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公開日 2019/03/05 11:24
50年代モチーフのラジオスピーカーも

SANSUI、70年代イメージしたレトロデザイン採用のBluetooth対応CDコンポ

編集部:押野 由宇
ドウシシャは、SANSUIブランドから、レトロデザイン採用のBluetooth機能搭載CDステレオシステム「SMS-820BT」を3月中旬、およびBluetoothラジオスピーカー「MSR-1」を3月下旬より発売する。価格はともにオープンだが、SMS-820BTが20,000円前後、MSR-1が6,000円前後での実売が予想される。

「SMS-820BT」

SMS-820BTは、スピーカーグリル格子デザインやアルミ素材の音量/ファンクションつまみ、木目調の筐体など、70〜80年代のコンポを意識したというレトロデザインを採用したモデル。CD再生、Bluetooth再生、USBメモリーからのMP3/WMA再生、FMワイドバンドチューナー搭載でのラジオ再生に対応。フルレンジとトゥイーターの2ウェイバスレフスピーカーを内蔵したオールインワン機となる。

アンプ出力は15W+15W。7cmフルレンジのスピーカーには和紙素材2重抄紙製法(W-RPM)を採用する。これは1枚の紙の表面と裏面に性質が違う素材を用いるもので、表面には和紙素材の三椏(みつまた)を使用し、中高音域は「明るくハリのある中に艶やかさを持ち合わせた音質」、裏面にはしなやかで柔軟性の高いパルプ材を使用することにより低音域で「豊かで迫力ある音質」を実現したとする。

「SMS-820BT」はオールインワンのCDコンポとなる

BluetoothはVer. 2.1+EDRをサポート。プロファイルはA2DP/AVRCP、コーデックはSBCに対応する。音質コントロール機能として、5プリセットイコライザー、スーパーバス機能、ラウドネス機能を搭載。外部入力端子は3.5mmステレオミニプラグと光デジタル端子を各1系統備える。外形寸法は310W×182H×247Dmm、質量は約4.4kg。

MSR-1は、1950年代のホームラジオをモチーフにしたデザインのBluetoothスピーカー。AM/FMの2バンドラジオを搭載しラジオ再生が行えるほか、USBメモリー/マイクロSDによるMP3再生に対応する。本体カラーは木目と黒の2色。

「MSR-1」

5.7cmフルレンジスピーカーを搭載。5W出力のデジタルアンプを採用するとともに、背面にはパッシブラジエーターを備え、「迫力ある豊かな低音再生」を実現したとする。内蔵リチウムイオン電池で連続14時間再生が可能。

入出力端子には3.5mmミニプラグ入力×1、3.5mmイヤホン端子(モノラル)×1を装備。Bluetoothは4.2に準拠し、プロファイルはA2DP/AVRCP、コーデックはSBCをサポートする。外形寸法は158W×99H×106Dmm、質量は約0.55kg。

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