トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2022/09/09 11:00
クァッドDAC構成を採用

Shanling、AndroidOS搭載DAPの“ニュースタンダードモデル”「M6 Ultra」

編集部:松永達矢
MUSINは、ShanlingのAndroid OS搭載DAP「M6 Ultra」を9月16日(金)に発売する。価格はオープンだが、税込130,000円前後での実売が予想される。

「M6 Ultra」グリーン

2019年に同社より発売された初のAndroid OS搭載機「M6」の流れを汲む“ニュースタンダードモデル”と位置づける製品。DACチップとしてAKM「AK4493SEQ」をクアッド構成で搭載し、PCM最大768kHz/32bit、DSD22.4MHzのネイティブ再生に対応。MQAフルデコード機能も備えており、プリインストールされている「Shanling Music」を介することで最大16倍までのMQA展開に対応する。ヘッドホン端子は3.5mmアンバランスと4.4mmバランス端子を装備する。

オーディオ回路設計は、オペアンプとバッファを用いた音響回路設計「OP-AMP+BUF アーキテクチャ」を採用。オペアンプには同社製品で初の採用となる「LTA8092」を搭載する。ローパスフィルタリング用に「OPA2211」を2基、4つのDACチップからの出力信号の処理のため「OPA1620」を4基搭載する。

さらに、日本のKDS社製「低位相雑音水晶発振器」2基と独自開発のFPGAテクノロジーにより、“緻密で揺らぎのない”信号伝送を実現したとアピールする。使用部材として、パナソニック製「ポリマータンタルコンデンサ」と「超低ノイズLDO レギュレータ」、TI製「BUF634A」、容量100Fの「WE コンデンサ」4基など厳選された部材が多く投入されている。

筐体ボディ設計は航空機グレードのAI-Mg(アルミニウム-マグネシウム)合金をCNC 加工して作られたシャーシを用いた「ユニボディ設計」を採用。取り付けられたパネルとシャーシ間がシームレスなデザインを提供する。カラーバリエーションはグリーンとブラックの2色を展開する。

「M6 Ultra」ブラック

SoCはクアルコム「Snapdragon 665」を採用。OSはAndroid10を搭載する。RAMは4GB、内蔵ストレージ容量は64GB。加えて、最大2TBまで対応するmicroSDカードスロットを1基備える。ディスプレイには画素密度441ppiのSHARP製5フルHDディスプレイを装備する。

ワイヤレス接続として高速通信技術「MIMO」に対応する5GHz/2.4GHzのデュアルバンドWi-Fiをサポート。BluetoothはVer5.0に準拠し、コーデックはLDAC/SBCの送受信、LHDC/aptX HD/aptXの送信が可能だ。バッテリー容量は5650mAh、急速充電規格のQC3.0にも対応する。外形寸法は127W×77H×18Dmm、質量は263g。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB