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公開日 2023/07/15 14:45
アルファ☆デシベル、ブリスオーディオなども出展
<ヘッドフォン祭mini>FitEar、2ウェイ4BAユニバーサルIEM「TG224s」発表/#オトモノから“銘機を彷彿させる”プラナー1発イヤホン
編集部:杉山康介
様々なブランドのヘッドホンやポータブルオーディオ機器を体験できるイベント「夏のヘッドフォン祭mini2023」が、本日7月15日に開催。東京駅近くの「ステーションコンファレンス東京」で初開催となる本イベントの中から、605B、602Bルームの様子を紹介したい。
■FitEar
FitEarはカスタムIEM「FitEar 224」をユニバーサル化した新製品「FitEar TG224s」を発表。本イベントにて先行展示・試聴を実施した。
フルレンジBA×2、高域用BA×2の構成はそのまま、ユニバーサル機として設計を最適化したモデル。同社のカスタムIEMをユニバーサル化する“TGシリーズ”の第5弾にあたるが、筐体は「FitEar Silver」ベースのコンパクトデザインで、従来シリーズ機よりも小さく装着感が良くなっているという。ちなみに製品名「224s」のsは「スモール」のsだ。
発売時期は未定ながら「秋くらいにはリリースしたいと考えている」とのこと。価格も未定だが、TGシリーズがベースのカスタムIEMから3、4万円ほど値引きした価格になっていることから、「(224が約13、4万円なため)10万円を切る製品になるかもしれない」と語っていた。
■Bower&Wilkins, Denon, Kimber Kable
D&MからはデノンやB&W、Kimber Kableのポータブル製品が一挙に集結。中でも、デノンから今月頭に発売されたばかりの完全ワイヤレス「PerL Pro」「PerL」が注目を集めており、多くの方がパーソナライズ機能などを試そうと訪れていた。
■アルファ☆デシベル
カスタムIEMを手がけるアルファ☆デシベルからは、新たなオプション「ネイリストデザイン」が登場。その名の通り、ネイリストの方がハウジングをデザインするものだ。現時点では今月18日からの受注開始を予定しており、料金は片耳あたり3、4千円程度を見込んでいるとのこと。
■Campfireコミュニティ「#オトモノ」
オーディオ評論家の野村ケンジ氏が参画するイヤホンコミュニティ「#オトモノ」は、近日スタート予定の新プロジェクト「The 韻 - the in -」を出展。#オトモノではプラナー+BAドライバーの製品などを手掛けてきたが、プラナー1発を試してみたところ思いの外良い音だったため、製品化したという。
主催の安藤省吾氏によると「RHAの『CL2 Planner』を彷彿させるような懐かしいサウンドだったので、ジルコニアセラミックのハウジングで見た目にもCL2のような雰囲気を持たせた」とのこと。クラウドファンディングのプロジェクトは今月末スタートを予定しているそうだ。
■ブリスオーディオ
ブリスオーディオは銀線を導体に使用したリケーブル「SHIROGANE Ultimate」を出展。銀線ケーブル試作機「Silver Concept」をブラッシュアップさせた製品で、音作りなど含め完全にイチからの開発となったが、他イベントでも好評を博しており「開発する意義があった」と語っていた。4芯モデルは税込30万円、8芯モデルは税込50万円を見込んでおり、夏頃の発売を予定。
また、Meze Audioのヘッドホン「Elite」、Focalのヘッドホン「Utopia」それぞれ “専用” に開発したというリケーブルも出展していた。こちらは発売時期未定、30-35万円程度を見込んでいるという。
■NG Audio
中国・深センのイヤホンブランド・NG Audioが日本に上陸。静電ドライバー8基を含む15ドライバー機「EREBUS」をはじめとした製品群を展示していた。EREBUSは参考価格71万円という高額ながら、中国では発売から約1年間で200機ほど売れているらしく、まさに「中国で勢いのあるブランド」だという。
発売時期は現在調整中とのことで、「まずはEREBUSから展開していきたい」と語っていた。また、同じく中国のブランド・SHIMPHONIOから平面磁界駆動ドライバー搭載イヤホン「P-ZERO」も参考出展。こちらも参考価格73万円と高額なモデルで、発売時期はまだ未定とのこと。
605B
■FitEar
FitEarはカスタムIEM「FitEar 224」をユニバーサル化した新製品「FitEar TG224s」を発表。本イベントにて先行展示・試聴を実施した。
フルレンジBA×2、高域用BA×2の構成はそのまま、ユニバーサル機として設計を最適化したモデル。同社のカスタムIEMをユニバーサル化する“TGシリーズ”の第5弾にあたるが、筐体は「FitEar Silver」ベースのコンパクトデザインで、従来シリーズ機よりも小さく装着感が良くなっているという。ちなみに製品名「224s」のsは「スモール」のsだ。
発売時期は未定ながら「秋くらいにはリリースしたいと考えている」とのこと。価格も未定だが、TGシリーズがベースのカスタムIEMから3、4万円ほど値引きした価格になっていることから、「(224が約13、4万円なため)10万円を切る製品になるかもしれない」と語っていた。
■Bower&Wilkins, Denon, Kimber Kable
D&MからはデノンやB&W、Kimber Kableのポータブル製品が一挙に集結。中でも、デノンから今月頭に発売されたばかりの完全ワイヤレス「PerL Pro」「PerL」が注目を集めており、多くの方がパーソナライズ機能などを試そうと訪れていた。
■アルファ☆デシベル
カスタムIEMを手がけるアルファ☆デシベルからは、新たなオプション「ネイリストデザイン」が登場。その名の通り、ネイリストの方がハウジングをデザインするものだ。現時点では今月18日からの受注開始を予定しており、料金は片耳あたり3、4千円程度を見込んでいるとのこと。
602B
■Campfireコミュニティ「#オトモノ」
オーディオ評論家の野村ケンジ氏が参画するイヤホンコミュニティ「#オトモノ」は、近日スタート予定の新プロジェクト「The 韻 - the in -」を出展。#オトモノではプラナー+BAドライバーの製品などを手掛けてきたが、プラナー1発を試してみたところ思いの外良い音だったため、製品化したという。
主催の安藤省吾氏によると「RHAの『CL2 Planner』を彷彿させるような懐かしいサウンドだったので、ジルコニアセラミックのハウジングで見た目にもCL2のような雰囲気を持たせた」とのこと。クラウドファンディングのプロジェクトは今月末スタートを予定しているそうだ。
■ブリスオーディオ
ブリスオーディオは銀線を導体に使用したリケーブル「SHIROGANE Ultimate」を出展。銀線ケーブル試作機「Silver Concept」をブラッシュアップさせた製品で、音作りなど含め完全にイチからの開発となったが、他イベントでも好評を博しており「開発する意義があった」と語っていた。4芯モデルは税込30万円、8芯モデルは税込50万円を見込んでおり、夏頃の発売を予定。
また、Meze Audioのヘッドホン「Elite」、Focalのヘッドホン「Utopia」それぞれ “専用” に開発したというリケーブルも出展していた。こちらは発売時期未定、30-35万円程度を見込んでいるという。
■NG Audio
中国・深センのイヤホンブランド・NG Audioが日本に上陸。静電ドライバー8基を含む15ドライバー機「EREBUS」をはじめとした製品群を展示していた。EREBUSは参考価格71万円という高額ながら、中国では発売から約1年間で200機ほど売れているらしく、まさに「中国で勢いのあるブランド」だという。
発売時期は現在調整中とのことで、「まずはEREBUSから展開していきたい」と語っていた。また、同じく中国のブランド・SHIMPHONIOから平面磁界駆動ドライバー搭載イヤホン「P-ZERO」も参考出展。こちらも参考価格73万円と高額なモデルで、発売時期はまだ未定とのこと。
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