トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2024/03/08 11:00
初代モデルを再設計した「SednaEarfit ORIGIN」も同時発売

AZLA、人肌で柔らかくなるTPEイヤーピースの第2世代「SednaEarfit XELASTEC II」

編集部:成藤 正宣
アユートは、同社取り扱いブランドAZLAから、温められると柔らかくなるTPE(熱可塑性エラストマー)製イヤーピース「SednaEarfit XELASTEC II」、およびイヤーピース第1弾モデルを医療用メディカルシリコンで再設計した「SednaEarfit ORIGIN」を、3月16日に発売する。各モデルのラインナップ、および税込価格は以下の通り。

■「SednaEarfit XELASTEC II」(全6サイズ:SS/S/MS/M/ML/L)
・3サイズ/各1ペアセット:3,850円
・1サイズ/2ペアセット:2,750円

「SednaEarfit XELASTEC II」(MSサイズ)

SS/S/MS/M/ML/Lの6サイズ展開

■「SednaEarfit ORIGIN」(全6サイズ:SS/S/MS/M/ML/L)
・3サイズ/各1ペアセット:2,420円
・1サイズ/2ペアセット:1,650円

「SednaEarfit ORIGIN」(MSサイズ)

SS/S/MS/M/ML/Lの6サイズ展開

■SednaEarfit XELASTEC II


2020年に発売した「SednaEarfit XELASTEC」を、新たに培った技術やノウハウによって改良した後継モデル。前モデルと同様、独KRAIBURG TPE社の高品質なTPE素材を採用。熱を加えることで柔らかくなる本素材の特性により、耳に装着すると体温で軟化して変形し、耳道に吸い付くように密着する。このため、耳道の特定部分に負担が集中しにくく、長時間でも快適に装着できるとしている。

熱で柔らかくなるTPE素材により、快適なフィット感を実現

本モデルでは、サイズごとに2種類以上のテンプレート(金型)を用いて製造することで、TPE素材での二重構造設計を実現。軸部がより強化され、イヤホンノズルへの装着安定性が高まったという。また、サイズごとにイヤーピースの高さも変えており、より快適なフィット感を追求した。

二重構造設計によりイヤホンへの固定力も強化

軸穴の形状は、前モデルから引き続き、イヤホン側から耳側の開口部までほぼ一直線となった独自のストレート内部構造を採用。高域の減衰を抑えつつ音の直進性を確保し、広いサウンドステージと、鮮明で高域から低域までバランスの良いサウンド傾向が楽しめるとする。

イヤホン側から耳側までほぼ一直線のストレート型内部構造

これに加え、医療用メディカルシリコン製イヤーピース「SednaEarfit MAX」で初採用した「ハニカム構造コアレスワックスガード」を、TPE素材の本モデルにおいても実現。イヤホンから出る音の伝達をできる限り妨げず、ゴミや異物の侵入を防ぐ。さらにコアレスの一体成型で柔らかいため、ダンパーとして圧迫感を低減する役割も果たすとしている。

「ハニカム構造コアレスワックスガード」も採用

サイズのラインナップは、SS/S/MS/M/ML/Lの6種類を展開。連続する3サイズを1ペアずつ(SS/S/MS、S/MS/M、MS/M/ML、M/ML/L)、または1サイズ/2ペアのセットにて販売する。軸穴の内径はφ3.6mm。

6サイズを展開し、サイズごとに高さを変えて最適なフィット感を追求している

■SednaEarfit ORIGIN


同ブランドのイヤホン用として独自開発し、国内では2018年に単品発売したイヤーピース第1弾「SednaEarfit」をベースに、最新技術と医療用シリコンを用いて1から再設計を行ったというモデル。

初代「SednaEarfit」を再設計したモデル

軸部が傘部よりも長いキノコ型のシルエットを踏襲しつつ、イヤホンノズルへの固定力が高まるように軸部を再設計。また軸穴の形状も、イヤホン側から耳側までほぼ一直線のストレート型をベースに、耳側先端に向けて広がるホーン型開口部を組み合わせたハイブリッド構造を採用。特定の音域を強調せず、高域から低域までバランスよく明確に届けるとしている。

軸部と軸穴内部の形状を刷新。傘部の素材には低刺激の医療用メディカルシリコンを採用した

傘部の素材には、「SednaEarfit MAX」などと同様、KCC SILICONE社の医療用メディカルシリコンを採用。低刺激性としなやかな弾性、パウダリーな質感により、耳道に優しくフィットさせる。

また傘部の構造は、耳に触れる部分に向かうほど厚みが薄くなる、独自のテーパード型構造を採用する。耳への圧迫感を抑えつつ高い遮音性も両立したと謳っている。

サイズのラインナップは、SS/S/MS/M/ML/Lの6種類を展開。連続する3サイズを1ペアずつ(SS/S/MS、S/MS/M、M/ML/L)、または1サイズ/2ペアのセットにて販売する。軸穴の内径はφ3.6(最小部)mm。ノズルの細いイヤホンに取り付けるための細軸ノズルアダプターも同梱する。

細軸イヤホンにも装着できるようアダプターを同梱

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB