ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2019/07/01 17:28
7月1日は『音楽が歩き始めた日』
ソニー「ウォークマン」初号機も聴ける40周年記念イベント。『音楽が歩き始めた場所』銀座で開幕
編集部:小野佳希
ソニーは、ウォークマン発売40周年を記念したプロジェクト「#009 WALKMAN IN THE PARK」をGinza Sony Parkにて本日7月1日から9月1日まで開催。一般公開を前にメディア向け内覧会が開催され、その見どころを一足先に公開した。
■40年前の初代モデルから歴代ウォークマンを実際に試聴可能
1979年7月1日のウォークマン1号機 「TPS-L2」発売から40周年を迎えたことを記念したプロジェクトとして、スペシャルサイトや記念ブックレットを製作。銀座・数寄屋橋交差点のソニービル跡地にあるGinza Sony Parkでは、1号機「TPS-L2」を始めとする歴代のウォークマンを実際に来場者が試聴できる体験型展示などを行う。
イベントのメインとなるのが、体験型展示の「My Story, My Walkman」。サカナクションの山口一郎さん、OKAMOTO'Sのオカモトレイジさん、砂原良徳さん、tofubeatsさんといったミュージシャンはもちろん、プロレスラーの棚橋弘至さん、俳優の荒川良々さん、ブックデザイナーの祖父江慎さんなど、1979年から現在に至るまでの様々な世代の著名人40名の思い出やエピソードとともに、当時の楽曲をその年代に発売されていたウォークマンで聴くことができる。
Ginza Sony Parkの運営などを行うソニー企業(株)代表取締役社長/チーフブランディングオフィサーの永野大輔氏は「ソニービルがあった時代に『It's a SONY展』で八百数十台のウォークマンを展示したが、そのときはお客様は展示を見るだけだった。今回は触って、聴くことができる」とコメント。「たんに回顧展をするつもりはない。当時より2歩前進したイベントだ」とアピールした。
さらに、アーティストによるカスタマイズを施したウォークマンの作品展「Custom Walkman」も展開。また、ウォークマンロゴなどをデザインした記念Tシャツや、テナントとして入居する「トラヤカフェ・あんスタンド」ではイベント限定のオリジナルメニュー「あんペーストかき氷と白玉餅[はっさくと抹茶] 〜持ち歩けるかき氷〜」の販売なども行う。
さらに、ウォークマンロゴのスタンプを集めるスタンプラリーも展開。完走者には、ウォークマンの40年間の歩みを紹介する記念ブックレットがプレゼントされる。このブックレットは外観がカセットテープのようなデザインで、1号機「TPS-L2」から2018年発売の現行のA50シリーズまで、歴代機種のうち83モデルを時系列で並べ紹介する内容になっている。なお、配布は先着順で、なくなり次第配布終了となる。
そのほか、スペシャルサイトでは、各界の著名人にとって「ウォークマンがどのような存在であったか」を問うインタビュー企画や、ウォークマンの進化の歴史を凝縮した動画などを公開。インタビューではミュージシャンのハマ・オカモト氏(OKAMOTO'S)やジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介氏、音楽プロデューサーの牧村憲一氏などが登場。「ウォークマンが音楽業界にどのような変化を与えたのか」をテーマにした著名人同士の対談や、ウォークマンをはじめ様々なオーディオ機器や音響技術を通じて、世界を感動で満たす音楽体験への追求を紹介している。
■7月1日は『音楽が歩き始めた日』、銀座は『音楽が歩き始めた場所』
前述の永野氏は、本イベント開幕日となる本日7月1日が初代ウォークマン「TPS-L2」の発売日だったことに言及。「当時、この場所にメディアの方々にお集まりいただいて製品発表会を行った」とも紹介し、本日7月1日が『音楽が歩き始めた日』であり、この銀座数寄屋橋交差点が『音楽が歩き始めた場所』だとアピールする。
一方で、「aiboが放し飼いになっているくらいで、実は今ままでソニーパークではソニー製品の展示はまったくやってこなかった」と、今回がソニー製品を展示する初のイベントであることを紹介。「この場所はショールームではなく公園という場所であり、それ自体がウォークマンやプレステと同じ、ひとつの商品だという考えだ。パーク自体がソニーらしいという感じてもらえる場所であろうとした」と、その理由を説明する。
それではなぜ、今回初めてソニー製品の展示イベントを開催するに至ったのか? その理由について永野氏は「遊び心」がキーワードだと語る。
永野氏によれば、昨年8月の開園以来345万人の来園者があり、来場者アンケートにおけるソニーパークへの印象で「遊び心がある」が1位になったとのこと。「ソニーのDNAである遊び心をインストールしたいという思いだったのでうれしい結果」だとし、「ソニー製品がなくても、この場所自体がソニーのDNAである遊び心がある場所だと認知されてきた。そのため、いよいよソニー製品を絡めたイベントを開催しようと考えた」と述べた。
本イベント「#009 WALKMAN IN THE PARK」は本日7月1日から9月1日まで開催で入場無料。ただし前述のトラヤカフェあんスタンドでの限定かき氷は7月31日まで、1日20食限定での販売となる。
「My Story, My Walkman」で当時の思い出の楽曲を披露している著名人は下記の通り。
・1979 祖父江慎(ブックデザイナー)
・1980 セイジ(ミュージシャン/ギターウルフ)
・1981 中原昌也(小説家/音楽家/画家)
・1982 砂原良徳(ミュージシャン)
・1983 荒木信雄(建築家)
・1984 若林恵(編集者)
・1985 千原徹也(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
・1986 新井英樹(漫画家)
・1987 渋谷直角(漫画家/コラムニスト)
・1988 山口一郎(ミュージシャン/サカナクション)
・1989 井上三太(漫画家)
・1990 天久聖一(漫画家/アニメーション監督)
・1991 くっきー(お笑い芸人/野性爆弾)
・1992 島田大介(映像作家/写真家)
・1993 サイプレス上野(ラッパー/サイプレス上野とロベルト吉野)
・1994 荒川良々(俳優)
・1995 若木信吾(写真家/映画監督)
・1996 中村弘二(ミュージシャン)
・1997 蓮沼執太(音楽家)
・1998 飯島望未(バレエダンサー)
・1999 三宅唱(映画監督)
・2000 三浦直之(劇作家/演出家)
・2001 岩井良太(デザイナー)
・2002 立川吉笑(落語家)
・2003 池貝峻(ミュージシャン/yahyel)
・2004 オカモトレイジ(ミュージシャン/OKAMOTO'S)
・2005 オロノ(ミュージシャン/Superorganism)
・2006 Licaxxx(DJ)
・2007 ファーストサマーウイカ(女優/アーティスト/タレント)
・2008 小谷実由(モデル)
・2009 tofubeats(音楽プロデューサー/DJ/トラックメーカー)
・2010 川谷絵音(ミュージシャン/作詞家/作曲家)
・2011 ユウキ(ミュージシャン/CHAI)
・2012 たなか(YouTuber/俳優/ホスト)
・2013 ケンモチヒデフミ(トラックメイカー/作詞家/作曲家)
・2014 ラブリ(モデル/タレント)
・2015 佐藤健寿(写真家)
・2016 棚橋弘至(プロレスラー/新日本プロレス)
・2017 燃え殻(小説家/会社員)
・2018 姫乃たま(ライター/歌手)
■40年前の初代モデルから歴代ウォークマンを実際に試聴可能
1979年7月1日のウォークマン1号機 「TPS-L2」発売から40周年を迎えたことを記念したプロジェクトとして、スペシャルサイトや記念ブックレットを製作。銀座・数寄屋橋交差点のソニービル跡地にあるGinza Sony Parkでは、1号機「TPS-L2」を始めとする歴代のウォークマンを実際に来場者が試聴できる体験型展示などを行う。
イベントのメインとなるのが、体験型展示の「My Story, My Walkman」。サカナクションの山口一郎さん、OKAMOTO'Sのオカモトレイジさん、砂原良徳さん、tofubeatsさんといったミュージシャンはもちろん、プロレスラーの棚橋弘至さん、俳優の荒川良々さん、ブックデザイナーの祖父江慎さんなど、1979年から現在に至るまでの様々な世代の著名人40名の思い出やエピソードとともに、当時の楽曲をその年代に発売されていたウォークマンで聴くことができる。
Ginza Sony Parkの運営などを行うソニー企業(株)代表取締役社長/チーフブランディングオフィサーの永野大輔氏は「ソニービルがあった時代に『It's a SONY展』で八百数十台のウォークマンを展示したが、そのときはお客様は展示を見るだけだった。今回は触って、聴くことができる」とコメント。「たんに回顧展をするつもりはない。当時より2歩前進したイベントだ」とアピールした。
さらに、アーティストによるカスタマイズを施したウォークマンの作品展「Custom Walkman」も展開。また、ウォークマンロゴなどをデザインした記念Tシャツや、テナントとして入居する「トラヤカフェ・あんスタンド」ではイベント限定のオリジナルメニュー「あんペーストかき氷と白玉餅[はっさくと抹茶] 〜持ち歩けるかき氷〜」の販売なども行う。
さらに、ウォークマンロゴのスタンプを集めるスタンプラリーも展開。完走者には、ウォークマンの40年間の歩みを紹介する記念ブックレットがプレゼントされる。このブックレットは外観がカセットテープのようなデザインで、1号機「TPS-L2」から2018年発売の現行のA50シリーズまで、歴代機種のうち83モデルを時系列で並べ紹介する内容になっている。なお、配布は先着順で、なくなり次第配布終了となる。
そのほか、スペシャルサイトでは、各界の著名人にとって「ウォークマンがどのような存在であったか」を問うインタビュー企画や、ウォークマンの進化の歴史を凝縮した動画などを公開。インタビューではミュージシャンのハマ・オカモト氏(OKAMOTO'S)やジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介氏、音楽プロデューサーの牧村憲一氏などが登場。「ウォークマンが音楽業界にどのような変化を与えたのか」をテーマにした著名人同士の対談や、ウォークマンをはじめ様々なオーディオ機器や音響技術を通じて、世界を感動で満たす音楽体験への追求を紹介している。
■7月1日は『音楽が歩き始めた日』、銀座は『音楽が歩き始めた場所』
前述の永野氏は、本イベント開幕日となる本日7月1日が初代ウォークマン「TPS-L2」の発売日だったことに言及。「当時、この場所にメディアの方々にお集まりいただいて製品発表会を行った」とも紹介し、本日7月1日が『音楽が歩き始めた日』であり、この銀座数寄屋橋交差点が『音楽が歩き始めた場所』だとアピールする。
一方で、「aiboが放し飼いになっているくらいで、実は今ままでソニーパークではソニー製品の展示はまったくやってこなかった」と、今回がソニー製品を展示する初のイベントであることを紹介。「この場所はショールームではなく公園という場所であり、それ自体がウォークマンやプレステと同じ、ひとつの商品だという考えだ。パーク自体がソニーらしいという感じてもらえる場所であろうとした」と、その理由を説明する。
それではなぜ、今回初めてソニー製品の展示イベントを開催するに至ったのか? その理由について永野氏は「遊び心」がキーワードだと語る。
永野氏によれば、昨年8月の開園以来345万人の来園者があり、来場者アンケートにおけるソニーパークへの印象で「遊び心がある」が1位になったとのこと。「ソニーのDNAである遊び心をインストールしたいという思いだったのでうれしい結果」だとし、「ソニー製品がなくても、この場所自体がソニーのDNAである遊び心がある場所だと認知されてきた。そのため、いよいよソニー製品を絡めたイベントを開催しようと考えた」と述べた。
本イベント「#009 WALKMAN IN THE PARK」は本日7月1日から9月1日まで開催で入場無料。ただし前述のトラヤカフェあんスタンドでの限定かき氷は7月31日まで、1日20食限定での販売となる。
「My Story, My Walkman」で当時の思い出の楽曲を披露している著名人は下記の通り。
・1979 祖父江慎(ブックデザイナー)
・1980 セイジ(ミュージシャン/ギターウルフ)
・1981 中原昌也(小説家/音楽家/画家)
・1982 砂原良徳(ミュージシャン)
・1983 荒木信雄(建築家)
・1984 若林恵(編集者)
・1985 千原徹也(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
・1986 新井英樹(漫画家)
・1987 渋谷直角(漫画家/コラムニスト)
・1988 山口一郎(ミュージシャン/サカナクション)
・1989 井上三太(漫画家)
・1990 天久聖一(漫画家/アニメーション監督)
・1991 くっきー(お笑い芸人/野性爆弾)
・1992 島田大介(映像作家/写真家)
・1993 サイプレス上野(ラッパー/サイプレス上野とロベルト吉野)
・1994 荒川良々(俳優)
・1995 若木信吾(写真家/映画監督)
・1996 中村弘二(ミュージシャン)
・1997 蓮沼執太(音楽家)
・1998 飯島望未(バレエダンサー)
・1999 三宅唱(映画監督)
・2000 三浦直之(劇作家/演出家)
・2001 岩井良太(デザイナー)
・2002 立川吉笑(落語家)
・2003 池貝峻(ミュージシャン/yahyel)
・2004 オカモトレイジ(ミュージシャン/OKAMOTO'S)
・2005 オロノ(ミュージシャン/Superorganism)
・2006 Licaxxx(DJ)
・2007 ファーストサマーウイカ(女優/アーティスト/タレント)
・2008 小谷実由(モデル)
・2009 tofubeats(音楽プロデューサー/DJ/トラックメーカー)
・2010 川谷絵音(ミュージシャン/作詞家/作曲家)
・2011 ユウキ(ミュージシャン/CHAI)
・2012 たなか(YouTuber/俳優/ホスト)
・2013 ケンモチヒデフミ(トラックメイカー/作詞家/作曲家)
・2014 ラブリ(モデル/タレント)
・2015 佐藤健寿(写真家)
・2016 棚橋弘至(プロレスラー/新日本プロレス)
・2017 燃え殻(小説家/会社員)
・2018 姫乃たま(ライター/歌手)