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公開日 2022/03/18 15:05
モード切替で様々な音色を楽しめる
Cayin、Nutube搭載の新フラグシップDAP「N8ii」。ローム製DACチップを採用
編集部:成藤 正宣
コペックジャパンは、同社取り扱いブランドCayinから、ローム製DACチップやNutubeを用いたフルバランス真空管回路などを搭載したフラグシップDAP「N8ii」を3月30日より発売する。参考販売価格は439,890円(税込)。
2018年に発売した「N8」の後継となる、同ブランドのDAPの新フラグシップモデル。N8の発売以降にブランドが新たに培った技術や、ユーザーからのフィードバックを1台に結集させたとする。
従来モデルから引き続き、KORGの小型真空管「Nutube 6P1」を用いた真空管回路とトランジスタ回路の2種類を搭載し、切り替えることでそれぞれ異なる音色を楽しむことが可能。今回、厳密にマッチングをとった2本1組のNutubeを搭載することでフルバランス真空管回路を実現。アンバランス/バランスどちらの出力でも真空管回路を選択できるようになった。
また、新設計のフレームや振動/衝撃を吸収する構造により、真空管特有のマイクロフォニック・ノイズも最小限に抑えたとしている。
ヘッドホンアンプ回路はフルディスクリート設計で、2種類の動作モードを切り替えることが可能。発熱と消費電力が大きい代わりに低歪で滑らかな音質の「Class Aモード」と、変換効率に優れダイナミックな音質の「Class ABモード」が用意される。
さらに、ヘッドホンアンプの出力も「Pモード(標準)」「P+モード(高出力)」の2種類を切り替え可能。P+モードでは、アンバランス接続で最大720mW(16Ω)/バランス接続で最大1,200mW(16Ω)の出力を実現した。なお放熱性能の制限により、Class AモードとP+モードを併用することはできないとのこと。
DACには、日本国内で販売されるDAPとしては初めて、ロームのオーディオ用DACチップ「BD34301EKV」をデュアルモノ構成で採用。PCM 768kHz/32bit、DSD 22.4MHzまでの再生に対応する。
アナログ出力は3.5mmヘッドホン/3.5mmライン/4.4mmバランス(ヘッドホン/ライン兼用)を搭載。ライン出力はヘッドホンアンプ回路をバイパスする設計で、高入力インピーダンスのアンプに適した出力が可能だとしている。
また、USB Type-C/I2S(mini HDMI)端子からのデジタル出力、USB Type-Cからのデジタル入力に対応。ワイヤレス接続ではLDAC/UAT/AAC/SBCコーデックによるBluetooth送受信や、Wi-Fiによるネットワーク再生に対応する。
筐体は従来モデルよりも大型化し、外形寸法は147H×77.5W×25Dmm、質量は約442g。5インチのOLEDタッチディスプレイを搭載する。筐体素材には航空宇宙グレードのマグネシウム・アルミニウム合金を採用し、表面にはサンドブラスト仕上げが施される。また、上部には金メッキを施した真鍮製のボリュームノブを搭載する。
SoCはクアルコムのSnapdragon 660を採用。RAMは6GB、ストレージは128GBを内蔵し、microSDカードスロット1基も搭載する。OSはカスタマイズしたAndroid 9.0を採用し、Google Playからのアプリインストールに対応。スマートフォンアプリからのリモートコントロール機能「HiBy Link」もサポートする。
バッテリーは3.8V/10,000mAhの大容量リチウムイオンポリマー電池を内蔵。連続再生時間は最長約11時間(アンバランス接続/トランジスタ/Class ABモード/Pモード)、最短約8時間(バランス接続/Nutube/Class ABモード/P+モード)で、急速充電規格のQC3.0に対応する。ほか、背面に放熱グリルを備えたレザーケースが同梱する。
2018年に発売した「N8」の後継となる、同ブランドのDAPの新フラグシップモデル。N8の発売以降にブランドが新たに培った技術や、ユーザーからのフィードバックを1台に結集させたとする。
従来モデルから引き続き、KORGの小型真空管「Nutube 6P1」を用いた真空管回路とトランジスタ回路の2種類を搭載し、切り替えることでそれぞれ異なる音色を楽しむことが可能。今回、厳密にマッチングをとった2本1組のNutubeを搭載することでフルバランス真空管回路を実現。アンバランス/バランスどちらの出力でも真空管回路を選択できるようになった。
また、新設計のフレームや振動/衝撃を吸収する構造により、真空管特有のマイクロフォニック・ノイズも最小限に抑えたとしている。
ヘッドホンアンプ回路はフルディスクリート設計で、2種類の動作モードを切り替えることが可能。発熱と消費電力が大きい代わりに低歪で滑らかな音質の「Class Aモード」と、変換効率に優れダイナミックな音質の「Class ABモード」が用意される。
さらに、ヘッドホンアンプの出力も「Pモード(標準)」「P+モード(高出力)」の2種類を切り替え可能。P+モードでは、アンバランス接続で最大720mW(16Ω)/バランス接続で最大1,200mW(16Ω)の出力を実現した。なお放熱性能の制限により、Class AモードとP+モードを併用することはできないとのこと。
DACには、日本国内で販売されるDAPとしては初めて、ロームのオーディオ用DACチップ「BD34301EKV」をデュアルモノ構成で採用。PCM 768kHz/32bit、DSD 22.4MHzまでの再生に対応する。
アナログ出力は3.5mmヘッドホン/3.5mmライン/4.4mmバランス(ヘッドホン/ライン兼用)を搭載。ライン出力はヘッドホンアンプ回路をバイパスする設計で、高入力インピーダンスのアンプに適した出力が可能だとしている。
また、USB Type-C/I2S(mini HDMI)端子からのデジタル出力、USB Type-Cからのデジタル入力に対応。ワイヤレス接続ではLDAC/UAT/AAC/SBCコーデックによるBluetooth送受信や、Wi-Fiによるネットワーク再生に対応する。
筐体は従来モデルよりも大型化し、外形寸法は147H×77.5W×25Dmm、質量は約442g。5インチのOLEDタッチディスプレイを搭載する。筐体素材には航空宇宙グレードのマグネシウム・アルミニウム合金を採用し、表面にはサンドブラスト仕上げが施される。また、上部には金メッキを施した真鍮製のボリュームノブを搭載する。
SoCはクアルコムのSnapdragon 660を採用。RAMは6GB、ストレージは128GBを内蔵し、microSDカードスロット1基も搭載する。OSはカスタマイズしたAndroid 9.0を採用し、Google Playからのアプリインストールに対応。スマートフォンアプリからのリモートコントロール機能「HiBy Link」もサポートする。
バッテリーは3.8V/10,000mAhの大容量リチウムイオンポリマー電池を内蔵。連続再生時間は最長約11時間(アンバランス接続/トランジスタ/Class ABモード/Pモード)、最短約8時間(バランス接続/Nutube/Class ABモード/P+モード)で、急速充電規格のQC3.0に対応する。ほか、背面に放熱グリルを備えたレザーケースが同梱する。
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