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公開日 2020/12/14 16:12
ビエラならではの機能をアピール
年末年始は“ビエラ”で「ネット動画ビューイング」。パナソニックがおすすめ機能とコンテンツを紹介
編集部:成藤 正宣
パナソニックは、同社テレビ “ビエラ” に関する報道向けセミナーを開催。新型コロナウイルスの流行により続く “巣ごもり” 生活スタイルでの年末年始の過ごし方として、ビエラで視聴できる動画配信サービスの注目コンテンツや、それらコンテンツの臨場感や没入感を深めるビエラ独自機能について改めて紹介した。
パナソニック アプライアンス社の福島伊公男氏によれば、昨年12月を基準としたテレビ視聴時間は、“巣ごもり” が本格化した今年4月で1.4倍、そしてコロナ下の生活様式が定着した今年11月で約1.6倍にのぼった。
テレビの動画アプリの視聴時間に至っては、今年4月で約1.7倍、そして11月で約2倍に達したといい、同社では「巣ごもり需要の中でテレビがエンタメの供給源として再注目され、年末年始も例年以上にテレビ視聴時間、特に動画配信サービスの利用が増える」と分析する。またテレビの販売構成比も、55型〜65型の大型モデルの割合が増え、70型モデルは前年比2倍をキープしているという。
こうした状況を背景に福島氏は、「ネット動画はスマホ/タブレットで視聴される方も多いと思うが、大画面テレビなら家族と一緒でも大画面の臨場感が楽しめる。また “ビエラ” でこだわっている立体音響ならば、昨今増えているライブや演劇といったコンテンツも、その場にいるかのような臨場感を自宅で楽しめる」と、“ビエラ” の機能で動画配信のコンテンツをより深く楽しむ「ネット動画ビューイング」をアピールした。
●年末年始のドラマ/映画/アニメそれぞれに効く “ビエラ” 独自機能をアピール
セミナーでは、“ビエラ” が対応する様々な動画配信サービスの中から、hulu/U-NEXT/ABEMAの3サービスの年末年始の注目コンテンツを紹介。同時に、パナソニック アプライアンス社の藤永勇樹氏からは、各コンテンツの魅力を引き出す “ビエラ” 独自機能についても解説された。
huluからピックアップされた『BRAVE NEW WORLD/ブレイブ・ニュー・ワールド』(2020年12月16日シーズン1配信開始)や、『ポロス〜古代インド英雄伝〜』(2021年1月11日シーズン5配信開始、シーズン4まで配信中)といった大作海外ドラマには、プロの映像制作にも用いられる3次元カラーマネジメント回路を駆使した「ヘキサクロマドライブ」、アップスケーリング技術「4Kファインリマスターエンジン」といった高画質化技術が特に効果的と藤永氏。
「ヘキサクロマドライブ」は有機ELモデル/液晶モデルそれぞれの特性に合わせた細やかなチューニングが施され、特に有機ELモデルの表現力は『ポロス』の印象的な青の色使いを鮮やかに再現できると語る。「4Kファインリマスターエンジン」は映像を細かく部分ごとに解析し、ノイズを抑えつつ質感を引き立てることができるため、懐かしのコンテンツの視聴で効いてくるという。
U-NEXTからは、長澤まさみ主演ドラマの劇場版第2作『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年12月25日配信開始)、時間をテーマにしたクリストファー・ノーラン監督のSF最新作『TENET』(2021年1月8日配信開始予定)がピックアップ。セミナーに出席した(株)U-NEXTの木川氏は、その他にも多種多様な視聴プラン、幅広い対応端末、NHKを含むコンテンツラインナップの豊富さもアピールする。
藤永氏は、 “ビエラ” こだわりの音響システムが映画作品の魅力を存分に引き出せると紹介。U-NEXTではドルビーアトモスの立体音響に対応した作品も配信されているが、有機ELモデル「HZ2000シリーズ」「HZ1800シリーズ」や、液晶モデル「HX950シリーズ」などイネーブルドスピーカー内蔵の “ビエラ” であれば、サウンドバーを後付けする必要なく映画館のような迫力の音声が楽しめる。
また、イネーブルドスピーカー搭載モデルであれば音の上下の位置を表現しやすいことに加え、音楽のボーカルやドラマ/映画の台詞がしっかり中央に定位するため、クリアに聴き取りやすいということもメリットだとした。
ABEMAでは、東映ビデオと共同制作したオリジナル映画『アンダードッグ(配信版)』、福山雅治/サザンオールスターズらのオンラインライブを含むPPV(1本買切り型)コンテンツ、また『鬼滅の刃』『呪術廻戦』といった最新の話題作から『ドラえもん』のような定番作品までアニメも豊富にカバーする。セミナーに出席した(株)サイバーエージェントの山崎氏は、編成にとらわれないニュース/将棋/麻雀など多彩な番組ラインナップも視聴者に楽しんでもらっていると紹介した。
ABEMAが豊富にラインナップしているアニメ作品には、“ビエラ”の「オブジェクト検出 倍速表示」と「4Kファインリマスター」が効果的と藤永氏。独自のアルゴリズムを搭載する倍速補間では、動いているオブジェクトと背景それぞれに最適な処理を行い、滑らかな動きとクッキリとしたオブジェクトの輪郭を破綻なく両立できる。
また、4Kファインリマスターエンジンの「部分適用3Dノイズリダクション」や「テクスチャー検出機能付きバンディングノイズリダクション」といったノイズ抑制機能もアニメの画質特性にマッチし、 “賢く” 高画質化を行えるとしていた。
●コロナ下の変化にも合わせつつ「見たいものを・快適に・高画質高音質で」
新型コロナウイルスの流行は、配信サービスにも大きな影響を与えている。U-NEXTの木川氏は「加入者数が大幅に増え、長時間の長尺コンテンツの視聴数も伸びた」、ABEMAの山崎氏も「視聴者数が以前より2〜3割増加した」と語る。
ユーザーからの問い合わせの内容にも変化が現れたといい、パナソニックでは対応する配信サービスに関する質問が、U-NEXTではライブコンテンツのラインナップに関する質問が増えたという。
また、ABEMAの山崎氏は「PPV(ペイ・パー・ビュー)のライブコンテンツをテレビで見るにはどうすればよいかという問い合わせが増え、ライブの大画面視聴に対するニーズが感じられた」と話していた。
最後に福島氏は “ビエラ” のUIについても言及。最新モデルではホーム画面のカスタマイズやコンテンツのサムネイル表示に対応するなど、大画面で多彩なコンテンツを快適に楽しめるようよう進化を続けており「今後もユーザーが見たいものを見たいときに、操作で待たされたりせず快適に、高画質/高音質で楽しめるということを追求していく」と、引き続きUI改善を重ねていく方針を改めて強調していた。
パナソニック アプライアンス社の福島伊公男氏によれば、昨年12月を基準としたテレビ視聴時間は、“巣ごもり” が本格化した今年4月で1.4倍、そしてコロナ下の生活様式が定着した今年11月で約1.6倍にのぼった。
テレビの動画アプリの視聴時間に至っては、今年4月で約1.7倍、そして11月で約2倍に達したといい、同社では「巣ごもり需要の中でテレビがエンタメの供給源として再注目され、年末年始も例年以上にテレビ視聴時間、特に動画配信サービスの利用が増える」と分析する。またテレビの販売構成比も、55型〜65型の大型モデルの割合が増え、70型モデルは前年比2倍をキープしているという。
こうした状況を背景に福島氏は、「ネット動画はスマホ/タブレットで視聴される方も多いと思うが、大画面テレビなら家族と一緒でも大画面の臨場感が楽しめる。また “ビエラ” でこだわっている立体音響ならば、昨今増えているライブや演劇といったコンテンツも、その場にいるかのような臨場感を自宅で楽しめる」と、“ビエラ” の機能で動画配信のコンテンツをより深く楽しむ「ネット動画ビューイング」をアピールした。
●年末年始のドラマ/映画/アニメそれぞれに効く “ビエラ” 独自機能をアピール
セミナーでは、“ビエラ” が対応する様々な動画配信サービスの中から、hulu/U-NEXT/ABEMAの3サービスの年末年始の注目コンテンツを紹介。同時に、パナソニック アプライアンス社の藤永勇樹氏からは、各コンテンツの魅力を引き出す “ビエラ” 独自機能についても解説された。
huluからピックアップされた『BRAVE NEW WORLD/ブレイブ・ニュー・ワールド』(2020年12月16日シーズン1配信開始)や、『ポロス〜古代インド英雄伝〜』(2021年1月11日シーズン5配信開始、シーズン4まで配信中)といった大作海外ドラマには、プロの映像制作にも用いられる3次元カラーマネジメント回路を駆使した「ヘキサクロマドライブ」、アップスケーリング技術「4Kファインリマスターエンジン」といった高画質化技術が特に効果的と藤永氏。
「ヘキサクロマドライブ」は有機ELモデル/液晶モデルそれぞれの特性に合わせた細やかなチューニングが施され、特に有機ELモデルの表現力は『ポロス』の印象的な青の色使いを鮮やかに再現できると語る。「4Kファインリマスターエンジン」は映像を細かく部分ごとに解析し、ノイズを抑えつつ質感を引き立てることができるため、懐かしのコンテンツの視聴で効いてくるという。
U-NEXTからは、長澤まさみ主演ドラマの劇場版第2作『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年12月25日配信開始)、時間をテーマにしたクリストファー・ノーラン監督のSF最新作『TENET』(2021年1月8日配信開始予定)がピックアップ。セミナーに出席した(株)U-NEXTの木川氏は、その他にも多種多様な視聴プラン、幅広い対応端末、NHKを含むコンテンツラインナップの豊富さもアピールする。
藤永氏は、 “ビエラ” こだわりの音響システムが映画作品の魅力を存分に引き出せると紹介。U-NEXTではドルビーアトモスの立体音響に対応した作品も配信されているが、有機ELモデル「HZ2000シリーズ」「HZ1800シリーズ」や、液晶モデル「HX950シリーズ」などイネーブルドスピーカー内蔵の “ビエラ” であれば、サウンドバーを後付けする必要なく映画館のような迫力の音声が楽しめる。
また、イネーブルドスピーカー搭載モデルであれば音の上下の位置を表現しやすいことに加え、音楽のボーカルやドラマ/映画の台詞がしっかり中央に定位するため、クリアに聴き取りやすいということもメリットだとした。
ABEMAでは、東映ビデオと共同制作したオリジナル映画『アンダードッグ(配信版)』、福山雅治/サザンオールスターズらのオンラインライブを含むPPV(1本買切り型)コンテンツ、また『鬼滅の刃』『呪術廻戦』といった最新の話題作から『ドラえもん』のような定番作品までアニメも豊富にカバーする。セミナーに出席した(株)サイバーエージェントの山崎氏は、編成にとらわれないニュース/将棋/麻雀など多彩な番組ラインナップも視聴者に楽しんでもらっていると紹介した。
ABEMAが豊富にラインナップしているアニメ作品には、“ビエラ”の「オブジェクト検出 倍速表示」と「4Kファインリマスター」が効果的と藤永氏。独自のアルゴリズムを搭載する倍速補間では、動いているオブジェクトと背景それぞれに最適な処理を行い、滑らかな動きとクッキリとしたオブジェクトの輪郭を破綻なく両立できる。
また、4Kファインリマスターエンジンの「部分適用3Dノイズリダクション」や「テクスチャー検出機能付きバンディングノイズリダクション」といったノイズ抑制機能もアニメの画質特性にマッチし、 “賢く” 高画質化を行えるとしていた。
●コロナ下の変化にも合わせつつ「見たいものを・快適に・高画質高音質で」
新型コロナウイルスの流行は、配信サービスにも大きな影響を与えている。U-NEXTの木川氏は「加入者数が大幅に増え、長時間の長尺コンテンツの視聴数も伸びた」、ABEMAの山崎氏も「視聴者数が以前より2〜3割増加した」と語る。
ユーザーからの問い合わせの内容にも変化が現れたといい、パナソニックでは対応する配信サービスに関する質問が、U-NEXTではライブコンテンツのラインナップに関する質問が増えたという。
また、ABEMAの山崎氏は「PPV(ペイ・パー・ビュー)のライブコンテンツをテレビで見るにはどうすればよいかという問い合わせが増え、ライブの大画面視聴に対するニーズが感じられた」と話していた。
最後に福島氏は “ビエラ” のUIについても言及。最新モデルではホーム画面のカスタマイズやコンテンツのサムネイル表示に対応するなど、大画面で多彩なコンテンツを快適に楽しめるようよう進化を続けており「今後もユーザーが見たいものを見たいときに、操作で待たされたりせず快適に、高画質/高音質で楽しめるということを追求していく」と、引き続きUI改善を重ねていく方針を改めて強調していた。