トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2021/01/14 12:55
Brightness Optimizer技術で映像を自動調整

<CES>LG、4K/HDR対応のレーザープロジェクター“CineBeam”「HU810P」

編集部:川田菜月
LG Electronicsは、同社プロジェクターシリーズ “CineBeam” の新モデルとして、4K対応のレーザープロジェクター「HU810P」をCES2021にて発表した。

「HU810P」

HU810Pはデュアルレーザーシステムを採用した4K対応プロジェクター。最大300インチの投影が可能で、色域はDCI-P3を97%をカバーする。ズームは1.6倍、水平/垂直のレンズシフト機能も備える。明るさは2,700 ANSIルーメン、コントラスト比は2,000,000対1、レーザー光源は寿命20,000時間。

デュアルレーザーシステムを採用

新たにBrightness Optimizerテクノロジーを搭載し、明るさやコントラストを状況に合わせて自動調整し鮮やかでクリアな映像を実現。「Ilis mode」ではBright Room/Dark Roomと二つのプリセットがあり、部屋の光の量を検出して自動で最適化する。また「Adaptive Contrast」では各フレームを分析、自動調整してフレームごとに暗いシーンでも最適なコントラスト比で表示できるとのこと。

「Bright Room」「Dark Room」のプリセットを備え、部屋の光の量に合わせて自動調整する

また、フレームレートを24Hzに調整することで本来意図されたとおりの映像表示が可能な「Real Cinema」、素早い動きのあるシーンも滑らかに再生する「TruMotion」も備える。HDRは、HDR 10/HLG、ダイナミックトーンマッピング、ゲーム向けのHGiGなど各種サポートする。

UHD Allianceが策定した「Filmmaker Mode」にも対応。フレームレートおよびアスペクト比はオリジナルコンテンツと同じに、その他ビデオ処理設定はオフにすることで、撮影後の最終的なグレーディング処理を施した状態と同じ状態に近づけられるという。これによりクリエイターの意図を忠実かつ正確に再現できるとアピールする。

OSにはLGの独自プラットフォーム「webOS 5.0」を採用。Amazon プライムビデオやYouTube、Disney +といったストリーミングサービスを内蔵し、素早くアクセスして再生できる。またAirPlay2やScreen Shareに対応し、スマートフォンやタブレットの映像やゲームを投影して大画面で楽しむこともできるとしている。なおいずれもNetflixのワイヤレス投影はできない。

「webOS 5.0」を搭載。AirPlay2やScreen Shareにも対応する

ほかBluetoothによるオーディオシステムとのワイヤレス接続も可能。HDMI 2.1を備え、eARC対応端子も装備する。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 月額3万円の最強ChatGPTに「電源で音質が変わるか」と聞いたら意外な展開に
2 その男を怒らせてはいけない! “絶対に死なない”伝説の老兵がツルハシ1本で敵を討つ
3 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
4 QobuzもAmazonもこれ一台!コスパ抜群、機能も満点。ストリーマーの決定版「WiiM Ultra」を徹底ハンドリング
5 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
6 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
7 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
8 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
9 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
10 トップウイング、ネットワークオーディオの光絶縁を手軽に試せる「OPT ISO BOX」
12/23 10:35 更新

WEB