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公開日 2019/06/29 15:47
より開放されたイベントに
<OTOTEN>DIATONEやケンウッドのデモカーで高音質カーオーディオ体験/気軽に入れる“スタートコーナー”も
編集部:押野 由宇
本日6月29日に「 OTOTEN 2019」が開幕。明日30日にかけて行われる同イベントでは、「オーディオスタートコーナー」などハイファイオーディオファン以外も楽しめるコーナーが展開されている(事前登録は こちら)。
■若年層だけではなくオーディオそのものを始める切っ掛けとして
OTOTEN 2019の会場は有楽町の東京国際フォーラム。イベントの受付も設置されるB1Fに、「オーディオスタートコーナー」は用意されている。
本コーナーではBluetoothスピーカーやデスクトップで使えるコンパクトなオールインワンシステム、AIスピーカーなどが揃う。アナログプレーヤーもエントリークラスを置き、ヘッドホンで試聴できるようになっていた。
こうした取り組みは主に若年層の取り組みを目指して行われることが多いが、このコーナーには年齢などにとらわれず、オーディオそのもののエントリー層を視野に入れているという。合わせて、サブスクリプションサービスの紹介なども行われており、新しいオーディオの楽しみ方を伝えていく狙いもあるのだろう。
実際に、以前にオーディオを楽しんでいたという方が、子育てなど一段落して再度はじめてみようと思い立ったときにも、いきなり最高峰に手を出すのではなく、現在のオーディオシステムにはどういったものがあるのかを知るためにも本コーナーは役立つだろう。
また昨年までの東京国際フォーラムでのOTOTENイベントとは、入場受付のレイアウトも異なる。例年に比べ入場受付が小さくなり、B1Fのコーナーはすべて受付を通らずとも入れるようになっていた。もちろん上階を見学するには受付が必要だが、より開放されたイベントになった印象だ。
会場はアクセスもよく、OTOTEN以外にもイベントが催されている。そうした、たまたま訪れた方にも気軽に立ち寄ってもらえるような配慮がなされていると感じた。スタッフも大勢いるため、なにかあればすぐに質問ができるのも嬉しい。
■各社のデモカーを試聴可能、カーオーディオの体験コーナーも充実
B1Fにはカーオーディオ体験コーナーも設置されており、DIATONE、ケンウッド、JBL、アルパインのデモカーが計5台並べられ、それぞれを試聴することができるようになっている。
ケンウッドからは4月に発売されたばかりの9インチの大画面 “彩速ナビ”「MDV-M906HDL」を投資したデモカーを用意。またフルハイビジョン対応のナビ連携型ドライブレコーダー「DRV-MN940」も装備し、その鮮明な画質を画面で確認できるようにした。
ドライブレコーダーとナビはアナログ接続されるケースが多く、その場合はたとえフルハイビジョン撮影が行われていてもナビ画面で確認すると粗い映像となってしまうことがあるが、上記モデルの連携ではHD-TVI接続により実際にハイビジョン画質で確認ができる。これは安心感が得られるということもあるが、リアカメラの映像を表示して後方確認の補助とするなど実用的な面でも役立つはずだ。
もちろんサウンド面も彩速ナビシリーズは特徴で、ハイレゾ再生のみならず、MQA対応も実現。映像も音も高品質であるとアピールしている。また、同ブースでは首掛けスピーカーも展示。こちらは軽量設計でアクティブに使えることが特徴となっており、同社では家の中だけでなく、自転車での使用もおすすめであるとしている。
DIATONEはOTOTENへの出展において、「ホームオーディオを楽しまれる方にも、カーオーディオの進化を体験していただく良い機会になっている」とコメント。ホームもカーも、ともに “原音再生” を高音質のコンセプトとしており、社内でももともとホーム向けスピーカーの開発に携わっていた技術者がカー向けスピーカー開発に参加するなど、両環境の垣根を超えた取り組みが行われているという。
こちらではデモカーを2台用意しており、一方はトヨタのプリウスで、ナビを「NR-MZ300PREMI」に変更した以外は純正スピーカーシステムで構成。そしてもう一方はメルセデス・ベンツのA180スポーツで、ナビに加え、25cm「SW-G50」や17cm「DS-SA1000Woofer」、3.6cm「DS-SA1000 Tweeter」などスピーカーユニットをDIATONE製に変更。
まずプレーヤーにあたるナビを変更しただけでどれほど音に変化があるのか、そしてステップアップとしてより良い音を求める方に体験いただけるよう、工夫されたブースとなっていた。
そのほか、アルパインやJBLも自社ユニットなどを搭載したデモカーを用意。CDやBluetoothなど、身近な音源が大きく音質向上することを多くの来場者が体験していた。各ブースともに人気で体験するには順番を待つ必要があるが、すべて無料となっているため、この機会にそれぞれ聴き比べをしてみるのも楽しいだろう。
■若年層だけではなくオーディオそのものを始める切っ掛けとして
OTOTEN 2019の会場は有楽町の東京国際フォーラム。イベントの受付も設置されるB1Fに、「オーディオスタートコーナー」は用意されている。
本コーナーではBluetoothスピーカーやデスクトップで使えるコンパクトなオールインワンシステム、AIスピーカーなどが揃う。アナログプレーヤーもエントリークラスを置き、ヘッドホンで試聴できるようになっていた。
こうした取り組みは主に若年層の取り組みを目指して行われることが多いが、このコーナーには年齢などにとらわれず、オーディオそのもののエントリー層を視野に入れているという。合わせて、サブスクリプションサービスの紹介なども行われており、新しいオーディオの楽しみ方を伝えていく狙いもあるのだろう。
実際に、以前にオーディオを楽しんでいたという方が、子育てなど一段落して再度はじめてみようと思い立ったときにも、いきなり最高峰に手を出すのではなく、現在のオーディオシステムにはどういったものがあるのかを知るためにも本コーナーは役立つだろう。
また昨年までの東京国際フォーラムでのOTOTENイベントとは、入場受付のレイアウトも異なる。例年に比べ入場受付が小さくなり、B1Fのコーナーはすべて受付を通らずとも入れるようになっていた。もちろん上階を見学するには受付が必要だが、より開放されたイベントになった印象だ。
会場はアクセスもよく、OTOTEN以外にもイベントが催されている。そうした、たまたま訪れた方にも気軽に立ち寄ってもらえるような配慮がなされていると感じた。スタッフも大勢いるため、なにかあればすぐに質問ができるのも嬉しい。
■各社のデモカーを試聴可能、カーオーディオの体験コーナーも充実
B1Fにはカーオーディオ体験コーナーも設置されており、DIATONE、ケンウッド、JBL、アルパインのデモカーが計5台並べられ、それぞれを試聴することができるようになっている。
ケンウッドからは4月に発売されたばかりの9インチの大画面 “彩速ナビ”「MDV-M906HDL」を投資したデモカーを用意。またフルハイビジョン対応のナビ連携型ドライブレコーダー「DRV-MN940」も装備し、その鮮明な画質を画面で確認できるようにした。
ドライブレコーダーとナビはアナログ接続されるケースが多く、その場合はたとえフルハイビジョン撮影が行われていてもナビ画面で確認すると粗い映像となってしまうことがあるが、上記モデルの連携ではHD-TVI接続により実際にハイビジョン画質で確認ができる。これは安心感が得られるということもあるが、リアカメラの映像を表示して後方確認の補助とするなど実用的な面でも役立つはずだ。
もちろんサウンド面も彩速ナビシリーズは特徴で、ハイレゾ再生のみならず、MQA対応も実現。映像も音も高品質であるとアピールしている。また、同ブースでは首掛けスピーカーも展示。こちらは軽量設計でアクティブに使えることが特徴となっており、同社では家の中だけでなく、自転車での使用もおすすめであるとしている。
DIATONEはOTOTENへの出展において、「ホームオーディオを楽しまれる方にも、カーオーディオの進化を体験していただく良い機会になっている」とコメント。ホームもカーも、ともに “原音再生” を高音質のコンセプトとしており、社内でももともとホーム向けスピーカーの開発に携わっていた技術者がカー向けスピーカー開発に参加するなど、両環境の垣根を超えた取り組みが行われているという。
こちらではデモカーを2台用意しており、一方はトヨタのプリウスで、ナビを「NR-MZ300PREMI」に変更した以外は純正スピーカーシステムで構成。そしてもう一方はメルセデス・ベンツのA180スポーツで、ナビに加え、25cm「SW-G50」や17cm「DS-SA1000Woofer」、3.6cm「DS-SA1000 Tweeter」などスピーカーユニットをDIATONE製に変更。
まずプレーヤーにあたるナビを変更しただけでどれほど音に変化があるのか、そしてステップアップとしてより良い音を求める方に体験いただけるよう、工夫されたブースとなっていた。
そのほか、アルパインやJBLも自社ユニットなどを搭載したデモカーを用意。CDやBluetoothなど、身近な音源が大きく音質向上することを多くの来場者が体験していた。各ブースともに人気で体験するには順番を待つ必要があるが、すべて無料となっているため、この機会にそれぞれ聴き比べをしてみるのも楽しいだろう。