Amazonは、毎年恒例の年末ビッグセール「Amazonブラックフライデー」を11月25日より開催する。本日11月18日、メディア向け発表会が実施され、セールの詳細が明らかとなった。



■Amazonが今できることは「時間」「家計」節約のサポート

発表会ではアマゾンジャパン合同会社 プライム・マーケティング事業統括本部長の鈴木浩司氏が登壇し、今年の取り組みを振り返った。特に6月開催のプライム会員向けセールイベント「Amazonプライムデー」には、2日の期間中に総額270億円以上の買い物が行われたという。

残り1ヶ月半となった2022年だが、ブラックフライデーの他にも「クリスマスギフト2022」（12月25日まで）、「冬ギフト・冬グルメ特集2022」（12月31日まで）を開催中。さらに年始の初売りや、その他さまざまなセールを予定しているとのこと。

今回のブラックフライデーにあたり、Amazonは「行動制限と生活に関する意識調査」を実施。その結果によると、実に約7割もの方が「コロナ禍において我慢したこと、諦めたことがあった」と回答しており、また物価高騰の影響もあってか、約半数の方が「今後、我慢していたことや諦めていたことを実現するのは難しそう」だと感じているという。

「生活を豊かにするために積極的にお金を使いたいことは」という質問では、1位が「旅行」、2位が「日常的な飲料や食品類」、3位が「友人との交流」という結果に。そんな中「贅沢品やプチ贅沢品などのご褒美」「いつもより豪華なごちそう」と答えた方も多く、行動制限のねぎらいとして、生活を豊かにするためにお金を使いたいニーズは確かにあると分析。

さらに「今後、暮らしを豊かにするために求める変化」としては、「新型コロナウイルスの収束」に次いで「お買い物での必要な商品の値下げ」「時間的なゆとり」が挙げられた。

このことから鈴木氏は「今、暮らしを豊かにするためのカギとなるのは『家計』と『時間』の節約」だとし、「Amazonはブラックフライデーをはじめとしたセール、キャンペーンで家計節約に貢献し、便利なお買い物体験や配送サービスなどで時間の節約をサポートする」と述べた。

■ブラックフライデーは11/25 0時スタート。お得なキャンペーンも多種

今年のAmazonブラックフライデーは11月25日（金）0時から12月1日（木）23時59分にかけて開催。去年は朝9時からのスタートだったが、「もっと長く楽しみたい」というユーザーの要望を受けて日付変更直後の0時スタートになったそうだ。

今回は例年より多めだという100万点近い商品を揃えており、4つ星以上の人気ブランド・商品が特別価格で購入できる「特選タイムセール」や、幅広いカテゴリーの人気商品を数量・時間限定で販売する「数量限定タイムセール」、日替わりでさまざまなカテゴリーの商品が登場する「ビッグサプライズセール」などを実施。

また、セール時には恒例の「ポイントアップキャンペーン」に加え、プライムデーで好評だったという「プライムスタンプラリー」も実施。ポイントアップキャンペーン適用には総額1万円以上の買い物をする必要があるが、少額の買い物を複数回行い、1週間の期間中に合計1万円を超えれば対象になるとのこと。

鈴木氏はブラックフライデーをよりお得に楽しむヒントとして「定期おトク便」を紹介。最大10%、おまとめ割引利用なら最大15%オフとなるサービスだが、この対象商品も特選タイムセールに登場するため、両方を組み合わせれば一層お得な価格で買い物ができるという。

さらに今回は、家計応援としてAmazonネットスーパーの食品・飲料が最大50%オフになる。Amazonフレッシュに加えライフ・バロー・成城石井の商品が対象で、本日11月18日からは事前セールもスタートしている。

加えて販売事業者の女性社員が自社ブランド・製品への想いを語った特設ページを用意。日本の中小企業の事業者にはそれを示すバッジが付けられ、日本の中小企業が展開する商品がより探しやすくなったという。

■桐谷美玲、おるたなChannelがブラックフライデーに欲しいものは？

今回、Amazonを取り入れて家計と時間を節約しつつ豊かで充実した暮らしを実現してほしい、という思いから、女優・タレントの桐谷美玲と動画クリエイター・おるたなChannelが出演するスペシャルムービー「Amazon Room」を制作。おるたなChannel出演の第1弾は本日11月18日、桐谷美玲出演の第2弾は11月25日より公開される。発表会には両名も登壇し、Amazonやブラックフライデーへの想いを語った。

Amazonをどう使っているかを聞かれた桐谷は「子供が生まれてからは時間がなくなったので、隙間時間で物を買ったりと今まで以上に使っている」とコメント。特に定期おトク便は重宝しており、ティッシュやオムツといった切らすと困るものなどの購入に活用しているという。

ブラックフライデーに欲しいものを聞かれると、ティッシュと水をチョイス。普段から定期おトク便でも購入しているとのことで、鈴木氏は「ティッシュや水は定期おトク便でもトップ3に入る人気商品。それらが真っ先に上がる桐谷さんは“定期おトク便マイスター”認定です」と、その使いこなしぶりに感心していた。

さらに桐谷は欲しいものとしてコーヒーメーカーを挙げ、「前から欲しいなと思っていて、こういったプチ贅沢品がお得に買えるなら買おうかと思っている」と説明。「皆さんもブラックフライデーを使って自分にご褒美をあげたりして、充実した時間を過ごしていただけたらと思います」と述べた。

おるたなChannelのないとー、渋谷ジャパンは「Amazonはクリエイターにとってなくてはならないもの」だとし、ないとーは「なんなら今日のメイクルームでもポチってきた」、渋谷ジャパンは「映画はPrime Video、音楽はAmazon Musicで楽しんでいる」とヘビーユーザーぶりをアピール。

また、Amazon Roomの撮影の感想を聞かれると「普段と違い大勢の方に囲まれていたので、最初は緊張したけど後半は伸び伸びとできた」とコメント。鈴木氏も「おふたりが友達として語りかけてくれている感じで、人柄も出ていてファンの皆様にも喜んでいただけると思います」と語っていた。

ブラックフライデーでのおすすめ品を聞かれると、撮影での重要なアイテムになっているという「iPad」や、もはや皆使っているのではとしつつ「モバイルバッテリー」をチョイス。そして「僕らは旅行でもカメラや三脚を持参するのでスーツケースが必需品。今使っているものがボロボロだから大きいものが欲しい」と述べていた。

最後には「ブラックフライデーはお祭りで、毎回Amazonのサイトを見るのが楽しい。なのでお祭りに参加する感覚で欲しかったものをゲットして欲しいです」とコメントして発表会は終了した。

Amazonブラックフライデーの開催まで残り1週間となったが、発表会でも述べられていたとおり、ポイントアップキャンペーンやスタンプラリー、ネットスーパー事前セールなど、楽しむための前準備はすでにスタートしている。年末年始を楽しく過ごすためにも、ぜひ上手に活用して“祭り”を楽しんでほしい。