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公開日 2022/10/06 12:58
イヤホンとして音楽聴取にも利用可能

ビクター、完全ワイヤレス型ボイスレシーバー「EH-W10」。マスク越しの集音性能強化、会話など聞こえやすく

編集部:川田菜月
JVCケンウッドは、日常生活での聞こえをサポートするVictorブランドの “みみ楽” シリーズより、完全ワイヤレス型のボイスレシーバー「EH-W10」を10月中旬より発売する。価格はオープンだが、50,000円(税込)前後での実売が予想される。

「EH-W10」

“みみ楽” シリーズでは、“いつまでも快適に“をコンセプトに、クリアで自然な聴こえの再現技術と簡単な操作性を備えたボイスレシーバーやスピーカーシステムを展開。この度登場する「EH-W10」では、シリーズ初となる完全ワイヤレススタイルの採用や、マスク装着時の集音性能強化などが特徴となる。

本体は耳への負担が少なく、圧迫感の少ない新形状のハウジングを採用。普段使いやすい完全ワイヤレス型のスタイリッシュなデザインと合わせて、長時間でも軽快に装着できるとしている。本体にはIPX4相当の防水性能を備え、汚れがつきにくい防汚塗装加工も施される。

圧迫感の少ない新形状のハウジングを採用

iOS/Android両対応の専用スマホアプリ「Victorみみ楽」を用意。いつでも個々人の聞こえの状態を測定・調整し常に最適なサポートを保つことができるとする。また「会話モード」「テレビモード」「屋外モード」「ノーマルモード」と4つを用意し、周囲の環境に合わせてそれぞれ最適な聞こえとなるよう設定可能だ。

聞こえのサポート機能として、高音域の子音をクリアで聴き取りやすく再生する「子音はっきり回路」や、突然発生する大きな音や不快な雑音を自動低減する「突然音キャンセル」などの独自技術を、従来より引き続き採用する。

さらに、マスク越しの会話を聴き取りやすくする「マスクモード」も新たに搭載した。ほか、不快なハウリング音を抑制するハウリングキャンセル、周囲の雑音を抑えるノイズリダクションなども備え、より自然な聴こえの再現を実現するとしている。

φ8mmネオジムドライバーユニットを搭載し、全体域をバランス良く再生し、パワフルでクリアな高音質を実現するとのこと。また、ボイスレシーバーとして集音機能を使用しながら、音楽再生を楽しむなど完全ワイヤレスイヤホンとしての使用も可能で、スマートフォン経由で音楽やラジオなども楽しむことができる。

Bluetoothはバージョン5.3、コーデックはSBCをサポートする。連続駆動時間は、集音機能のみ利用した場合で最大10時間、ケース併用で約30時間使用できる。ほか、音声ガイドと本体のLEDで分かる電池残量お知らせ機能や、自動で電源のON/OFFやワイヤレス接続ができるオートオン/オフ&オートコネクト機能も搭載する。

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