トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2023/07/11 20:53
独自の音響設計「MAD」を採用

ウクライナAmbient Acoustics、音のまとまりを追求した24BAイヤホン「MAD24-U」

編集部:成藤 正宣
(有)飯田ピアノは、同社が今年5月より取り扱いを開始したウクライナAmbient Acousticsブランドから、フラグシップイヤホン「MAD24-U」を2023年8月4日に発売する。価格はオープンだが、市場では税込55万円前後での実売が想定される。

「MAD24-U」

片側あたり、低域に4基/中低域に8基/中高域に8基/高域に4基の計24基のBAドライバーを搭載する4wayクロスオーバーモデル。元々はカスタムIEMとして設計されたが、3Dモデリングおよび3Dプリンターを導入することにより、イヤーピースを使って装着するユニバーサルタイプの本モデルも製造可能になったという。

ブランド独自の技術として、各ドライバーの周波数帯域分割を物理的なアコースティック設計のみで行う“ノンクロスオーバーコンセプト”「MAD(Main Audio Destination)」を採用。

電気的なパッシブフィルターを使わない設計技術「MAD」により、まとまりのある音を実現

一般的に広く用いられている、コンデンサやインダクタを組み合わせた電気的なパッシブフィルターの代わりに、独自の音響フィルター「ANOR(アノール)」などの物理的な音響設計だけでドライバー毎の周波数帯を分割。これによって全周波数帯域におけるインピーダンスと電気位相のリニアリティが向上し、音の“まとまり”と“融合性”を高めたとしている。

このほかにも、BAドライバーの位相とインピーダンス特性を補正する「LEP」や、低音の深みや質を維持したまま過剰な音圧を補正する「SOER(ソアー)」などの技術を採用している。

ケーブルは0.78mm 2pinコネクタで着脱が可能。3サイズのイヤピースやレザーケースなどが付属する。再生周波数帯域は10Hz - 22kHz、インピーダンスは2.3Ω(@100Hz)、感度は118dB/mW(@100Hz)。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 アイ・オー「RECBOX」がパナソニック「miyotto」に対応
2 100年の歩み、ここにあり。ラックスマン「L-100 CENTENNIAL」「D-100 CENTENNIAL」の音質と技術を徹底レビュー
3 DALIのコンパクトスピーカー「KUPID」は国産家具ブランドにマッチ!5カラーの置き方をプロが提案
4 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング11月 番外編>
5 LG、世界初の「RGBストライプ」「240Hz駆動」両立した4K有機ELパネル
6 Campfire Audio、グリーンのアルミ筐体を採用した10BAイヤホン「Andromeda 10」
7 得意のソフト開発力で独自R-2Rの音を深化!HiBy「RS8 II」のサウンドをプロトタイプで先行体験
8 Cayin、最大出力560mWの“ハイパーモード”搭載ポータブルDAC/アンプ「RU3」
9 着工後でも100型/4.1.2chを叶えた、マンションのペンション風LDK
10 LG、積層型有機ELディスプレイの新ブランド「Tandem WOLED」「Tandem OLED」
12/25 10:49 更新

WEB