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公開日 2020/12/25 11:09
カメラはキヤノンがミラーレスで快進撃
おうち時間にスピーカーで音楽を鳴らして楽しむ若い人が増えている <販売店の声・売れ筋ランキング11月>
PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
各モニター店のご協力のもと提供している「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に届けられた、最前線からの熱い声をお届けする。
■新製品も立ち上がり好調。徐々に活気が出てきた
しばらく鳴りを潜めていたB&Wのハイエンドスピーカー「800 D3シリーズ」「700 S2シリーズ」に動きが見られました。JBLの30cm 2ウェイ スピーカー「4349」、アキュフェーズのプリメインアンプ「E-280」、SACDプレーヤー「DP-570」などの新製品も好調な滑り出しを見せています。アキュフェーズでは7月に発売された創立50周年記念モデルのプリアンプ「C-3900」も相変わらず好調です。
これら新製品への関心、注目などをきっかけにして、徐々にですが確実に活気が出てきています。中でも、富裕層のお客様が株価の上昇により含み資産が増えたことから、高額なコンポの購買に食指を動かすケースが多いように思われます。12月もこの調子が続くと良いのですが。(テレオン)
■コロナでホームシアターの工事が減少
第3波により全国レベルで感染者数が拡大する新型コロナの影響も大きく、とにかく来店客が少ないです。そうした中でもお店まで足を運ばれるお客様の顔ぶれは、大体決まってしまっているのが特徴ですね。カテゴリー別には、アクセサリーは全般にまずまず動いていますが、ホームシアターの工事が少なくなっています。(第一無線)
■若い人に人気の「M-CR612」「Algon0」
新型コロナの第3波で、店舗を構える浜松市でも街中や病院など多数のクラスターが発生しています。ご年配のお客様はご家族から外出は控えるように言われ、気持ち的にもなかなか購買意欲が湧いてこない状態のようです。
その一方、テレワークになって「家で音楽を少し本格的に楽しんでみるか」と比較的若い層のお客様が少しずつ増えてきているのは明るい話題のひとつです。ネットワークもCDも手軽に楽しめるマランツ「M-CR612」が人気を集めており、スピーカーには『オーディオアクセサリー』誌で最近何号かにわたって紹介されたフィンランドの「amphion」ブランドの小型スピーカー「Argon0」を組み合わせる人が目につきます。とても小さなサイズのため、実際に音は聴かれたお客様は驚きの表情を隠せません。スピーカーではそのほかに、定番のB&WやKEF、DALIなども人気があります。
12月は書き入れ時となる年末商戦ですが、今年は新製品試聴会などのイベントは開催することができません。ブログやフェイスブック等のSNSでの発信力をいつも以上に強化して頑張ります。(Tsubaki Audio)
■音楽や映像でおうち時間を楽しく過ごそう
各メーカーの主力機種の入荷遅れが売上げにも少なからず影響しています。また、不要になったり、主を失ったりした機器の買い取りが止まらず、店内には買い取りした古い物があふれている状況です。地方部でも少なからず経済は動いていますが、都市部と比べるとその活性の度合いにはかなりの格差があると思います。とにかく前を向いて、ステイホームで今までより多くできた家で過ごす時間を、音楽や映像で楽しみましょうとオーディオやホームシアター提案していきます。(オーディオMARO)
■我が道を行くLeica(ライカ)
ミラーレスはフルサイズが圧倒的に人気になっています。品薄の商品が多い新製品は在庫がある商品がランクインという状況です。高級コンデジでは単価の高いLeica(ライカ)「Q2」がベスト5にランクインしました。ライカからは「Q2モノクローム」も発売されており、“我が道を行く”という感じですね。
今年は結局、新型コロナに振り回されて終わりそうです。「フォトキナ」の終了が発表されるなど、ライカの母国・ドイツでもカメラ市場は厳しい状況にあるのでしょうか。現在の状況が1日も早く収束し、カメラを持って自由に旅行やイベントに行かれるようになることを祈ります。(ヨドバシカメラ)
■ミラーレスでキヤノンの存在感が急拡大
「EOS R5」「EOS R6」の登場以降、キヤノンのミラーレス一眼が、レンズの販売数量まで含めてソニーの強大なライバルとなったと強く実感しています。キヤノン、ニコンの2社は、ユーザー側から見ればレンズメーカー製のレンズが少ない欠点がありますが、ビジネス目線からすれば、ユーザーを囲い込める点からは正しいことなのかもしれません。もっとも、業界としてはつまらないのですが…。
iPhoneを筆頭にスマホに搭載されるカメラ機能の高性能化が進み、コンパクトデジタルカメラの市場縮小は、高級タイプのコンデジにまで波及して来ています。カメラ業界の寡占化は今後も進むと思われますが、REDやBlackmagicDesignなどのシネマカメラに代表される動画機材の需要が拡大していけば、業界はまだまだ生き残れるのかもしれません。(フジヤカメラ)
■新製品も立ち上がり好調。徐々に活気が出てきた
しばらく鳴りを潜めていたB&Wのハイエンドスピーカー「800 D3シリーズ」「700 S2シリーズ」に動きが見られました。JBLの30cm 2ウェイ スピーカー「4349」、アキュフェーズのプリメインアンプ「E-280」、SACDプレーヤー「DP-570」などの新製品も好調な滑り出しを見せています。アキュフェーズでは7月に発売された創立50周年記念モデルのプリアンプ「C-3900」も相変わらず好調です。
これら新製品への関心、注目などをきっかけにして、徐々にですが確実に活気が出てきています。中でも、富裕層のお客様が株価の上昇により含み資産が増えたことから、高額なコンポの購買に食指を動かすケースが多いように思われます。12月もこの調子が続くと良いのですが。(テレオン)
■コロナでホームシアターの工事が減少
第3波により全国レベルで感染者数が拡大する新型コロナの影響も大きく、とにかく来店客が少ないです。そうした中でもお店まで足を運ばれるお客様の顔ぶれは、大体決まってしまっているのが特徴ですね。カテゴリー別には、アクセサリーは全般にまずまず動いていますが、ホームシアターの工事が少なくなっています。(第一無線)
■若い人に人気の「M-CR612」「Algon0」
新型コロナの第3波で、店舗を構える浜松市でも街中や病院など多数のクラスターが発生しています。ご年配のお客様はご家族から外出は控えるように言われ、気持ち的にもなかなか購買意欲が湧いてこない状態のようです。
その一方、テレワークになって「家で音楽を少し本格的に楽しんでみるか」と比較的若い層のお客様が少しずつ増えてきているのは明るい話題のひとつです。ネットワークもCDも手軽に楽しめるマランツ「M-CR612」が人気を集めており、スピーカーには『オーディオアクセサリー』誌で最近何号かにわたって紹介されたフィンランドの「amphion」ブランドの小型スピーカー「Argon0」を組み合わせる人が目につきます。とても小さなサイズのため、実際に音は聴かれたお客様は驚きの表情を隠せません。スピーカーではそのほかに、定番のB&WやKEF、DALIなども人気があります。
12月は書き入れ時となる年末商戦ですが、今年は新製品試聴会などのイベントは開催することができません。ブログやフェイスブック等のSNSでの発信力をいつも以上に強化して頑張ります。(Tsubaki Audio)
■音楽や映像でおうち時間を楽しく過ごそう
各メーカーの主力機種の入荷遅れが売上げにも少なからず影響しています。また、不要になったり、主を失ったりした機器の買い取りが止まらず、店内には買い取りした古い物があふれている状況です。地方部でも少なからず経済は動いていますが、都市部と比べるとその活性の度合いにはかなりの格差があると思います。とにかく前を向いて、ステイホームで今までより多くできた家で過ごす時間を、音楽や映像で楽しみましょうとオーディオやホームシアター提案していきます。(オーディオMARO)
■我が道を行くLeica(ライカ)
ミラーレスはフルサイズが圧倒的に人気になっています。品薄の商品が多い新製品は在庫がある商品がランクインという状況です。高級コンデジでは単価の高いLeica(ライカ)「Q2」がベスト5にランクインしました。ライカからは「Q2モノクローム」も発売されており、“我が道を行く”という感じですね。
今年は結局、新型コロナに振り回されて終わりそうです。「フォトキナ」の終了が発表されるなど、ライカの母国・ドイツでもカメラ市場は厳しい状況にあるのでしょうか。現在の状況が1日も早く収束し、カメラを持って自由に旅行やイベントに行かれるようになることを祈ります。(ヨドバシカメラ)
■ミラーレスでキヤノンの存在感が急拡大
「EOS R5」「EOS R6」の登場以降、キヤノンのミラーレス一眼が、レンズの販売数量まで含めてソニーの強大なライバルとなったと強く実感しています。キヤノン、ニコンの2社は、ユーザー側から見ればレンズメーカー製のレンズが少ない欠点がありますが、ビジネス目線からすれば、ユーザーを囲い込める点からは正しいことなのかもしれません。もっとも、業界としてはつまらないのですが…。
iPhoneを筆頭にスマホに搭載されるカメラ機能の高性能化が進み、コンパクトデジタルカメラの市場縮小は、高級タイプのコンデジにまで波及して来ています。カメラ業界の寡占化は今後も進むと思われますが、REDやBlackmagicDesignなどのシネマカメラに代表される動画機材の需要が拡大していけば、業界はまだまだ生き残れるのかもしれません。(フジヤカメラ)
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