているが、北米ではハイセンスにブランド供与を行っており、シャープ自身が独自にテレビ販売を行えない状況であることもあってか、“8Kテレビ”ではなく“8Kディスプレイ”としての参考出展という形となっていた。
この点について石田副社長は、「企業相手のBtoBとしては北米でも展開できている。相手(ハイセンス)があることなのでなんとも言えないが、我々としてはいずれは再び北米でのコンシューマー向けテレビ事業もやっていきたい気持ちはある」と語った。
そして、8K関連では、前述のようにRGBミニLEDバックライトを使った8Kディスプレイを参考展示。一般的な液晶テレビでの白色LEDバックライトとカラーフィルターという仕組みではなく、バックライトの時点で色描写を行えるようにすることで画質向上を狙ったものだ。「現段階ではまだ粗いブロック単位での制御だが、より細かいエリア制御を行えるようにすることで、液晶テレビとしてのメリットを持ったまま有機ELテレビのような引き締まった黒表現なども実現できる」(説明員)という。
そのほか、ブースには“ヘルシオ”など「AIoT」搭載製品も展示。「8KとAIoTで世界を変える」というビジョンを北米でも大きくアピールしていた。