トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2019/05/28 14:18
従来モデルを機能向上

AKM、カーナビやワイヤレススピーカー向けのハイレゾ対応オーディオプロセッサー

編集部:押野 由宇
旭化成エレクトロニクス株式会社は、マルチコア オーディオプロセッサー「AK7739VQ」「AK7737VQ」を販売開始した。

「AK7739VQ」

AK7739VQは車載グレードCODEC内蔵品、AK7737VQはADC内蔵品。これまで車載ヘッドユニットに採用されてきた「AK7738」から、DSPコア、オーディオI/O、ADC、SRCの仕様を一部見直し、28bit浮動小数点を32bit浮動小数点演算に機能アップ。1サンプリングあたり6144step/fs×3(48kHzサンプリング時)の並列演算処理に機能向上させた。

プログラムエリアをRAMで構成することで、ユーザーの要望に合わせた自由なプログラミングに対応。サラウンド処理や様々な音響効果の再現、パラメトリックイコライザーを実現できるとする。処理に必要なメモリーは全て内蔵しているため、外付けメモリーは不要であり、またプログラムはシリアルインタフェース経由で外部から内蔵RAM領域に格納するため、アップデートが容易となっている。

ステレオADCやSRCなどの内蔵で、本製品にてオーディオシステムの主要部分を構成可能。またAK7739、AK7737内部のパスの接続はレジスターで自由に設定できるほか、マイクアンプ/マイクバイアス回路の内蔵により基板の省スペース化を実現。外部のデジタル機器からの入力やD級アンプへの出力にも対応する。

AK7739VQでは、アナログ出力に高級オーディオ向け製品などに搭載される32bit高音質DACの「VELVET SOUNDテクノロジー」を採用。ハイレゾ音源の再生にも最適としている。

AK7739VQ、AK7737VQの用途としては、カーオーディオ、カーナビゲーションシステム、ワイヤレススピーカーなどが挙げられている。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB