トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2019/09/10 17:01
国内200台限定

Campfire Audio、「Andromeda」の特注モデル“Gold”。7BA化で内部設計も変化

編集部:成藤 正宣
ミックスウェーブは、同社が取り扱う米Campfire Audioのイヤホン「Andromeda」の特注限定モデルとして、BAドライバーの数を増量し、音響設計も刷新した「Andromeda Special Edition:Gold」を、国内200台限定で9月13日より発売する。価格はオープンだが、156,300円前後での実売を想定する。

「Andromeda Special Edition:Gold」

2019年8月に香港で開催された「Hong Kong High-End Audio Visual Show」向けの製品として、全世界1,000台限定モデルとして企画/生産された特注モデル。日本国内向けには200台が用意される。ハウジングはアルミニウム、ノズルはステンレススチール製で、ネジ部には24金メッキが施される。

ベースモデル「Andromeda」のポテンシャルをさらに引き出し、新たな可能性を模索するべく、ドライバーの選定やクロスオーバー設計から見直しを実施。ベースモデルがもともと高域2基/中域1基/低域2基の5BAドライバーを搭載していたところ、低域にさらに2基のBAドライバーを加えた全7基構成とすることでサウンドレンジを更に拡張。より深くパンチの効いた低域を実現した。

カラーリングだけでなく、内部構造まで刷新した数量限定の「Andromeda」となる

ドライバーから発した音を伝達する際、音導管(サウンドチューブ)の代わりに3Dプリンターで精密に形成した空気室(アコースティックチャンバー)を用いることで、高域の周波数特性を改善する音響設計「T.A.E.C(Tuned Acoustic Expansion Chamber)」を引き続き採用。さらに、BAドライバーの帯域分けに用いる回路(ネットワーク)を排除し、BAドライバーと空気室だけでチューニングを行う「クロスオーバーレス設計」を採用した。これにより、これまで以上に雑味の少ない“BAドライバー本来の音”の伝達が可能になったとしている。

MMCX端子で着脱が可能な銀メッキ銅導体の付属ケーブル「Litzwire Earphone Cable」は、耳にかかるイヤーガイド部に針金を使わず、熱処理でクセを付けただけの柔らかく軽量な構造を採用。もつれにくいツイストデザインで、従来モデルの付属ケーブルよりも使用中のストレスをを軽減したとする。

「Litzwire Earphone Cable」は従来モデルよりクセがなく、耳元からワイヤーを取り除いた仕様

また、持ち運び用のプレミアムレザー・ジッパーケースもベースモデルと異なるブラックカラーを採用。裏地にクッション性のあるウールを使用することで、イヤホンハウジングを保護する。

レザーケースも本体カラーに合わせたブラックが付属する

再生周波数帯域は5Hz〜20kHz、インピーダンスは7Ω(1kHz)、感度は116dB SPL/m。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB