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公開日 2020/11/30 12:09
年末商戦へ向けて新製品が力強い動き
ステイホームを追い風に「大画面テレビシアター」の相談や実売が増加 <販売店の声・売れ筋ランキング10月>
PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
各モニター店のご協力のもと提供している「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に届けられた、最前線からの熱い声をお届けする。
■期待を込めた新製品の立ち上がりに手応え
前月、発売前の期待モデルとして取り上げた、デノンのブランド創立110周年記念モデルとなるSACD/CDプレーヤー「DCD-A110」、E-270の後継機となるアキュフェーズのプリメインアンプ「E-280」、そして、ヤマハのスピーカーシステム「NS-3000」が、発売から好調な立ち上がりを見せています。(テレオン)
■テレビシアターの相談や実売が増加
プロジェクターでホームシアターを構築するお客様が少なくて苦戦していますが、一方で、テレビでシアターを組みたい方は増えています。テレビのさらなる高画質化・大画面化が進み、さらにここに来て4K有機ELテレビが大きく台頭してきたことで、プロジェクターの需要に食い込んでいる感じです。コロナ禍で行われることになった好きなアーティストのライブビューイングを、家で臨場感たっぷりに楽しみたいからと、より大型で高画質のテレビへ買い替えるお客様もいらっしゃいました。オーディオは相変わらず中古販売が好調です。
コロナ禍の影響もあってか、来店されるお客様がほぼ決まった顔ぶれになってしまっていますので、新規のお客様獲得の方策として、CHORDのノイズポンププラグ「Graund ARAY」や光HDMIケーブルの提案に力を入れています。(第一無線)
■コロナ禍に力をもらった新規の20代のお客様
10月になり、新型コロナも多少落ち着いて来たタイミングで実施された「Go To キャンペーン」が、旅行や飲食業の需要喚起につながっていますが、オーディオ業界にはあまり関係なく、相変わらずお客様は少な目です。
そんな折、同じ静岡県内とはいえ、店舗を構える浜松からはかなり遠い御殿場から、お店のブログを見てくれていたという初めてのお客様にご来店いただきました。片道でおそらく3時間ぐらいはかかると思います。JBL「4312G」を試聴されてお買い上げいただき、取り寄せだったものですから、受け取るために再度足を運ばれました。「Tsubaki Audio さんで買いたかったんですよ」とのお言葉をいただき、本当にうれしかったです。
その後もスピーカーケーブルや電源ケーブル、電源タップを注文していただきました。こちらはゆうパックでお送りさせていただきました。このお客様がまだ20代後半の若者なんです。コロナで気持ちも沈みがちな中、とても明るい気持ちになれました。(Tsubaki Audio)
■売れ筋新製品の品薄状態が残念
前年が消費増税後の落ち込みもあったため、10月は前年を上回る数字で推移しています。ただ、せっかく盛り上がりを見せ始めたのに、キヤノン「EOS R5」「EOS R6」、ソニー「α7S III」が欠品状態で水を差す形になっているのが残念でなりません。ビデオカメラも秋の運動会が開催されて需要が拡大しましたが、こちらもやはり欠品が生じ口惜しい限りです。好調さがひと際目を引くのはVlog。周辺機材も売り上げを伸ばし、盛り上がりを見せているのは明るい材料です。
レンズでは、ソニーのEマウントが、純正だけでなく、タムロンやシグマを含めて上位を占めていますが、ニコンのZマウントやキヤノンのRFマウントも新製品を中心に販売が伸びており、今後、こちらにもタムロンやシグマの参入による一層の盛り上がりを期待したいところです。(ヨドバシカメラ)
■ミラーレスは「ソニーvsキヤノン」の2強対決
品薄状態にあるキヤノン「EOS R5」「EOS R6」ですが、特筆されるのは、関連商品も売上げが大変好調に推移していること。一部のレンズやマウントアダプタ−には欠品が見られるほどです。市場はますます “ミラーレス一色”の図式へと急速にシフトしており、“ソニー vs キヤノン”の2強対決の様相を呈してきています。
そのような中で我が道を行くのがパナソニックです。「ボディが大きい」という欠点を見事に払拭した「DC-S5」が好調です。その反面、S1シリーズの動きがトーンダウンしていのが気にかかります。新製品がマイナーチェンジレベルにとどまったニコン「Zシリーズ」も、根強いファンが多く、大きな売上増とまではいきませんが、手堅く売れているのは心強い限りです。(フジヤカメラ)
■期待を込めた新製品の立ち上がりに手応え
前月、発売前の期待モデルとして取り上げた、デノンのブランド創立110周年記念モデルとなるSACD/CDプレーヤー「DCD-A110」、E-270の後継機となるアキュフェーズのプリメインアンプ「E-280」、そして、ヤマハのスピーカーシステム「NS-3000」が、発売から好調な立ち上がりを見せています。(テレオン)
■テレビシアターの相談や実売が増加
プロジェクターでホームシアターを構築するお客様が少なくて苦戦していますが、一方で、テレビでシアターを組みたい方は増えています。テレビのさらなる高画質化・大画面化が進み、さらにここに来て4K有機ELテレビが大きく台頭してきたことで、プロジェクターの需要に食い込んでいる感じです。コロナ禍で行われることになった好きなアーティストのライブビューイングを、家で臨場感たっぷりに楽しみたいからと、より大型で高画質のテレビへ買い替えるお客様もいらっしゃいました。オーディオは相変わらず中古販売が好調です。
コロナ禍の影響もあってか、来店されるお客様がほぼ決まった顔ぶれになってしまっていますので、新規のお客様獲得の方策として、CHORDのノイズポンププラグ「Graund ARAY」や光HDMIケーブルの提案に力を入れています。(第一無線)
■コロナ禍に力をもらった新規の20代のお客様
10月になり、新型コロナも多少落ち着いて来たタイミングで実施された「Go To キャンペーン」が、旅行や飲食業の需要喚起につながっていますが、オーディオ業界にはあまり関係なく、相変わらずお客様は少な目です。
そんな折、同じ静岡県内とはいえ、店舗を構える浜松からはかなり遠い御殿場から、お店のブログを見てくれていたという初めてのお客様にご来店いただきました。片道でおそらく3時間ぐらいはかかると思います。JBL「4312G」を試聴されてお買い上げいただき、取り寄せだったものですから、受け取るために再度足を運ばれました。「Tsubaki Audio さんで買いたかったんですよ」とのお言葉をいただき、本当にうれしかったです。
その後もスピーカーケーブルや電源ケーブル、電源タップを注文していただきました。こちらはゆうパックでお送りさせていただきました。このお客様がまだ20代後半の若者なんです。コロナで気持ちも沈みがちな中、とても明るい気持ちになれました。(Tsubaki Audio)
■売れ筋新製品の品薄状態が残念
前年が消費増税後の落ち込みもあったため、10月は前年を上回る数字で推移しています。ただ、せっかく盛り上がりを見せ始めたのに、キヤノン「EOS R5」「EOS R6」、ソニー「α7S III」が欠品状態で水を差す形になっているのが残念でなりません。ビデオカメラも秋の運動会が開催されて需要が拡大しましたが、こちらもやはり欠品が生じ口惜しい限りです。好調さがひと際目を引くのはVlog。周辺機材も売り上げを伸ばし、盛り上がりを見せているのは明るい材料です。
レンズでは、ソニーのEマウントが、純正だけでなく、タムロンやシグマを含めて上位を占めていますが、ニコンのZマウントやキヤノンのRFマウントも新製品を中心に販売が伸びており、今後、こちらにもタムロンやシグマの参入による一層の盛り上がりを期待したいところです。(ヨドバシカメラ)
■ミラーレスは「ソニーvsキヤノン」の2強対決
品薄状態にあるキヤノン「EOS R5」「EOS R6」ですが、特筆されるのは、関連商品も売上げが大変好調に推移していること。一部のレンズやマウントアダプタ−には欠品が見られるほどです。市場はますます “ミラーレス一色”の図式へと急速にシフトしており、“ソニー vs キヤノン”の2強対決の様相を呈してきています。
そのような中で我が道を行くのがパナソニックです。「ボディが大きい」という欠点を見事に払拭した「DC-S5」が好調です。その反面、S1シリーズの動きがトーンダウンしていのが気にかかります。新製品がマイナーチェンジレベルにとどまったニコン「Zシリーズ」も、根強いファンが多く、大きな売上増とまではいきませんが、手堅く売れているのは心強い限りです。(フジヤカメラ)
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