トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2019/10/30 11:40
ウッドドームカーボン振動板やスパイラルドット+を採用

ビクター、フラグシップの技術を取り入れたプレミアムイヤホン「HA-FW1500」。約6万円

編集部:成藤 正宣
JVCケンウッドは、ビクターブランドから、木の振動板を搭載したイヤホン “WOODシリーズ” の新製品「HA-FW1500」を、11月上旬より発売する。オープン価格だが、市場では60,000円前後での実売が予想される。

「HA-FW1500」

搭載する11mm口径のダイナミックドライバーには、フラグシップモデル「HA-FW10000」と同様の「ウッドドームカーボン振動板」を採用。音の伝搬速度が早く振動の減衰特性に優れるカバ材から、独自の薄膜加工技術により50μmのウッドドームを削り出し、そこへカーボンコーティングしたPET振動板を組み合わせた構造となっている。これにより、振動板外周部には適度なしなやかさを、中央のドーム部分には高い強度をもたせ、美しい音色と緻密な表現力を実現したという。

フラグシップモデルと同様の「ウッドドームカーボン振動板」を搭載した

ドライバーには、振動板を正確に動作させる為の「アキュレートモーションエアダンパー」のほか、前面には不要な音をドットで拡散する独自技術「アコースティックピュリファイアー」も採用。ドット配置は音像表現を重視した本機独自のもので、透明感のある音色を引き出すとしている。

イヤーピースには、人肌に近い力学特性を備えた素材「SMP iFit」を採用し、イヤーピース内側にディンプルを設けた「スパイラルドット+(プラス)」を同梱。サイズはS/MS/M/ML/Lの5種類となっている。付属ケーブルはMMCX端子により着脱が可能。表面には細かな溝が施され、絡みにくさ/強度を向上させている。

ハウジングにはオーナメントとしてビクターブランドの象徴「ニッパー犬」を刻印。ブラックのカラーリングとともに、プレミアムモデルらしい上質な外見に仕上げたとしている。

ブランドアイコンである犬(ニッパー)のマークをあしらっている

再生周波数帯域は6Hz〜52kHz、インピーダンスは16Ω、出力音圧レベルは103dB/1mW。質量は約15g。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB