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公開日 2021/03/29 15:25
22/27/32型を展開
JOLED、有機ELディスプレイ「OLEDIO」を出荷開始。世界初の印刷方式による量産モデル
編集部:押野 由宇
JOLEDは、印刷方式を用いた有機ELディスプレイ「OLEDIO」の量産体制を整え、製品出荷を開始した。既存の蒸着方式とは異なる、印刷方式での有機ELディスプレイの量産は世界初。
印刷方式による有機ELディスプレイの量産工場は2018年7月1日、石川県能美市に開設され、量産ラインの稼働を2019年11月25日に発表。2020年の量産開始に向けサンプルの試作を進めてきた。今回、印刷方式有機ELディスプレイを「OLEDIO」ブランドと名付け試作から量産への移行を実現し、販売拡大を目指す。
「OLEDIO」は22型、27型、32型の3サイズを展開。一般的な蒸着方式に対し、RGBサブピクセルを印刷で一括形成する独自のTRIPRINT技術を用いた印刷方式を採用することで、優れた性能のディスプレイを効率的なプロセスで製造できると同社は説明している。
本日3月29日に開催された製品出荷式にて、同社代表取締役社長 石橋 義氏は、「JOLEDの有機EL技術が詰まった、世界で初めての印刷方式での量産ラインから、最新の有機ELディスプレイOLEDIOを出荷することができ、たいへん嬉しく思います。研究開発会社として発足してから様々な課題を乗り越え、このたびの量産を迎えられたことに感慨深い思いです。高性能・高品質な有機ELディスプレイを画期的な印刷方式で製造し、有機EL市場の中型領域に革新を起こしてまいります」とコメントしている。
印刷方式による有機ELディスプレイの量産工場は2018年7月1日、石川県能美市に開設され、量産ラインの稼働を2019年11月25日に発表。2020年の量産開始に向けサンプルの試作を進めてきた。今回、印刷方式有機ELディスプレイを「OLEDIO」ブランドと名付け試作から量産への移行を実現し、販売拡大を目指す。
「OLEDIO」は22型、27型、32型の3サイズを展開。一般的な蒸着方式に対し、RGBサブピクセルを印刷で一括形成する独自のTRIPRINT技術を用いた印刷方式を採用することで、優れた性能のディスプレイを効率的なプロセスで製造できると同社は説明している。
本日3月29日に開催された製品出荷式にて、同社代表取締役社長 石橋 義氏は、「JOLEDの有機EL技術が詰まった、世界で初めての印刷方式での量産ラインから、最新の有機ELディスプレイOLEDIOを出荷することができ、たいへん嬉しく思います。研究開発会社として発足してから様々な課題を乗り越え、このたびの量産を迎えられたことに感慨深い思いです。高性能・高品質な有機ELディスプレイを画期的な印刷方式で製造し、有機EL市場の中型領域に革新を起こしてまいります」とコメントしている。
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