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公開日 2022/12/17 16:21
クロスゾーンのバランスリケーブル聴き比べも可能
<ポタフェス>Lotooの据え置き型DAP「Mjolnir」初展示/GRADOのワイヤレス「GW100x」も展示
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
e☆イヤホンが主催するポータブルオーディオ関連製品のイベント「ポタフェス」が開幕。コロナ後初の入場制限なしのイベントとなり、会場には多くのヘッドホン/イヤホンファンが詰めかけまさにお祭りの熱気にあふれる。ここでは、トップウイングサイバーサウンドグループ、ナイコム、トライオード、STAXのブースをレポートする。
トップウイングサイバーサウンドグループのブースでは、Lotooの据え置き型DAP「Mjolnir」(ミョルニル)のプロトタイプを初展示。トップにタッチパネルのディスプレイ、フロントにも楽曲タイトルやフォーマットなどが表示されるディスプレイを搭載。ヘッドホン端子にはXLRバランスと6.3mm、4.4mm、3.5mmの端子を搭載している。
SDカードリーダーを搭載しており、単体でDAP+ヘッドホンアンプとして活用できる他、背面を見るとUSB typeCも搭載しており、USB-DACとしても使用できる模様。XLRとRCAのアナログ出力も搭載しているため、アンプを組み合わせたスピーカー再生としても活用できる。AES/EBUと同軸、光デジタルの入出力も搭載するので、手持ちの機器と組み合わせたさまざまな再生が実現できる。
ボディはチタン製で持ち上げるとずっしり重い。正式開場前のプレス向け時間帯に短時間ながらサウンドを聴いたところでは重心が低くどっしりと余裕のある再生音で、ヘッドホン再生の次元をさらに高めてくれる可能性も感じさせる。会場でも長蛇の列ができたモデルのひとつで、ユーザーの期待度も高い。ほかにも、手のひらサイズの小型DAC「Uno」やスティック型USB-DACアンプ「GO link」の音を確認する来場者も多く見受けられた。
ナイコムのブースでは、GRADOとTHEIAUDIO(セーオーディオ)のラインナップを中心に展開。GRADOのブースでは、新発売のセミオープン型ワイヤレスヘッドホン「GW100x」を展示。2019年に発売された「GW100」から大幅にアップデートされたモデルということで、「Xドライバー」を新たに搭載、長い再生時間を実現したものとなっている。
既発売のモデルから「GS-1000X」を聴かせてもらうと、木材を活用したイヤーカップの「軽さ」にも驚くが、しかしそこから紡ぎ出される弦の艶やかさが非常に印象的で、アナログカートリッジも含め木の素材を生かしたGRADOのサウンドチューニングの高い技術を伺わせた。
THEIAUDIOは中国・深セン発のイヤホンブランドで、昨今急激に人気を高めているという。ブランド名の発音について、いわゆる舌を噛む「th」の音で日本語では表記しにくい発音になるが、国内では「セーオーディオ」の名称で展開していくとのこと。
イベントでは1万円台のエントリーモデルから、8万円台の「Oracle MKII」、さらに、届いたばかりという「PRESTIGE」、平面駆動型ドライバー搭載のヘッドホン「Wraith」などブランドの主力ラインナップを展開。「Oracle MKII」は先代「Oracle」をさらに進化させた5ドライバー構成で、4.4mm/3.5mm/2.5mmの端子をモジュラー式で簡単に切り替えできるようになっている。
トライオードのブースでは、“頭外定位ヘッドホン”Crosszoneを展開。専用のバランスケーブル「CZ-BC15PENTA4.4 PREMIUM」は、ケーブルをねじり合わせノイズ対策などにさらなる工夫が凝らされているということで、既存のバランスケーブルとの聴き比べも可能。「CZ-8A」で繋ぎ変えて聴き比べてみると、空間表現のリアリティなどに大きな差が感じられた。同社のヘッドホンすべてに対してリケーブルが可能とのこと。
STAXのブースでは「SR-X9000」を筆頭に同社の主力ラインナップを一気に展開。静電型専用アンプ、イヤースピーカーをさまざまに組み合わせて試聴できるようになっている。国内外を問わず人気の高さが続いており、STAXファンがさまざまな聴き比べを楽しんでいた。
トップウイングサイバーサウンドグループ
トップウイングサイバーサウンドグループのブースでは、Lotooの据え置き型DAP「Mjolnir」(ミョルニル)のプロトタイプを初展示。トップにタッチパネルのディスプレイ、フロントにも楽曲タイトルやフォーマットなどが表示されるディスプレイを搭載。ヘッドホン端子にはXLRバランスと6.3mm、4.4mm、3.5mmの端子を搭載している。
SDカードリーダーを搭載しており、単体でDAP+ヘッドホンアンプとして活用できる他、背面を見るとUSB typeCも搭載しており、USB-DACとしても使用できる模様。XLRとRCAのアナログ出力も搭載しているため、アンプを組み合わせたスピーカー再生としても活用できる。AES/EBUと同軸、光デジタルの入出力も搭載するので、手持ちの機器と組み合わせたさまざまな再生が実現できる。
ボディはチタン製で持ち上げるとずっしり重い。正式開場前のプレス向け時間帯に短時間ながらサウンドを聴いたところでは重心が低くどっしりと余裕のある再生音で、ヘッドホン再生の次元をさらに高めてくれる可能性も感じさせる。会場でも長蛇の列ができたモデルのひとつで、ユーザーの期待度も高い。ほかにも、手のひらサイズの小型DAC「Uno」やスティック型USB-DACアンプ「GO link」の音を確認する来場者も多く見受けられた。
ナイコム
ナイコムのブースでは、GRADOとTHEIAUDIO(セーオーディオ)のラインナップを中心に展開。GRADOのブースでは、新発売のセミオープン型ワイヤレスヘッドホン「GW100x」を展示。2019年に発売された「GW100」から大幅にアップデートされたモデルということで、「Xドライバー」を新たに搭載、長い再生時間を実現したものとなっている。
既発売のモデルから「GS-1000X」を聴かせてもらうと、木材を活用したイヤーカップの「軽さ」にも驚くが、しかしそこから紡ぎ出される弦の艶やかさが非常に印象的で、アナログカートリッジも含め木の素材を生かしたGRADOのサウンドチューニングの高い技術を伺わせた。
THEIAUDIOは中国・深セン発のイヤホンブランドで、昨今急激に人気を高めているという。ブランド名の発音について、いわゆる舌を噛む「th」の音で日本語では表記しにくい発音になるが、国内では「セーオーディオ」の名称で展開していくとのこと。
イベントでは1万円台のエントリーモデルから、8万円台の「Oracle MKII」、さらに、届いたばかりという「PRESTIGE」、平面駆動型ドライバー搭載のヘッドホン「Wraith」などブランドの主力ラインナップを展開。「Oracle MKII」は先代「Oracle」をさらに進化させた5ドライバー構成で、4.4mm/3.5mm/2.5mmの端子をモジュラー式で簡単に切り替えできるようになっている。
トライオード・STAX
トライオードのブースでは、“頭外定位ヘッドホン”Crosszoneを展開。専用のバランスケーブル「CZ-BC15PENTA4.4 PREMIUM」は、ケーブルをねじり合わせノイズ対策などにさらなる工夫が凝らされているということで、既存のバランスケーブルとの聴き比べも可能。「CZ-8A」で繋ぎ変えて聴き比べてみると、空間表現のリアリティなどに大きな差が感じられた。同社のヘッドホンすべてに対してリケーブルが可能とのこと。
STAXのブースでは「SR-X9000」を筆頭に同社の主力ラインナップを一気に展開。静電型専用アンプ、イヤースピーカーをさまざまに組み合わせて試聴できるようになっている。国内外を問わず人気の高さが続いており、STAXファンがさまざまな聴き比べを楽しんでいた。