トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2020/06/23 05:07
Mac/iPhone間などの複数ペアリングも可能に

アップル「AirPods Pro」でアトモスなど「空間オーディオ」対応。頭に合わせて音も動く

編集部:風間雄介
アップルは、「WWDC20」のキーノートスピーチにおいて、同社の完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」の新たなファームウェアを提供し、機能を大幅に強化することを発表した。

AirPods Proのファームウェア担当シニアエンジニアのMary-Ann Ionascu氏は、新機能として、AirPods Proを「Spatial Audio」に対応させると述べた。

AirPods Proのファームウェア担当シニアエンジニアのMary-Ann Ionascu氏

Spatial Audioは直訳すると「空間的なオーディオ」。いわゆるサラウンド音声だ。5.1chサラウンド、7.1chサラウンド、そしてドルビーアトモスに対応すると発表した。

ただ単にこれらのサラウンド音声を再生できるだけでなく、AirPods Pro内の加速度センサーとジャイロセンサーなどを利用して、頭の動きをトラッキング。それにあわせて音の出方を自動的にコントロールする。

具体的には、音場を再度マッピング。頭が動いても、音像が聞こえる方向を一定に保つようにした。

頭を動かしても音像がブレないように調整する

また新ファームウェアでは、iPhoneやiPad、Macでの複数ペアリングも可能にした。これまでは一回一回ペアリングし直す必要があったが、新ファームでは複数デバイスの音をかんたんに、あるいは自動的に切り替え、AirPods Proで再生できるようになる。

複数のデバイスの音をシームレスに再生できるようになる

これによって、Macで会議中に電話が来たら、自動的にiPhoneからの音声をAirPods Proで聞く、といった使い方が可能になる。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新

WEB