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公開日 2023/09/07 12:20
日本では2024年初旬に発売予定

米Sonos、ポータブルスピーカー新世代機「Move 2」発表。ステレオ再生対応、バッテリーも2倍以上に

編集部:杉山康介
米Sonosは、ポータブルスピーカー新世代機「Sonos Move 2」を発表。9月20日より全世界(一部地域を除く)にて発売予定で、日本国内では2024年初旬からの販売を予定している。なお、日本円価格は未定だが、本国サイトでは449ドルで予約を受け付けている。

Sonos Move 2

Sonosは2019年(日本では2020年)にブランド初のバッテリー内蔵ポータブルスピーカー「Move」を発売。Move 2はその後継となるモデルで、機能やデザインのアップグレードが行われているという。

Moveがトゥイーター×1、ミッドウーファー×1のモノラル再生だったのに対し、Move 2はデュアルトゥイーター搭載によりステレオ再生に対応。徹底的に改良された音響構造と精緻なチューニングのウーファーによって、どこにいても幅広なステレオサウンドと豊かな低音を響かせるとしている。

Bluetoothに加え、より高音質な音楽再生が可能なWi-Fi接続にも対応。また、BluetoothとWi-Fiへの同時接続機能によって柔軟性が向上したとのこと。このほか、別売のライン入力アダプターを使えばターンテーブル、PCなど別機器との有線接続もできる。またBluetoothとWi-Fiの同時接続機能を備えたことで、Bluetoothでコンテンツを再生しつつWi-Fiでグルーピングするなど柔軟性が向上したという。

Trueplay自動チューニング機能によって、周囲環境に合わせてサウンドを常に最適化。場所を問わずプレミアムなサウンド体験ができるとアピールする。

連続再生時間は最長24時間と、Move(最長約11時間)の2倍以上のバッテリーを実現。スマホや電子機器の充電にも使えるUSB-Cポートを備え、アウトドアシーンでも活躍するとしている。

製品の背面図

筐体には再生プラスチックを用いるほか、バッテリーを交換可能としたことで製品寿命を延ばした設計を採用。さらにアイドリング時のエネルギー消費を40%以上削減、パッケージには持続可能な方法で調達された素材を使うなど、Sonos史上最もサステナビリティに配慮した作りになっているとのこと。

天面には静電容量式ボリュームスライダーなど、今年3月発売の “Eraシリーズ” と同じ新しいユーザーインターフェイスを搭載。ほかAmazon AlexaやSonos Voice Control(英語、フランス語のみ)での音声操作や、Sonos公式アプリ、AirPlay2、Bluetoothを介しての操作も行える。

静電式ボリュームスライダーなど新UIの操作系統を備える

本体は頑丈な外装設計とIP56の防塵・防水性能によって、落下や水、日光への耐性を確保。カラーはブラック/ホワイトに加え、ニュートラルな色調で屋内外の美観を引き立てるという「オリーブ」の3色をラインナップする。

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