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公開日 2020/09/30 15:44
オンラインイベントも開催

Amazonの車載デバイス「Echo Auto」本日発売。活用シーンを動画でも紹介

編集部:成藤 正宣
アマゾンは、本日9月30日より国内販売を開始する車載デバイス「Echo Auto」について、活用シーンを紹介する動画を公開した。また、合わせてプレス向けにオンラインセミナーを開催し、アマゾンジャパン Alexaインターナショナルゼネラルマネージャーの大木 聡氏、モータージャーナリストの竹岡 圭氏が、Echo Autoの活用シーンや自動車業界のトレンドとの関わりについて語った。

Echo Auto

既にお伝えした通り、Echo AutoはAmazon Echoシリーズ初の車載デバイスで、本日9月30日より4,980円(税込)にて国内発売を迎える。シガーソケットまたはUSBポートからの給電で動作し、設定やインターネット接続はAlexaアプリをインストールしたスマートフォン経由で、また車載オーディオとの接続はBluetoothまたはAUX端子で行う。

スマートフォン経由で設定や通信を行う

走行音や空調音、複数のスピーカーなどが存在する車内特有の環境でも高い音声認識精度を保つため、8つのマイクアレイを搭載。また学習を重ねることで認識精度はさらに改善されていくという。付属のアタッチメントにより、送風口への取り付けにも対応する。

車内の環境でも音声認識の精度を保てるよう8つのマイクアレイを搭載。送風口への取り付けにも対応

本日公開された動画では、「ビジネス編」「ファミリー編」という2パターンに分けて活用例が紹介されている。ビジネス編では、通勤時に天気予報やニュース、スケジュールを読み上げさせたり、ハンズフリーでの電話発信/通話、音楽ストリーミングサービスの再生といった例が取り上げられている。


家族での行楽シーンを映したファミリー編では、目的地の天気の確認、しりとりや読み聞かせ等の子供も楽しめるAlexaスキル、自宅にあるスマート家電のリモート操作といった例が紹介されている。


アマゾンジャパンの大木氏は、車移動に対するニーズはテクノロジーの進歩に応じて大きく変化し、また昨今ではコロナ禍の影響から車移動の機会自体も増加しているが、Echo Autoはそういった状況に応えられる製品であることを改めてアピールした。

またEcho Autoとは別にAlexaの車載向け展開も進んでおり、これまでの実績として2021年発売予定の日産「アリア」や、JVCケンウッド/パイオニアのカーオーディオ製品にAlexaが搭載されたことを紹介。「いつも大切な人とつながること」「安心を提供すること」「日々の生活をより便利にすること」「家族全員で楽しめること」を軸に普及を進めていくとした。

Echo Autoとは別に、車載製品へのAlexaの展開も進めている

モータージャーナリストの竹岡氏は、Echo Autoに関連する自動車業界のトレンドについて解説。各メーカーが様々な試行錯誤を重ねてきた車内インターフェースの分野では音声操作の採用が増えていること、スマートフォンとの連携により容易に多機能化を実現する「ディスプレイオーディオ」が普及しつつあること等が語られた。

自動車業界でも音声操作やスマートフォンの連動がトレンドだという

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