トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2021/05/14 00:00
MQAにも対応

EARMEN、ハイレゾ対応USB-DAC/ヘッドホンアンプ/プリアンプの1台3役機「TR-Amp」

編集部:小野佳希
ユキムは、同社が取り扱うEARMENブランドより、MQA再生などにも対応し、USB-DAC/プリアンプ/ヘッドホンの3役で使用できる「TR-Amp」を6月に発売する。オープン価格だが税込41,800円前後での実売が予想される。

TR-Amp

EARMENは、アメリカのシカゴ ウィネトカに拠点を置く2019年設立の新進ブランド。拠点をシカゴに置きつつも、設計と製造はハイエンド・オーディオ製品をプロデュースするAuris Audioの協力のもと、その全てをヨーロッパで行っている。

ヘッドホンアンプとしての利用イメージ

今回の「TR-Amp」は、PCM 32bit/384kHz、DSD256(DoP)、DSD128(native)、MQAに対応するUSB-DACであると同時に、スイッチ切り替えひとつでボリューム・コントロールを備えるプリアンプとして機能。また、最大400mWのヘッドホンアンプとしての性能も備えている。

3,700mAhのバッテリーを内蔵し、ポータブルアンプとして連続10時間使用可能。入力端子にUSB-Cをデータ入力用と充電用で1系統ずつ装備し、両端子を同時使用可能。出力にはRCA、6.3mmステレオ、3.5mmステレオ端子を備え、6.3mm/3.5mmのヘッドホン出力は同時使用できる。

DACチップにはESS製ES9038Q2Mを、ヘッドホンアンプにはテキサス・インスツルメンツ製TPA6120を採用。これらのデバイスが持つ優秀な特性を、設計を担当したAuris Audioが音楽性豊かなサウンド・パフォーマンスに昇華させたとアピールしている。

アルミ筐体によって外部からのノイズ対策にも配慮。加えて、高品位部品によるバッテリー駆動、低ESR(等価直列抵抗)タンタル・コンデンサの採用、そしてスイスで製作される表面実装の4層金メッキ基板の採用などでもノイズ対策を図っている。

全高調波歪は0.005%以下で、S/Nが114dB以上、ダイナミックレンジが107dB以上、チャンネル・セパレーションは107dB(1kHz)以上。外形寸法が66W×30H×129Dmmで、質量は240g。なお、日本ではサービスインしていないがTidal Masters(MQA)再生やQobus再生にも対応する。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 アイ・オー「RECBOX」がパナソニック「miyotto」に対応
2 100年の歩み、ここにあり。ラックスマン「L-100 CENTENNIAL」「D-100 CENTENNIAL」の音質と技術を徹底レビュー
3 DALIのコンパクトスピーカー「KUPID」は国産家具ブランドにマッチ!5カラーの置き方をプロが提案
4 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング11月 番外編>
5 LG、世界初の「RGBストライプ」「240Hz駆動」両立した4K有機ELパネル
6 Campfire Audio、グリーンのアルミ筐体を採用した10BAイヤホン「Andromeda 10」
7 得意のソフト開発力で独自R-2Rの音を深化!HiBy「RS8 II」のサウンドをプロトタイプで先行体験
8 Cayin、最大出力560mWの“ハイパーモード”搭載ポータブルDAC/アンプ「RU3」
9 着工後でも100型/4.1.2chを叶えた、マンションのペンション風LDK
10 LG、積層型有機ELディスプレイの新ブランド「Tandem WOLED」「Tandem OLED」
12/25 10:49 更新

WEB